気の向くまま日記

広島の気功整体師の日常から~
日常の生活のなかで感じたこと
日々の写真、食べ歩きなど気の向くまま綴っています。

ミシャ・スタイルの終焉

2017年07月30日 | カープ、サンフレ、スポーツ

J1浦和レッズのミシャことミハイロ・ペトロビッチ監督が解任されました。

一般的なサッカーのスタイル、陣形は守備に何人の選手を置くか、ということで3バックとか4バックというのに対し、
サンフレッチェ広島監督時代に彼は、守備の時は5バック、中間時は4バック、攻撃時は3バックというふうに状況に応じて陣形が変わる可変システムを作り上げました。これは森崎和幸というバランス感覚にすぐれた天才的選手がいたからできたのかもしれません。

そして広島時代は攻撃に比重をかけすぎたために2点取っても3点取られて負ける、といった大味な試合が多かったのですが、そのシステムを引き継いだ森保監督が守備の比重を多くして三度のJ1優勝を飾ったのはご存じのとおり。

ビッグクラブ浦和に移ったミシャ監督はそこで同じ攻撃的スタイルを貫き、日本一金満クラブの潤沢な資金の下、広島からもたくさん引き抜き、いい選手を揃え昨年は年間勝ち数一位と、本来なら優勝だったのですが、チャンピョンシップに敗れ(これも規定だからしかたがない)リーグ戦優勝とはなりませんでした。

人間性も素晴らしいと思うし、私は好きな監督ですが、監督に一番必要な資質「勝ち運」を持ってなかったのでしょう。それに引き替えポイチ監督は4年間で3度のリーグ優勝と抜群の「勝ち運」を持っていました。その二人が今年のほぼ同じ時期に解任ということになってしまいました。お二人とも私は大好きな監督で名残惜しさもありますが、勝負の世界は結果がすべてですからしかたありません。ほんとうにお疲れ様でした。

ミシャスタイルは独特のシステムといわれましたが、各チームの対策が進み今年の初めからは対策のほうが上まわり、もうどうしようもないくらいの状態だったと思います。やはり独特のシステムというものは最初は相手がとまどって有利さが保たれますが、対策が万全にされると今度はもう全く手も足も出せないようになってしまうものだと、見ていて思いました。

ヤン・ヨンソン新監督はオーソドックスな4バックで攻撃的スタイルを目指すそうですが、当然の流れとなったのでしょう。
今日から再開のJリーグ、さてどんな試合となるのか?システムも大事ですがやはり最後のところは「個」のチカラです。
J1残留が唯一の目標となった今、とにかく気合を見せてくれ!


ベロボディアの輪

2017年07月24日 | 最近読んだ本、観た動画

シベリア・シャーマンの智慧を現代に蘇えらせる驚くべき書

ベロボディアの輪  オルガ・カリティディ  角川書店  1997年

シベリアのノボシビルスクの精神病院に勤務するオルガという女医が偶然という必然に導かれ、アルタイ山脈に向かい、古代のシャーマニズムの伝統を現代に受け継いだ老シャーマンと出会い、既知の世界観を根底から覆されるような数々の神秘的な体験をする。筆者のあとがきによれば、プライベートな面の脚色はあるものの、ほぼ自分の体験したものをそのまま書いたという。

 この本を読んでいると「現実」というものと、幻覚、幻想、イリュージョンといったものとの境というものが揺らいできて、実は自分たちが日々、まちがいなく現実と受け止めている「事実」のほうが幻想で、インスピレーションとして与えられる幻覚、イリュージョンといったものほうが「内的真実」と言えるのではないか、と思えてくる。

この地球上には一種類の人間が存在しているのではなく、いろんな進化の枝があり、系列の異なった時空間に存在する多種類の人間がいる。そしてその時間らせんがこの現代において交差する。そのメッセージを伝える装置として、アルタイで1993年に発見されたミイラ(通称ウコクの王女、じつは王女ではなく巫女、シャーマンだったらしい)は今もなお生きている。

2500年前のアルタイの王女は乳がん ロシアTV 2,500 year old Altai princess died from breast cancer

ベロボディアは白い川の土地という意味らしいが、シャンバラと同じような意味で実際の土地ではなく、次元の異なる空間にあるものかもしれない。
筆者は現在アメリカ在住のようだが、20年前にこれを書いた後、今はどのような状態、境地にあるのだろうか?

 


冷めん家

2017年07月21日 | 食べ歩き

猛暑!酷暑の夏になりました。今日のランチは広島市中区十日市町2-9-22「冷めん家」に久々の訪問です。



仕事場から歩いて数分の至近距離にあるのですが、数年ぶりの訪問になります。辛いもの好きの人にとってはさほど辛いとは言えない部類だとは思いますけど、ピリ辛程度は好きな私ですが激辛耐性の低い私にとっては、かなり刺激的に辛く、これを食べるにはちょっと心構えが必要なのです。

でもこの暑さで、ちょっと刺激的なものが食べたくなりました(笑)
ひと口、ふたくち、大変おいしく食べ始めるのですが、だんだんと口の周りから、口の中から、辛いというより痛いような刺激が強くなり、頭からは汗がボタボタ流れ落ちます

数年ぶりの刺激はかなりのものでした。でもこれが、続けて何回か食べると慣れてくるんですよね~
辛い物好きはだんだんエスカレートしてくるのがわかります。私はそこまでやるつもりはないですが・・・
でも時々怖いもの見たさみたいに食べたくなる・・・



メニューは冷めんのみ。カウンターだけのお店で店内は音楽も無く静寂そのもの、ピーンとはりつめた空気。
「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」の声しか聞こえず、お客はみなさん無言でひたすら食べることに集中する・・・
独特の雰囲気をもったお店です。


爆睡してスッキリお目覚め

2017年07月13日 | 臨床日記

梅雨の合間の晴天、真夏日です。年々気象の変化が激しいです。晴れたと思ったら、どこで豪雨があるかわかなないこの頃です。

さて、Aさん(40代女性)は

「痛みが和らぐとHPにありましたので、取れるといいなと、連絡させていただきました。初めてです。
首肩背中、みぞおちが痛み、だるいです」

ということで来院されました。ストレートネックで首肩けんこう骨に負担が大きく、痛みだるさで寝ても寝られなかったそうですが、施術の最中から体中がゆるみ、スヤスヤとお眠りになりました。施術後にメールをいただきました。

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昨日治療していただきましたAです。
帰宅して、寝落ちしました。
普段は首やあごや背中が痛くて何度も目が覚めるのですが、
爆睡し今朝不調を感じることなく、すっきり目覚めました。

今日もなんだかとても眠いので、ゆっくりしようと思います、
今後もよろしくお願いします。
ありがとうございました。
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我馬三篠本店 冷やしまぜ麺

2017年07月12日 | 食べ歩き

今日のランチは広島市西区三篠町3-22-4我馬三篠本店に訪問です。

四季のラーメン第36作は冷やしまぜ麺
パプリカを混ぜ込んだという太い麺はオレンジ色鮮やかです。
ピーナッツがかなりの量かけてあって、香ばしさと食感が面白いです。
よ~く混ぜたのが上の写真。提供される状態は下の写真。
甘みのあるタレは下に敷いてあるのでよ~く混ぜてから食べます。

意外にも辛さがほとんどないので、卓上の辛子高菜や紅ショウガをトッピングして食べたほうがパンチが効いてよかったです。

 


強くなる、に平和はない

2017年07月06日 | 臨床日記

先日、施術後の経過報告メールをくださった30代男性、家庭教師をされている方ですが、三回目の施術の後また報告メールをいただきました。

この方の来院された主訴は後頭部の痛みで、いろんな療法の施術を受けても何年も取れなかったそうなのですが、私の施術を受けて一回目で95%痛みがなくなり、二回目でほとんど痛みがなくなったとビックリされていました。少し長いメールですが紹介させていただきます。

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あれからおかげさまで家主さんに怒られたことを思い出しても、自分が捉えていた嫌な感じが出てこなくなりました。
会社での嫌な感情も出てこないですね。立禅をけっこうやり込んでるのもあるのですが、ほぼ嫌な感情は出てこないですね。
後頭部も今日久しぶりに触ってみたら痛みがなかったです。
やはり衝撃です。

この1週間自分を観察し平和な状態についてあまり意識せず今振り返って自分を見たときの感想です。
平和な状態というのは強くなるのとは違うわけですよね。
日本一になっても世界一になってもどこまで強くなっても終わりがなく平和がない。
だから本当に平和な状態というのは柳に風の状態。
風の吹くままに。

太極拳にしても勝つとか強いとかそういうとことではないですよね。
本質は違うことをやっていて、自分の中の競争意識とか自分の自我の主張 そういったプライドが自分を苦しめてしまうと。
プライドをなくせと言われても、なくそうとするのも自我になるので、いろいろ気付いてく中で自分を縛っているものを解いていくのだと思いました。

時と場合によっては鎧兜を着て強くなる必要はあるのでしょうけど、脱着自在だといいですね。

あと太極拳を習っている時は「楽に 楽に」と教わります。
ただそれは私の情報であり、それがいろんな違う力として出てくるのですね。
楽になってるなとか、楽になろうとしてるというのは、楽ではなく、
もっと楽になろうとか前より楽になろうとかというのは、楽じゃないということなのですね。
本当に楽なのであれば、楽という言葉は出てこないし。ということは楽ではないのですね。
それについて考えることもありませんよね。

もっと楽になりたいって言ってる人は
もっと強くなりたいと同じでどこまでも終わりがなく平和がないのですね。

この世の仕組みなのだと原田先生の話を聞いて納得できました。

それならば、今この時点でこの自分でOKだと認めてやることなのだと思いました。
ただ、それはしぶしぶこの程度で納得してやろうとかというのは全く違っていて、
本当にOKということで、それが個性ということなのですね。
太極拳の世界で考えてると先生より劣っていても、他の能力については優れてるところはあります。
実際、太極拳の先生に英語を教えていますからね。それ全部含めて自分っていう個性だと。
足りない所がいっぱい見えてしまうのですが、自分が持ってるものは見えないのですよね。
でも人から見たら自分が持ってるものが見えるようですね。それは自分の中で当たり前になっててあるとも思ってないから
見えてないだけで、実は優れてるところがあって、本当はプラスマイナスゼロなのですね。

これは本当に楽になりました。

あとは腹に落ちて初めて自分のものになるのだと思います。

今現在、落ち着いていて、この今の自分のままでいいというのは腹に落ちてるのかな?と思っています。
生徒宅に伺い親御さんがとても心配されたり、成績不振が続くことがあっても、動揺してない自分に動揺しています(笑)

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サンフレ森保監督退任

2017年07月04日 | カープ、サンフレ、スポーツ

ついにこの日がやってきました・・・



写真はJ1初優勝パレードで得意満面のポイチさんと久保会長

J1で3回優勝という結果を残した最大の功労者であることは間違いなく、素晴らしい監督であると思います。

しかし、それだけの実績を残したからこそ、他チームの広島対策は厳しく進み、それを上回るものはすでに昨シーズンから無くなってしまっていた・・・
ここ何年かの若手選手がチームを離れていったことや、昨年はチームのレジェンドであり精神的支柱の寿人選手がチームを離れたこと、監督の選手起用の硬直化も理由の一つだと思います。

今年の開幕戦で何かおかしい、、、重苦しい雰囲気というのを私は感じていました。

ただ、ポイチさんの功罪追及はこれで終わり。
監督や選手が変わろうとチームは結果を出し続けなければなりません。

サンフレッチェ広島のJ1残留はできると信じています。


アジサイの季節は過ぎようとしています

2017年07月03日 | 日記

梅雨の合間の真夏日
湿気もあってうだるような暑さです。

何日か前の梅雨の合間に撮ったアジサイです。

そのあと先日、深夜の豪雨と激しい雷がありましたね。



我が家は安佐南区なので深夜に避難勧告のエリアメールが8回も鳴りましたよ
幸いにも以前のような災害には至りませんでしたが・・・