高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

シャケ遡上開始

2005-09-18 21:26:32 | 日記
二、三日前は、何もいなかった。 今日、のぞいてみるとたくさんいた!!シャケの遡上が始まった!!

自然学校のすぐそばに、朱太川の支流・幅1,5mほどの川がある。この川の上流を生まれ故郷にするシャケ達が帰って来ているのだ。最後には、幅50cmもあるかという細い水流を遡上してくる。その最終地で、彼らの懸命な姿を見ることができる。

下流の梁での捕獲をあまりしなくなったのだろうか? これまでに見た以上に遡上している気がする。

重なり合いながら、うようよと、最後の細い水流を右へ左へとのぼりつめようとする姿は、感動的だ。 身体は傷つき、目はとろけるように虚ろになっても、向かう水流に必死に我が身を留め置くために、身体をくねらせ、時折、一気に尾をたたきつけるようにしてのぼる。 まさしく、「登る」

生きるとは、「前に進むこと」なのだ。
そう感じざるを得ない・・・。
私達の本能も同じはずだ。
生きるとは、
何があっても、前に進むことなのだ。

感動と感傷にふけりながら、自宅に帰ると・・・
一緒に見ていた 彼女が・・・・

「シャケ 食べよう!!」っと
わたしゃ 食べられんと ソバを作ってもらったが・・、

足りないので・・、
気がつくと・・・
残り飯に イクラを乗せて 食べていた。

人間とは・・?
命題が変わりそうだ。
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問いかけのチャンス

2005-09-18 20:44:15 | 日記
◆午前中は、K先生と町内ミニエコツアー、午後からは歩きはじめたばかりの子もいる三家族と過ごしました。研修所は、幼児さん5人、小学生2人で賑やかになりました。 身近に小さい子がいなくなっているので、一挙手一動、じっと見つめていましたが、時には私にも全員の視線を感じておりました。
 お互いに「新種」に出会っていたようでした。

◆学校の敷地を流れる一木川で15Cmはある太ったみごとなドジョウを4匹も捕まえました(あとで放流)!! びっくり。 小エビもたくさん捕れました。水槽に元気なエビさん達を入れて、ガラスにみんなでへばりついて観察していると、2歳のKHちゃんが、死んでいるエビを発見。「死んでる」 生きてるエビと死んでるエビをいつ頃から見分けるようになるんだろう・・??

◆山村留学の見学に岐阜からやってきた、H親子もご一緒しました。 

◆短い時間でしたが、初めてのお子さん達と過ごした時間は、貴重でした。瞬間瞬間のチャンスをつかんでの問いかけに楽しい緊張がありました。
「あっ! 雲が山より下にある」と食堂から山々をみるYT君・・すかさず
「あの雲はどこから来たんだろう・・・ 空から?かなあ?」

「あっ! クモの巣だ」と軒先の大きなクモを発見。
チャンス到来!!
クローバーの葉をひとつ取って、「これ蝶ちょ!」と
パタパタ飛んで・・・雲の巣の端っこにくっつけると・・

「エビが泳いでるう」
チャンス到来!
「足!!」 「そおかあ?」
「エビかき まねできるぅ?」

「これ、なあに?」
チャンス到来!!
「これでみてみるかあ」と 特別なルーぺを出してのぞくと
「わあ! 森みたいだア!」

小さいお子さん連れの親子と森を自然歩きをしたいなあ。




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