気の向くまま日記

広島の気功整体師の日常から~
日常の生活のなかで感じたこと
日々の写真、食べ歩きなど気の向くまま綴っています。

頭が腰痛?幻想の世界

2011年06月28日 | 臨床日記

蒸し暑い日が続きますね 
たまには、仕事場でのことなど書いてみようと思います。以前「頭が腰痛?」という記事を書いたことがあるのですが、そういうことはけっこうあるのです。

      

仕事で腰を使い痛めされた女性がこられました。病院で検査したが骨には異常はなく、仕事を休み10日間治療を受けたものの、良くなるどころか ますます痛みはひどくなり、右足を引きずるようにして入ってこられました。

「治るんでしょうか?仕事をやめたくないんです」
悲痛な表情です。

病院で治ってしまう病状の方は、それで終わり、ですから、私のところに来られる方は当然、病院ではどうにもならなかったという方ばかりなのです。

施術後、まだ痛みは残るものの、足を引きずることなく歩けるようになり、椅子に座ったり立ったりする動作がかなり楽に行えるようになってお喜びになり、早く治したいということで3日後の予約をして帰られました。

3日後・・・
足を引きずることなく入ってこられました。

「どんな調子ですか?」
「・・・ほんの少しはいいようなんですけど、あまり変わらないような・・・あと一週間で仕事に出なければいけないんです。それまでに治りますか?一ヶ月くらい休まないとダメですか?それとも、もう仕事やめなければダメですか?早く治したいんです。なんとかなりますか?」

一番悪かった患部に手を当ててみると、大幅に改善しています。
「最初よりかなり良くなってるんですけど、あいかわらず痛いんですか?」
「えっ!?良くなってるんですか?」

いすに座ったり立ったりの動作をしてみてもらうと、腕や体に「ウン!」と力を入れて座り、
立ち上がる前に「エイヤッ!」と体中に力をみなぎらせ歯を食いしばって立ち上がっています。

そこからカウンセリングに入りました。
「早く早く」というアセリがかえって治りを遅くすること。
今の状態を受け入れて、「しょうがない」とあきらめると、返って早く良くなること。

”今現在”の状態ではなく”過去の記憶”で『痛いもの』と決めつけてないですか?

彼女の座ったり立ったりする動作の真似を、私が大げさに、歯を食いしばって力いっぱいに演じて見せてあげると、彼女は大笑いをはじめました。

「ああ!私、それをやってました!」

『痛いもの』という決め付けの幻想、妄想のなかで、動くときは前もって力が入り、車にたとえるとアクセルとブレーキを同時に踏んだように身動きが取れなくなり、体はますます硬くなっていたのでした。

「ああアホくさい!力が抜けました」

次の瞬間立ってもらうと、彼女は力も入れず、スッと立ち上がったのでした。

「あれっ!?痛くない!」

 

”痛み”というものは最初は肉体的なものであって、それ自体は、ほおっておけば自己治癒力によって時間とともに治っていきます。ところが「早く早く」というアセリや「治らないのではないか?」という不安、恐怖が治りを遅くし、頭の中で堂々巡りを繰り返すことでドンドン幻想の痛みを作り出すことさえあります。

その幻想の中にドップリと浸かっている限り、本人はなにをやっているのかわけがわからず、そこから抜け出すことが出来ないのです。

私のお役目は、
ご縁の方を幻想の世界の堂々巡りから救い出してあげることなのだと思っています。

 


道後の町屋 湯の町バーガー

2011年06月27日 | 食べ歩き

週末は所用で奥さんの実家に行ってきました。ランチは道後温泉の商店街にあるカフェ、愛媛県松山市道後湯之町14−26「道後の町屋」に初訪問です。

湯の町バーガー650円。この店のランチはドリンク代+いくら、というあくまでコーヒーがメインのカフェという設定のようです。

       

      

このボリューム  ちょっと食べるのがたいへん 味はたいへん美味しいです 

      

こちら、ジャコ天バーガー。
ジャコ天もパンもおいしいですが、組み合わせると、やはり違和感がありますねえ  

レトロモダンなカフェ空間というキャッチコピー。和室からアジサイの咲く庭を眺めます。 

 

デザートもコーヒーもおいしかったですよ  

      

大正末年の建物を店舗用に改装したというお店。表は道後郵便局舎と奥は局長宅ということ。 厨房と喫煙席が表側にあり、渡り廊下を通って奥が和室の禁煙席になっています。  

道後の古い伝統を残したほっと落ち着けるいいお店です。 

 

 


さんや まぜ麺

2011年06月24日 | 食べ歩き

今日のランチは広島市安佐南区緑井2-5-20 今年5月に川内から緑井に移転オープンした「さんや」に訪問です。

まぜ麺650円です。ネギとゴマが大量にかかっています。
これをよ~く混ぜてひと口、ふた口すすると、なんだか「薄い?」たよりない味に感じるのですが、食べ進めるにつれ、「ああ、これくらいでヘルシーでちょうどいいんだな」という感じになってきます。 

いつもは「濃い味」に慣れすぎているんだな、と感じさせてくれる、素材の味を生かした薄味で勝負の珍しいお店です。 

喫茶店だったところを居抜きで使っておられるんでしょうね。店内は喫茶店そのものです。

 


沖縄首里城

2011年06月22日 | 観光、行楽、旅、紀行

美ら海水族館と並んで、沖縄の2大観光名所ともいわれる首里城に到着したのはレンタカーの返却時間1時間前。駆け足で約30分ほどの滞在で主要なところの写真だけ撮ってきました  

正殿と御庭(うなー ) 赤、白、青の強烈な色彩 

下之御庭の中央にある首里森御嶽 

復元された王座 

冊封七碑(さっぽうしちひ) 

園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん) 

守礼門をあとにして大急ぎでレンタカー返却に、

空港周辺の那覇の町はかなりの渋滞でしたが5分遅れくらいでセーフ 

空港では少し時間があったので、BLUE SEALのソフトクリーム 

      

17時45分発で沖縄本島を眼下に眺めながら広島へのフライトでした。 

 

 沖縄でお世話になった皆様、本当にありがとうございました

 


斎場御嶽(せーふぁうたき)

2011年06月21日 | 観光、行楽、旅、紀行

知念岬の絶景を眺めた後、すぐ近くの世界遺産、斎場御嶽(セイファーウタキ)に寄りました。

ウィキペディアより、
15世紀-16世紀琉球王国尚真王時代の御嶽であるとされる。「せーふぁ」は「最高位」を意味し、「斎場御嶽」は「最高の御嶽」ほどの意味となり、これは通称である。正式な神名は「君ガ嶽、主ガ嶽ノイビ」という。』

      

 三庫理(さんぐぅい)という巨石ふたつが寄り添って三角形を作っている場所。

これを通り抜けると・・・

 久高島遥拝所に出ます。

植物によって作られた円形の窓から遥か久高島を望みます。

      

久高島のガイドさんの話によると、昔はここもかなりのパワースポットだったが、世界遺産になり観光客がたくさん入り、今ではパワーが無くなっているとのこと。確かに、私も先に久高島に行ったこともあり、ここではあまりパワーを感じることはありませんでした。 

 

 


神の島 久高島

2011年06月20日 | 観光、行楽、旅、紀行

最終日、朝7時から名護市のファミリーの施術をした後、8時すぎに出発で沖縄高速を走り、安座真(あざま)港に向かい10時発のフェリーに乗りました。ちなみに6月19日までは沖縄高速道は無料だったのでした
 ラッキー 

ここから約25分の船の旅 
一般の観光客はあまり行くことのない、神の島と呼ばれる沖縄最高の聖地に向かいます。
強い海風が ビュウビュウ全身に当たり、俗世間のホコリを吹き飛ばして清めてくれるみたいです 

前方にまっ平らな島が見えてきました。

徳仁港に到着です。

強烈な日差しの下、ジリジリと暑い・・・ 

はずなのですが・・・???
 

なぜか 肌にザワザワと寒気のようなものを感じます 

この土地のすごいパワーのなせる業なのでしょう。
最初はかるい頭痛や気持ち悪さも感じたのですが、しばらくすると慣れてきました。

自転車で廻る方法もあるのですが、あまりにも暑いのと、せっかく来たのだからしっかりとまんべんなく見たいので、2時間5500円のガイドツアーをお願いしました。
軽自動車に乗せて案内してくれます。島内はすべて時速20キロ以下走行です。

イシキ浜の入り口。 右側は拝み所。

いしき浜はニライカナイの「対岸」にあるとされ、五穀の入った壷もこの浜に流れ着いたと言われる浜。

サンゴ礁の浜はすでに日本とは思えない風景 

次に向かったのは、島の最北端カベール岬

 「琉球の祖神・アマミキヨが降り立った場所とされます。同時に海の神様・竜宮神が鎮まる場所でもあり、ヒータチの大漁祈願はここで行われます」
植物が本土と全然違います。



ガイドのウチマーさん。
真っ黒な肌でいかにも現地の人。
丁寧に案内していただきました。 

      

最北端から反対側に引き返します。 

西海岸から沖縄本島を望む。
こちら側の海ははまた色が違う・・・ 

南国の異様な植物の間を抜け、聖地の中でも最高のフボー(クボー)御嶽(ウタキ)へ。

 

この最高の聖地は神に仕える人たち以外は立ち入り禁止となっています。 

しかし・・・

立ち入り禁止の前まで来ると・・・

それまで以上に、手のひらにビリビリとくる感触が強まったのでした  

島全体が神への祈りで満たされている島・・・ 

日本国であって、

日本で無い島です。

 

 


パーラーわかば 平ヤーチ 氷ぜんざい

2011年06月19日 | 食べ歩き

沖縄県名護市の地元ムード満点のディープな店「パーラーわかば」に訪問。

 平ヤーチ5枚500円。沖縄のお好み焼きということですが、韓国のチジミに似た感じ。
おやつとしては一枚でいいです 

メニュー表がベタベタと貼ってるしきりの裏が厨房で小さい窓口から名物ママさんらしい人が早口の沖縄弁でまくしたててきます カメラを向けるとすぐに奥に引っ込んで結構シャイな人  

 

      

ぜんざいはわりと大きな豆が使ってあります。 

海岸沿いではなく、街はずれにあるのですが、海の家のような トロピカルムード満点のお店です。

 

 


創食家「縁」 タコライス

2011年06月19日 | 食べ歩き

名護市での夕食は海岸沿いにある創食家「縁」です。

タコライス。タコは入っていません(笑)
メキシカンのタコスをライスで沖縄風にアレンジしたオキナワン。ケチャップ味が強い。

      

地元ヘリオス酒造の地ビール、ペールエール。コクが強いビール。2杯目からにおすすめ。
1杯目はやはり地元のオリオンビール。こちらはスッキリアッサリ。渇きを潤すゴクゴクタイプ。

ゴーヤのおひたしと島らっきょう。夏には苦味がいい。