気の向くまま日記

広島の気功整体師の日常から~
日常の生活のなかで感じたこと
日々の写真、食べ歩きなど気の向くまま綴っています。

珈琲探究その7 コーヒー豆

2013年05月17日 | 珈琲、ウクレレ、趣味

これまでミルやドリッパーやプレスやサイフォンなど、器具や淹れかたを紹介してきましたが、コーヒーの味に最も重要なのは「豆」であることは言うまでもないでしょう。

豆はブルーマウンテンなど高級のものに、お金を払えば払うほど美味しいのはわかりきっています。
私のコーヒーに対する考え方は、
1.コーヒーを飲むのは毎日のことであるから、ランニングコストはできるだけ抑えたい
2.コストの安い豆でいかにしたら美味しいコーヒーを作れるかの技術を身につける
3.ひたすら自分の好みの追求

1.2.についてはランニングコストを抑えるために初期投資はけっこうかかりましたから、自分でも笑ってしまいます。
でもそこんとこを楽しんでいるわけですから、いいんです(笑)

3.については幸いにも、奥さんも私の好みと傾向が同じでよかったのですが、私たちはコーヒーの酸味はあまり得意ではなく、味の文章表現は難しいのですが、あえて言葉にすると、苦味とコク、ほんのりとした甘みと香ばしさ、これを求めているのです。

コーヒー通に評価の高いモカやキリマンジャロは酸味が強く、これらは苦手で、私たちの好みは、現在のところストレートではガテマラ(グアテマラ)、ブレンドでは深煎りのストロングタイプということがいろいろと試してわかってきました。

     

 そして一番お世話になっている豆やさんはこちら。
広島市中区東白島町7-18 (株)寿屋珈琲飲料社 本社工場

広島市の喫茶店の標準的なレギュラーコーヒーの味を作り出しておられる会社。
じつは内緒の話(笑) 幟町に直営店があるのですが、工場のほうがさらに安く買えるのです。
100gあたり300円位でおいしく新鮮な豆が買えます。本来こちらは工場で卸専門でしょうから小口買いが多くなったら困るかもしれませんけど、私は仲良くさせていただいています

 


珈琲探究その6 金属フィルター

2013年05月11日 | 珈琲、ウクレレ、趣味

フィルターは紙か布かと思っていたら、金属もあるんですね。ハリオ式カフェオール・ドリッパーを試してみました。

コーヒープレスなどよりかなり細かい目のステンレスメッシュのフィルターです。色は3色あるのですが、ちょっと変わったピスタチオグリーンにしました。

     

金属フィルターはオイル成分を通し、プレスよりかなり細かい目なので粉は通しにくいのです。たしかにこれで淹れるとプレスとペーパードリップの中間的な味という感じです。粉は全くでないわけではないのでスッキリ感にはかけます。

プレスが好みである私にとっては、なかなかのすぐれものであると思います。取り扱いが簡単なのもいいですね。問題点としては、何度も使っていると目詰まりしてくるのではないかということと、金属メッシュがラジエーターのような役割をするようで、温度が下がるのでペーパードリップよりも熱めのお湯で淹れたほうがいいようです。

 


珈琲探究その5 ハリオ式V60透過ドリッパー

2013年05月04日 | 珈琲、ウクレレ、趣味

円錐形のペーパードリッパーはコーノ式が元祖のようですが、なにしろこの元祖様の器具はサーバーまでそろえると値段が高い。それより3分の一程度の価格のハリオ式を試すことにしました。

真ん中に大きな一つ穴と渦巻状のリブが特徴です。ハリオ製品はサイフォンもそうですけどデザインが非常に美しいですね。機能性と美術的な美しさとを兼ね備えていて見ているだけでもワクワクします。

カリタ式に比べ穴が大きいということは、お湯が早く落ちるということで、ドリップの仕方によって、早く落とせばアッサリと、ゆっくり落とせばコッテリとというふうに、かなり味が変えられるということです。

一杯分をドリップしたあと。カリタ式よりもドリップに集中力が必要ですが、仕事場で一人分を淹れるには非常に気に入りました。ペーパーフィルターでネルドリップに近い味を出すために考えられた方式というのもうなずけます。

 


珈琲探究その4 ネルドリップ

2013年04月23日 | 珈琲、ウクレレ、趣味

奥さんが友人に「最近主人がコーヒーにはまってしまって・・・」と話したら、その友人は「おたくのご主人ならそのうちネルドリップやりだすんじゃない?」と言われたそうで、それを聞いた私は、『いやいや、とてもとても・・・そこまで手を出す気は・・・でも・・・ネルって、いいんだろうねぇ・・・やっぱり試してみようかな・・・』

     

ということで、やってしまいました(笑)

私がネルドリップと初遭遇したのは今から20数年前、神奈川県藤沢市に住んでいたころ、仕事でちょくちょく行っていた鎌倉でのこと。大仏さんにほど近いところにある有名なコーヒー店で出会ったのだった。

ペーパードリップしか知らなかった私は、マスターが手にしているモノを見て
「布で淹れるんですか?」と不覚にも怪訝そうにたずねてしまった・・・
そのとたん、マスターの目がキラリと光り・・・ 
お客さん、あんた、広島県民、だね!」←(これはケンミンショー)

マスターからネルドリップがいかに、最高の淹れ方であるかというウンチクを、懇々と聞くハメになったのであった。。そのウンチクの全ては忘却の彼方だが、そこで飲んだコーヒーのコクの深さはしっかりと記憶に刻まれた。

それで、自分でネルドリップで淹れたコーヒーはというと、やはりコクが深く、まろやかな印象。
ペーパーは脂分を吸着していまうけど、ネルはコーヒーオイルを通し、そして粉は通さないので
”コクがあるのにキレがある”←(古いビールのCMかっ?)

今のところ、やはりこれが美味しいコーヒーをつくる究極の淹れ方なのか、と思う。
ただ、物事にはすべてプラスマイナス両面がある。
ネルを最初に使う時はコーヒー液で煮沸し、使った後は洗剤は使わずきれいに手洗いし、水に浸して冷蔵庫に保管。決して乾かしてはいけない。再び使うときは熱湯を通ししっかり絞って水気を取って・・・

と、淹れる手間以外の管理、取り扱いがブチめんどくさいので、使うのはゆっくり時間のある休日の朝だけに限られるのです(汗)

 

 


珈琲探究その3 カリタ式ペーパードリップ

2013年04月20日 | 珈琲、ウクレレ、趣味

珈琲探究といっても、専門的なことはネットでも本でもそれこそ星の数ほど出ていますから、専門家におまかせするとして、私の探究は珈琲によって呼び起こされる記憶をたどる自分史の探究とでもいう方向になっていっているようです。
今回は日本では一番普及している一般的な淹れ方ではないかと思われる、台形ペーパーと3つ穴ドリッパーのカリタ式ペーパードリップです。

   

私は24歳で結婚する前は自分でコーヒーを淹れた記憶はありません。インスタントは別として(笑)
いつごろから自分でコーヒーを淹れるようになったのか、定かではないのですが、最初は奥さんの手ほどきで、このカリタ式で淹れたように思います。

今ではネット検索すれば、情報や動画がいくらでも出てきて、家にいながら物知りになれますが、当時はまだインターネットというものもなく、無知だった私は蒸らしなどもせず、いきなり普通のヤカンでドバドバと粉全体かき回すようにお湯を注いで、コーヒーの様な味のする液体を作って、「やっぱりドリップで淹れたコーヒーはインスタントよりウマイわー」と喜んで飲んでいました。

今から20年近く前にある人から、コーヒーの淹れ方はまず、粉に少量のお湯をかけ、少し蒸らしてから、ペーパーにはお湯がかからないように中心近くに「の」の字を書くようにお湯を注ぐ、ということを教えてもらいました。でもこの人はシュンシュン沸騰しているお湯を注ぐ、と教えてくれたので、つい最近まで私はそのようにしていました。

今回いろいろと調べてみると熱湯では苦味が強く、雑味も出やすいので92℃あたりがいいようですね。今ではヤカンで沸かしたお湯をドリップポットに移し変えてからドリップしています。ペーパードリップというと、カリタ式の台形のものしか知りませんでしたが、円錐形など別の形もあるんですね。いったんやりはじめると全部試してみたくなる性格なので、そのうちやると思います(笑)

 

 


珈琲探究その2 サイフォン

2013年04月17日 | 珈琲、ウクレレ、趣味

サイフォンはご存知のように上下二つに分かれたガラス容器の上に粉を入れ、下に水を入れ、アルコールランプで熱する淹れ方です。

     

三角フラスコをアルコールランプで熱する・・・学校での理科の実験が思い出されます(笑)
サイフォンでの淹れ方の特徴は、まず火を扱うワクワク感にはじまり、沸騰した水が、下の容器から上の容器に上がり、粉と混ざってコーヒー液となり、火を消して温度が下がると、下の容器に落ちていくという一連の現象が、見て視覚的に非常に面白いことでしょう。

私の友人でかつて高校の先生をされていた方で、人の集まるとことに来るときは大型のサイフォンを3つも4つもかかえて、ガスバーナーと小型ガスボンベなども準備して次々とコーヒーを沸かし、何十人もの人に振る舞い、皆に喜んでもらえることを自分の喜びとする稀有な人物がいました。

その頃の私はコーヒーを淹れることに特に強い関心もなかったので、タダでコーヒーを飲ましてくれるありがたい人だなあ~としか思っていませんでした(笑)
しかし、自分がやってみると、受身でコーヒーをいただいていたのとは、全く違う世界がそこにありました。
珈琲を淹れるという所作そのものが、こんなに面白いものだとは・・・

端的に言えば、できたコーヒーを飲むことよりも、コーヒーを淹れるという所作そのものの喜びのほうが大きいのです。今になって友人先生の気持ちがわかるような気がします。

 


珈琲探究その1 コーヒープレス

2013年04月12日 | 珈琲、ウクレレ、趣味

珈琲探究といっても、私の内なる探究ですので、専門的な話ではありませんが、いくつか書いてみたいと思います。珈琲の淹れ方には様々ありますが、私は今回、珈琲というものに興味を持っていろいろと調べる中で、この淹れ方を初めて知りました。コーヒープレス、またはフレンチプレス、カフェプレスともいいます。

     

なんと!この器具は以前から我が家にあったのでした。「紅茶用」として・・・
これで、コーヒーを淹れるとはビックリでしたが、やってみるとドリップに比べて簡単手軽!
お湯を注いで時間だけ計って金属フィルターを上から押し下げれば(プレスすれば)いいだけですから。

そして、出来上がったコーヒーを飲んでみて驚きました。紙ドリップに比べて格段に濃厚です。コーヒー豆の良いところも雑味もストレートに全部出る感じです。金属フィルターは目が粗いのでオイル成分を通すのでそれがコクになっているようです。

     

問題は、カップの底のほうに微粉が残ることです。口当たりも少し粉っぽいものを感じるので、これは人によって好みが分かれるでしょう。でも、私はこれを飲んで、私自身のコーヒーの原点に触れた感じがしました。

初めて飲んだのに、懐かしい味・・・
あっ!・・・おばあちゃんの淹れたコーヒーの味だ!

50年近く前の話、岩国のおばあちゃんは、当時としてはハイカラだったのでしょう。毎日コーヒーを淹れていたのです。子供時分おばあちゃん家に遊びにいくといつもコーヒーの香りがありました。パンにはもちろんのこと、岩国寿司(押し寿司)にも、おせちにも、焼肉にもコーヒーでした(笑)

中学生くらいから、私も飲んだ記憶があります。そして、その淹れ方が今ではあまり見かけることの無い、パーコレーターだったのでした。パーコレーターで淹れたコーヒー液は底に粉っぽいものが残るもので、これが私のコーヒーの原点だったのです。コーヒーによって呼び覚まされた50年前の記憶・・・

私が珈琲に惹かれるのもこの記憶があるからなのでしょう。

 


珈琲にとりつかれて・・・

2013年04月06日 | 珈琲、ウクレレ、趣味

手挽きのミルを入手して、コーヒーを豆で買ってきて、ゴリゴリ手で挽いてペーパードリップで淹れて飲みだしてから約三週間。いったんやりだすと、トコトンやってみたくなる性格なもんで(汗)道具がどんどん増えてきました。

これまで、何十年も飲み物として飲んできたのですが、単なる飲み物ではなく、嗜好品としてのコーヒーといものは、ホントに奥が深いものなんですね。多くの人がこれに夢中になるのがよくわかりました。私はプロになる気は毛頭無いのです。ただただ、自分好みのコーヒーを突き詰めたいだけです。

豆の種類、挽き方、淹れ方、毎日あれやこれやと試しながら愉しんでいます

 

 


朝の愉しみ♪

2013年03月18日 | 珈琲、ウクレレ、趣味

うちの朝食はパンとコーヒーが定番です。何年も前から粉コーヒーを買ってきてドリップして淹れるのが私のお役目で、できるだけ安い粉で、どうやったら美味しく淹れられるかを研究といっては大げさですが、楽しんでいたのですが、ふとコーヒーミルで豆を挽いてみたい、と思い立ちました。

     

ネットでいろいろ調べて、ミルは重さがあって上でハンドルを廻すよりも横で縦に廻すタイプが、楽に挽けるということで、カリタのダイヤミルに決定!でもこれがけっこう値段が高い・・・

それではと、ヤフーオークションできれいそうな中古を探して、定価の半値以下で落札しました

     

まずは、しっかりと分解掃除をして・・・

豆をガリガリゴリゴリと挽いてドリップして淹れたコーヒーの香ばしくて美味しいこと
粉で買ってきたものとは比較になりませんね。
これから、毎朝の愉しみです


ウクレレ Tears In Heaven

2010年10月22日 | 珈琲、ウクレレ、趣味
エリック・クラプトンの名曲「ティアーズ・イン・ヘブン」をウクレレ演奏したYouTubeを見つけました。いままでわからなかったのですが、やっとこのブログにYouTubeを貼り付ける方法がわかったので、ご覧ください。
もともとギターの演奏の曲ですが、ウクレレでやるとこんなになっちゃいます 
このウクレレは普通のより一回り大きいテナーサイズですのでミニギターのようにみえますが、それにしてもこの奏者は超絶技巧の名手だと思います。

Tears In Heaven