日々是マーケティング

女性マーケターから見た日々の出来事

ほどほど的生活のススメ

2007-09-04 21:02:11 | ライフスタイル
今日も、政治家と呼ばれる人が辞任した。
他にも、年金問題にゆれている社会保険庁や、市町村職員の「使い込み」が発覚した。
「税金」を使う人たちは、「税金=自分のおカネ」だと思っているのだろうか?
そんなことばかりが、目に付く・・・「美しい国」どころか、行く末のほうが心配になってしまう。

さて、お盆明けに伊勢市市長肝いりで始まった「メタボ侍」のお一人が、急性虚血性心不全で無くなった。
当初の予定よりも、腹部周りや体重減少のスケジュールの見直しがされた矢先の出来事だった。
このニュースを見て、お腹周りをさすりながら「チョッと考えた」オジサンも、いたのではないだろうか?
今年の始め「あるある大辞典」で、データの捏造があった。
これも「健康を気にする人」たちとっては、ショックなことだっただろう。
それほど「健康」は、時代のキーワードとなっている。

テレビ番組としては、確実にある程度視聴率が稼げるのが「健康番組」なのだろう。
「あるある」中止以降も、その手の番組や特集は後がたたない。
その番組に影響されて、様々な運動やスポーツ、食べものがそのたびに注目される。
そんな風潮に警告を鳴らしている記事が、今日の毎日新聞のWEBサイトにあった。
それが、特集ワイド:新潟大医学部・岡田正彦教授が指南 結構ウソが隠れている健康法だ。

この季節少し早起きをすると、ご近所の公園周辺をジョギングしているテップりお腹のオジサンや、ウォーキングに励む中高年ご夫婦を見ることがある。
みなさん、真面目に取り組んでいらっしゃるのだが、余りにも真面目すぎて「大丈夫?」と思う時があるのだ。
体調が悪そうと言うのではなく、余りにも一生懸命すぎてゆとりが無いというか・・・そんな感じなのだ。
日本人の真面目なトコロが、仇になっているのかもしれないが、もっと「ほどほど」でも良いのではないだろうか?

私のモットーが「頑張らないけど顔晴る(がんばる)」だからかも知れないが、もっと肩の力を抜いた「ほどほど的生活」のほうが、イロイロなモノ・コトが見えてくるし、楽しいと思うのだ。