気の向くまま日記

広島の気功整体師の日常から~
日常の生活のなかで感じたこと
日々の写真、食べ歩きなど気の向くまま綴っています。

からっぽ

2006年08月12日 | 食べ歩き
今日は予約が午後からだったので郊外へ車を走らせました。市内中心からわかりやすく言うと安佐動物公園を過ぎあさひが丘を抜けて大田川に突き当たったところが下の写真です。



ここから橋を渡り広島自動車道ぞいに山道を登っていったところにある
[からっぽ] 広島市安佐北区安佐町飯室2261 にお昼を食べにいきました。

 

川からは5分も走らないけど初めての訪問では『こんなところにホントに店があるんだろうか?』と心配になるくらい山の中です。



やっと古い民家にたどりつきました。ここはもともと村の集会所の建物だったということです。



木と土だけでできている建物の玄関を入ります。



中も木と土それに布です。ここで時々草木染め教室やヨガ教室も行われるようです。

 

いろりに鉄瓶がつるしてあります。奥には草木染の布や陶器が展示してあり販売もしています。今日はお盆とあって女主人がひとりで店をやっておられました。定食をたのみ店の中にいろいろと面白い古いものが置いてあるのを見ながらでてくるのを待ちました。



からっぽ定食ドリンク付1050円です。ご飯は古代米、菊芋たまねぎししとうのてんぷら、その他野菜たくさんの精進料理です。
ご飯もおいしいのですがここの良さはなにしろ”自然”です。
開け放たれた南面から自然の風が入ってきます。エアコン無しでも涼しいのです。BGMはセミの声です。ミンミンゼミに混じって早くもツクツクボーシも少し鳴き始めていました。



人里から少し奥に入っただけでとってもくつろいだ田舎の空気とゆっくりとした時間の流れを味わいました。