私自身のこと・・・
私は中学生のころから極度のあがり症で対人恐怖症的な時期も経験し、人前に出ることが極端に嫌いでした。年をとることで少しずつはマシになってきましたが基本的なところは変わっていませんでした。
昨日のこと、私は気づいてしまったんです。
自分の嫌っていた性格のその反対側にあるものを。
青年時代からずっと私が親しくつきあい親友と呼べるような人は「クソ度胸」で人前でなんでもできる人気者でした。
私は自分には「無い」と思っていた。
でも自分とは正反対に見えるその友人たちは私の裏側のセットとして存在していたのです。はじめから自分の相対を見せてくれていたのに、あまりにも自分自身の一面を嫌っていたがゆえに、その反対側を「それは自分ではない」として受け取れなかったのです。でもはじめから”あった”のです。
昨日、両極を受け取ることができました。
ここまで私を見守ってくださったすべてに感謝しかありません。
ありがとうございます。
2極、相対の片一方では救われないのです。
過去を反省し、努力改善し、少しでも良い未来にしようとすることでは、現実を変えることはできなかったのです。一時的によくなってもまた堂々巡りの繰り返しにはまってしまうのです。
反対側にあるもうひとつの自分を受け入れること、統合すること、あらゆる相対を超えることしか救われる方法はありません。
私は救われました。
ということは私に縁のあるすべての人はもうすでに救われているということです。
私はすべての相対を超えた世界にみんなといっしょにいきたいのです。
ほんとうの”意識”のあるところ。
もともと私たちはそこから来たことを思い出すのです。
内側の両極を統合し相対を超えることによって。