気の向くまま日記

とある凡人の日常から~
日常の生活のなかで感じたこと
日々の写真、食べ歩きなど気の向くまま綴っています。

広島弁

2006年07月16日 | 日記
きのう[食べにきんさい屋]をアップしてから広島人の私としてはごく普通に書いたけどこのブログの読者には県外の方もおられるようだし広島弁について少し書いてみようと思います。

      

「きんさい」というのは標準語では「来なさい」「おいで」ということで「きんさいや」といえば「おいでよ」の少し丁寧ないいまわしです。
「きんさい」「しんさい」「やりんさい」=「きなさい」「しなさい」「やりなさい」
これらは私の年代でも広島人同士で話す時は普通に使います。
ところがこれが過去形となると様相が違ってきます。

「きんさった」「しんさった」「やりんさった」
使い方例 「よぅきんさったのう」=「よくおいでくださいました」
これは私の親の年代では普通に使い、聞けばわかりますが私の年代では話すことはまずありません。
現在形だけ生き続けていて過去形はほとんど死語化している面白い例ですね。