高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

星州へ

2019-05-24 11:54:19 | 日記

5月24日

大型バスにて釜山から北へ、東アジア地球市民村の今回の会場の星州へ2時間あまりかけて移動。ここは米軍の迎撃防衛ミサイル、サードが配備された地域でもあり、会場は、円仏教のお寺でもあった。東学ともつながりがあるようなのだが、歴史でただ習い名前だけ覚えている「東学党の乱」の東学なのだが・・、??? 日本が韓国を侵略した直接的な一因がこの東学の勢力排除のようなんだが・・・、 帰ってから勉強しなおそう。

               

午後から大会のオープニング。糸島の藤井さんと韓国コーディネイターのファシリテーション。 総勢は90人ほどでしょうか・・、全日参加しない人も含めると総勢は180人ほどの参加らしい。

 今の気持ちを描いて想いを述べ合うコミュニケーション・アイスブレク。昨年の大会でお会いした韓国のフリースクール「旅行学校」(高校生年代の生徒30人くらいが教師とともにほんとうに世界中を旅している認可型のフリースクールなのです!!)、そのときは主催者の校長先生に話を聞いただけだったので「ホントカイナ!?」と思いましたが、その生徒さんとグループになって話しました。

夜はサード配備されている集落さんさりへ。その反対運動を描いたドキュメント映画を村の野外テントの中でみた。反対運動の中心はお婆さん達なのです。 朝鮮戦争の悲惨な体験をもっている年寄り達で、今は農業をコツコツとやっている平和な村にある日、突然迎撃ミサイルの配備が決まったのです。すでに二基が配備された米軍基地があります。政府の説明では北からの脅威に対抗する迎撃基地だというのですが、弾道から考えると南韓を狙ったミサイルは打ち落とせるはずはないらしい。明らかに沖縄の米軍基地の攻撃への迎撃目的と民衆は考えているらしい。 もう悲惨な戦争は嫌だ、平和な村を子孫にのこしてゆきたいというお婆ちゃんの心うちに感動した。 沖縄問題にもリンクしている・・・。

映画開催時は、村人も集まり、会場はもっと満杯状態となりました。おばあちゃん三人も登壇してのトークもありました。

終わったあとは、ちいちゃなおばあちゃんとハグしました。

今回の大会の大きなテーマは、「平和への祈り」なのです。

コメント
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