中野京子の「花つむひとの部屋」

本と映画と音楽と。絵画の中の歴史と。

オレオ・クッキー100年

2012年04月03日 | 雑記
 昨日の新聞の受け売りですが、アメリカのクッキー、オレオが発売100年!つまりタイタニック号沈没の年に生まれたお菓子なのだそう。

 最初の工場はニューヨークのマンハッタンにあった由。今は移転していますが、かつての工場前の通りには、オレオ通りという名がついているそうです。

 オレオ裁判もあったというので驚き。肥満の原因になるからオレオを食べさせるな、とメーカー側を訴えたとか(さすがアメリカ!)。で、原告の弁護士がスチーブン・ジョブズと書いてあるので目が点になってしまいましたが、わたしの読み違いでジョ「ブズ」じゃなくて、ジョ「ゼス」でした~

 ごくたまにわたしもオレオを食べます。食べるきっかけはよく覚えているのですが、何かでつぎのようなエッセーを読んで以来でした -- オレオというのは、真っ黒なクッキーで真っ白なクリームをはさんである。なので、外見が黒人なのに内面はすでに白人化しているアフリカン・アメリカンを「あいつはオレオだ」と揶揄する場合がある。

 なるほどなあと思って、一度買ってみたらあんがい美味しかったわけです。ただし甘ったるくて甘ったるくて、どんなに頑張っても一度に3個以上は食べられませんね。これを一袋全部食べて肥ったと訴えるほうが悪いわなあ。。。

☆☆今日発売の「週刊朝日」で、林真理子さんとの対談が掲載されました♪ お読みくださいまし。


☆最新刊「マリー・アントワネット 運命の24時間
    ~知られざるフランス革命ーヴァレンヌ逃亡」(朝日新聞出版社) 
       
マリー・アントワネット 運命の24時間 知られざるフランス革命ヴァレンヌ逃亡

☆「危険な世界史 運命の女篇」(角川書店) 2刷になりました♪
危険な世界史 運命の女篇

☆「危険な世界史 血族結婚篇」(角川文庫)
危険な世界史 血族結婚篇 (角川文庫)

☆「怖い絵 泣く女篇」(角川文庫)~「怖い絵2」の文庫化~
4刷になりました♪
     怖い絵 泣く女篇

☆『中野京子と読み解く 名画の謎 ギリシャ神話篇』(文藝春秋) 3刷中。
 中野京子と読み解く名画の謎 ギリシャ神話篇
(画像をクリックするとアマゾンへゆきます)
文春「本の話」から、「自著を語る」(「謎が解けたら、絵画は最高のエンターテインメントになる」)はこちら

http://www.bunshun.co.jp/jicho/1104nakano/index.htm

☆「印象派で「近代」を読む ~光のモネからゴッホの闇へ~」(NHK新書)2刷中。
印象派で「近代」を読む―光のモネから、ゴッホの闇へ (NHK出版新書 350)

☆「『怖い絵』で人間を読む 」(NHK出版生活人新書) 8刷中。

「怖い絵」で人間を読む (生活人新書)

☆「名画で読み解く ハプスブルク家12の物語」(光文社新書)
15刷中。
名画で読み解く ハプスブルク家12の物語 (光文社新書 366)

☆「芸術家たちの秘めた恋 ―メンデルスゾーン、アンデルセンとその時代 (集英社文庫)
芸術家たちの秘めた恋 ―メンデルスゾーン、アンデルセンとその時代 (集英社文庫 な 53-1)
「週刊朝日」書評⇒ http://book.asahi.com/reviews/column/2011100300004.html


☆「残酷な王と悲しみの王妃」(集英社) 2刷中。
 レンザブローで本書についてインタビューが載っています。お読みくださいね!⇒ http://renzaburo.jp/(「特設サイト」をクリックしてください)

残酷な王と悲しみの王妃


☆光文社新書「名画で読み解く ブルボン王朝12の物語」4刷中。

名画で読み解く ブルボン王朝 12の物語 (光文社新書 463) 


☆「怖い絵」16刷中。

怖い絵

☆「怖い絵2」、9刷中。

怖い絵2

☆「怖い絵3」 6刷中。

怖い絵3


☆「危険な世界史」(角川書店) 5刷中。
危険な世界史


「おとなのためのオペラ入門」(講談社+α文庫)
おとなのための「オペラ」入門 (講談社プラスアルファ文庫)

☆「恐怖と愛の映画102」(文春文庫)
 
 恐怖と愛の映画102 (文春文庫)

☆「歴史が語る 恋の嵐」(角川文庫)。「恋に死す」の文庫化版です。

歴史が語る 恋の嵐 (角川文庫)

sai

コメント (5)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ラ・フォル・ジュルネ・オ・... | トップ | さようなら、「ベルばらkids... »
最新の画像もっと見る

5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
オレオ・クッキー (carpediem)
2012-04-04 17:49:46
オレオ・クッキーが100年ですか・・・ちなみに私もあまり甘党ではないので、美味しくない甘いお菓子は食べ続けられませんが、甘党の人は甘かったら何でもOKという方もいらっしゃいますよね・・・そういった意味で、私が不味くても何でもOKのものは、おかきかな・・・でもオレオ・クッキーは私も大量には食べられませんが、美味しいと思います。

でも本当に好きなものは、そのいい所も悪い所も分かった上で、なおかつ好きといえるものだ、なんて言いますが・・・私にとってのそれは‘ヨーロッパ及び白人文化’だと思っています。自分の仕事を通して、人種差別を受けるなんてザラ、あらゆるひどい目に白人たちから受けていますけど、やっぱり読む本はヨーロッパのものです。「なにか新しい情報はないか?」「これはどうしてなのか?」と今だに、なぜなぜ尽くしの毎日です。歴史は何でも好きなのですが、日本史より、東洋史より、やはり西洋史になりますね・・・
そんな私が行き着いた白人文化を表す言葉が「見栄っ張り文化」だと思いますが、いかがでしょう~?
返信する
週刊朝日 (vivid)
2012-04-07 02:13:56
対談を拝読いたしました。

大の中野京子ファンとおっしゃる林真理子さんの率直な質問と、
先生のわかりやすくユーモラスなお答えが相まって、とても読み応えのある内容ですね。

まだ先生の作品をご存知でない読者も、大いに興味を持たれた事と思います。

そして…オール讀物の連載、聖書の次は「王侯の肖像」と思っても宜しいでしょうか!!?

あまりにも楽しみで、読んだ瞬間、人目もはばからずニンマリしてしまいました。

西洋絵画の中でもまさしく「王侯の肖像画」は、私の生き甲斐なのです。

首を長くしてお待ち申し上げております!
返信する
Unknown (carpediemさん&vividさん(kyoko))
2012-04-08 15:58:44
carpediemさん
 甘党じゃなくておかき好きということは、carpediemさんは「いける口」かな?
 ところで「見栄っ張り文化」ですが、江戸っ子もそうかも!

vividさん
 対談の感想、ありがとうございます♪ 
 「オール」は旧約から新約に入ったばかりなので、まだ次のことは考えられない状態ですけど、王族に限らず肖像画はいつかやってみたいですね~
返信する
Unknown (carpediem)
2012-04-11 21:59:11
若いころはかなり呑みましたが、年とともに弱くなり、最近は美味しいワインを少し、という感じになってます。それに昔はヴィンテージもののワインをよく買って帰りましたが、ご存じのように100ml以上の液体物は手荷物に出来なくなりましたので、さすがに高いワインをスーツケースの中に入れる勇気はなく、最近は時々大阪のワインバーに行くくらいになってます。
中野先生が、もしワインがお好きで、フィレンツェに行かれることがありましたら、ぜひ、アンティノーリ侯爵家のワインバーに行ってみてください。もしかしてすでに御存じかもしれませんが、街のど真ん中にあります。サシカイヤの畑は持ってないらしくありませんが、ソライア、グアド・アル・タッソ、ティニャネッロなどのスーパー・トスカーナがグラスで呑めます。

そうですね・・・江戸っ子も見栄っ張り文化っですよね~
日本には「ボロは着てても心は錦」なんて言葉がありますが、アチラは「心はボロでも錦を着る」って感じ・・・
返信する
Unknown (carpediemさん(kyoko))
2012-04-15 11:23:13
>アチラは「心はボロでも錦を着る」

大笑!
返信する

コメントを投稿

雑記」カテゴリの最新記事