日々是マーケティング

女性マーケターから見た日々の出来事

夢かなうように・・・

2010-03-02 18:18:56 | 徒然
すみません・・・2日間ほどお休みを頂きました。
個人的に、チョッと凹むことがあったものですから・・・。

さて、月がかわり3月。
今月は、イロイロと変化の月でもある。
受験がまだ残っている学生さんたちも、今月末には新しい一歩を踏み出す事になる。
もちろん、新社会人になる人たちも多いだろう。
と言っても、この社会状況だ。
なかなか「夢かなう」というわけにはいかなかった人たちの方が、多いかも知れない。

実は、私とマーケティングと言う仕事の始まりも「夢かなう」というには、程遠い状況から始まった。
意外に思われるかもしれないが、20数年前「マーケティング」という仕事そのものが、広告代理店以外の企業では余り認知度は高くなかった。
「目標売上○○、頑張ります!」という雰囲気が強かったのだ。
それだけではなく、どちらかと言えば「地味で、何をしたら良いのか分らない、何でも屋」的なイメージで捉えられていた。
まして、女性がそのような仕事を積極的にする、と言う時代でもなかった。
簡単に言えば、男性担当者がいなかったため、私が担当する事になったのだった。

学生時代、一応マーケティングは学んではいたのだが、私の身分は「一般職女子」。
専門職ではない(結局、退職するまで「一般職女子」だった)。
先輩社員もいないような状況で、半ば手探りで仕事を始めたような状態だった。
処が分らないモノです。
この「マーケティング」という仕事、私にはうってつけだったようで、一般事務の仕事の傍ら、どんどんマーケティングの仕事が面白くなり、社内でも「この仕事は」と任されるように。
人生、分らないものです。

「何が偶然で自分が生かせる仕事と出会うか、わからない」と言う典型なのかも知れない。
だが、今日の夢がかなわなくとも、一生懸命に取り組めば新しい夢が生まれ、かなうコトだってある。
だから、そんなエールを贈りたいと思う。

この記事の写真とともに(紹介記事は、朝日新聞)。