22日発売の月刊誌「オール読物8月号」(文藝春秋社)で連載中の「絵画で読む神話」第3回(p.95)は、「ヴィーナスのあっけらかん」
ティントレットの「ウルカヌスに見つかったヴィーナスとマルス」について書きました。これは浮気現場における夫、妻、間男、三者三様のリアクションを描いて、かなり可笑しな絵画です(画家もクスクス笑いながら絵筆を動かしていたような気が。。。)
人妻とのベッドインの最中に夫に踏み込まれた男は、小咄だとたいていベランダへ隠れ、その後、下着姿のままスタコラ逃げるのが定番?ということになっています。
一方、女の方は夫に対して何食わぬ顔を装う(これも定番?)
ティントレットもそのへんを承知していたのかどうか知りませんが、夫に疑われても全く動じず、あっけらかんとした人妻の図太さを描いています。
弁解もせず平然たる女性。一方、男が浮気した場合は妻にあれこれ言い訳して、かえって相手を怒らせるというのもまた定番かな?
こんな笑い話。
妻に対しては絶対に浮気を認めてはいけない。ベッドに裸で女性といるところを見つかった場合は、「今ちょうどベッドをまたいで向こう側へ行こうとしていたところだ」と言えばよろしい。
ちっともよろしくないわね~
☆9月から開催の「THEハプスブルク展」(国立新美術館)では、10月24日(土)にわたしの講演会があります。ハプスブルクに関心のある方、美術好きの方、どうぞいらしてくださいね!⇒ http://www.habsburgs.jp/2009/07/post-9d1b.html
☆最新刊「恐怖と愛の映画102」(文春文庫)
新聞での紹介から抜粋ーー「思わず見たい映画をピックアップしたくなるエッセー集」「映画の印象的なシーンに触発され、著者一流の物の見方を遺憾なく発揮している」「このテーマでこの映画?と驚くような選択も。公開当時は興味を覚えなかった作品でも、改めて見たいと思うきっかけになるかも」
☆「怖い絵3」♪ シリーズ完結篇です。3刷中♪
☆「おとなのためのオペラ入門」(講談社+α文庫)
☆「歴史が語る 恋の嵐」(角川文庫)。<愛のフェア>本の一冊ですので、帯の写真は松山ケンイチさん♪「女の恋は 激しく、哀しい」がキャッチコピーです。
☆最新刊「名画で読み解く ハプスブルク家12の物語」(光文社新書)、6刷中♪
☆最新刊「危険な世界史」(角川書店) 2刷になり、帯が変わります♪
毎日新聞での紹介⇒ http://mainichi.jp/enta/book/shinkan/news/20080903ddm015070149000c.html
☆「怖い絵2」、6刷中。
☆「怖い絵」12刷中
ティントレットの「ウルカヌスに見つかったヴィーナスとマルス」について書きました。これは浮気現場における夫、妻、間男、三者三様のリアクションを描いて、かなり可笑しな絵画です(画家もクスクス笑いながら絵筆を動かしていたような気が。。。)
人妻とのベッドインの最中に夫に踏み込まれた男は、小咄だとたいていベランダへ隠れ、その後、下着姿のままスタコラ逃げるのが定番?ということになっています。
一方、女の方は夫に対して何食わぬ顔を装う(これも定番?)
ティントレットもそのへんを承知していたのかどうか知りませんが、夫に疑われても全く動じず、あっけらかんとした人妻の図太さを描いています。
弁解もせず平然たる女性。一方、男が浮気した場合は妻にあれこれ言い訳して、かえって相手を怒らせるというのもまた定番かな?
こんな笑い話。
妻に対しては絶対に浮気を認めてはいけない。ベッドに裸で女性といるところを見つかった場合は、「今ちょうどベッドをまたいで向こう側へ行こうとしていたところだ」と言えばよろしい。
ちっともよろしくないわね~
☆9月から開催の「THEハプスブルク展」(国立新美術館)では、10月24日(土)にわたしの講演会があります。ハプスブルクに関心のある方、美術好きの方、どうぞいらしてくださいね!⇒ http://www.habsburgs.jp/2009/07/post-9d1b.html
☆最新刊「恐怖と愛の映画102」(文春文庫)
新聞での紹介から抜粋ーー「思わず見たい映画をピックアップしたくなるエッセー集」「映画の印象的なシーンに触発され、著者一流の物の見方を遺憾なく発揮している」「このテーマでこの映画?と驚くような選択も。公開当時は興味を覚えなかった作品でも、改めて見たいと思うきっかけになるかも」
☆「怖い絵3」♪ シリーズ完結篇です。3刷中♪
☆「おとなのためのオペラ入門」(講談社+α文庫)
☆「歴史が語る 恋の嵐」(角川文庫)。<愛のフェア>本の一冊ですので、帯の写真は松山ケンイチさん♪「女の恋は 激しく、哀しい」がキャッチコピーです。
☆最新刊「名画で読み解く ハプスブルク家12の物語」(光文社新書)、6刷中♪
☆最新刊「危険な世界史」(角川書店) 2刷になり、帯が変わります♪
毎日新聞での紹介⇒ http://mainichi.jp/enta/book/shinkan/news/20080903ddm015070149000c.html
☆「怖い絵2」、6刷中。
☆「怖い絵」12刷中
「清涼コーナー」で妖怪辞典の隣」というのも、粋な並べ方ですね。うふふ。
GWにスイス・北イタリアを夫婦で旅行する予定があり(例のswine fluで中止)4月に本屋で「うむっ?」と見つけてヨーロッパ史のさわりだけでもと衝動買い、家ではつれあいに奪われ、私は出張の合間に時々読んでいました。テレビのマリー・アントワネットやナポレオンをこれまでとは一味違う観方ができるのもこの本のお陰です。
今日初めてこのブログを覘き10月24日にはナマ中野京子を見に東京まで出掛けようと思ったらすでに手帳には予定が入っておりました。残念!次の機会を期待します。
ブログをちろっと覗かせていただきましたが、新潟なのですね。講演会は予定があわないようですが、「THEハプスブルク展」へはぜひ会期中にいらしてください。見どころの多い美術展ですよ!