反省しても仕方がないと、自己的言い訳をできるほどに、今日は自己的には精神的に平和な晩だった。
明日は新潟へ早朝から移動します。
昨日はNPO法人ねおす共育ファンドの理事会と総会を開催しました。
子ども達が様々な地域で自然体験学習ができるように、その移動交通費を補助しよう。そして、若者が社会体験を積める場と機会を創出することを資金的にバックアップするのが目的のNPOです。
この資金を集めることは、「ミッション」が分かりやすいようで「わかりにくい」のでちょっと苦戦をしています。
同時にこの制度を知ってもらう、特に後者の若者支援「そだちば」プロジェクトについて、お伝えすることが結構難しい。 若者が社会体験を学生時代から積み重ねておくことは、混迷を深めていく時代において、重要なことだと思い、企業雇用のためのインターンシップとは一味違った、社会的インターンシップの場をたくさん創出することは、社会に必要とされることだと信じてやまない私です。
だから、その資金獲得のためにファンド型NPOを立ち上げたのですが・・・。
今日は、若者支援NPOのLink-Nextの代表と、どうしたらこのインターンシップ応援の仕組みを広げてゆけるか議論・Back Castingをしました。
◆なぜ、そだちば(ワークキャンプ、社会的インターンシップ制度などいろいろと言い方がある)なのか?
・自分の居場所(仕事と暮らし)を自分で創れる人になって欲しい。
・仕事と暮らしをバランスよく混ぜ合わせられる人になって欲しい。
・これを体験的に考えてゆける、学べる場と機会を創出したい。
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◆そのための、受け手側の課題は何か・・・
・受け手側も若者と触れ合うことで学び合う姿勢と態度 →若者は 教えてやる人、労働動力ではない。
・若者=よそ者感がないか? 若者の意見やアイディアをまずは受け止め、柔軟に対応すること。
・教えるというよりも、伝える、気づかせる手法がわかっていない。
◆送り手・若者側の課題は何か・・・・
・モチベーションの醸造・・・そのやり方、プロセスメイキングができていない。
・若者にこの制度の思いを伝えることができる核となる支援者、巻き込み役がいない、少ない。
・社会的な貢献はしたいが、それが何か理解できていない。
「地域づくり・地域貢献をしたい」という思いがあっても、いったい地域づくりとは何かがわかっていない。 被災地支援は地域が欲しい支援がわかりやすくあるが、過疎が進む地域や町村の課題は若者にわかりにくい。
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◆受け手側
何をもって「そだちば」活動とするのか、その物語をしっかりとストーリーたてる。
ストーリーの見せ方は多様な方がいい。 文章、パンフレット、写真、HP, ブログ、他者からの感想等のコンテンツ・情報
◆送り出し側
コンテンツ・情報はたくさんあった方がいい。
受け手側の活動がわかるさまざまなコンテンツを上手につかって、この仕組みの良さを知ってもらうための伝え方の技術を学びたい。
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ここまで2時間話し合って見えてきたこと・・・
☆ 地域のリーダー・受け手側となる40代から50代が、「世代を繋ぐ」役割を認識していない。
☆ 学生に直接対峙している大学の教官やボランティア紹介は、単なるハローワーク化している。
☆ 送り手側の窓口を広げてゆく。 送り手と受け手をつなぐ存在・機能(中間支援)を充実させる。 連携も模索する。
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共育ファンドの呼びかけで、社会的インターンシップ・若者育成支援をしているNPOや実際に活動している若者を加えた情報交換会をしよう!!