中野京子の「花つむひとの部屋」

本と映画と音楽と。絵画の中の歴史と。

ビル・ゲイツのヒーロー、オルセン

2014年09月30日 | 雑記
 先日、パソコンを買い替えました。これで三代目。昔は英文タイプライター、それからワープロ、そしてパソコン。技術の進歩に目を瞠るばかり。こんなに便利なものができるなんて。。。というより、パソコンの無い生活はちょっと考えられません。

 それで思い出しましたが、有名な話し。パソコンができてまもなくの1948年、IBMのトーマス・ワトソンは「世界市場でのコンピュータ需要は5台だけ」と言った由。30年代にIBMを計算機の分野で世界のリーダーに押し上げた人物だというのに。

 ビル・ゲイツが「わたしのヒーロー。遠い神のような存在」と崇めたDEC創立者ケン・オルセンも、パソコンが商品になると思わなかった一人。「家庭用のパソコンなど不要」と言っていたそうです。

 専門家がこれですから、素人には何がどうなるか、わからぬ道理ですわね~


☆☆☆今後の講演会予定

・10月15日(水)  集英社主催高校講演。愛媛の高校2校(済美平成中等教育学校&松山東高等学校)


☆最新刊「ヴァレンヌ逃亡 / マリー・アントワネット運命の24時間」(文春文庫)

ヴァレンヌ逃亡 マリー・アントワネット 運命の24時間 (文春文庫 な 58-2)

☆最新刊「名画で読み解く ロマノフ家12の物語」(光文社新書)  2刷になりました♪
名画で読み解く ロマノフ家 12の物語 (光文社新書)
  
☆「印象派のすべて」(宝島社別冊ムック)

印象派のすべて (別冊宝島 2200)

☆「名画に見る 男のファッション」(角川書店)
名画に見る男のファッション (単行本)

☆「橋をめぐる物語」(河出書房)
中野京子が語る 橋をめぐる物語

☆「中野京子と読み解く 名画の謎 陰謀の歴史篇」(文藝春秋) 2刷になりました♪
中野京子と読み解く 名画の謎 陰謀の歴史篇

☆「残酷な王と悲しみの王妃」(集英社文庫)3刷になりました♪
残酷な王と悲しみの王妃 (集英社文庫)

☆「怖い絵」(角川文庫) 単行本に新しく書き下ろし2作を加え、全22作品です。4刷になりました♪
怖い絵  (角川文庫)

☆「はじめてのルーヴル」(集英社)2刷になりました♪
はじめてのルーヴル (集英社文芸単行本)

☆「名画の謎 旧約・新約聖書篇」(文藝春秋) 4刷になりました♪
中野京子と読み解く 名画の謎 旧約・新約聖書篇

☆「怖い絵 死と乙女篇」(角川文庫) 5刷になりました♪
怖い絵  死と乙女篇 (角川文庫)

☆最新刊「名画と読む/イエス・キリストの物語」(大和書房) 3刷になりました♪
名画と読むイエス・キリストの物語

☆「危険な世界史 運命の女篇」(角川書店) 2刷中。
危険な世界史 運命の女篇

☆「危険な世界史 血族結婚篇」(角川文庫)6刷になりました♪
危険な世界史 血族結婚篇 (角川文庫)

☆「怖い絵 泣く女篇」(角川文庫)~「怖い絵2」の文庫化~ 9刷になりました
怖い絵 泣く女篇 (角川文庫)

☆『中野京子と読み解く 名画の謎 ギリシャ神話篇』(文藝春秋) 6刷になりました♪
中野京子と読み解く名画の謎 ギリシャ神話篇


☆「印象派で「近代」を読む ~光のモネからゴッホの闇へ~」(NHK新書)2刷になりました♪
印象派で「近代」を読む―光のモネから、ゴッホの闇へ (NHK出版新書 350)

☆「『怖い絵』で人間を読む 」(NHK出版生活人新書) 10刷になりました♪
「怖い絵」で人間を読む 生活人新書


☆光文社新書「名画で読み解く ブルボン王朝12の物語」 6刷になりました♪
名画で読み解く ブルボン王朝 12の物語 (光文社新書)

☆「名画で読み解く ハプスブルク家12の物語」(光文社新書) 17刷になりました♪
名画で読み解く ロマノフ家 12の物語 (光文社新書)

☆「芸術家たちの秘めた恋 ―メンデルスゾーン、アンデルセンとその時代 (集英社文庫)
芸術家たちの秘めた恋 ―メンデルスゾーン、アンデルセンとその時代 (集英社文庫)

☆「おとなのためのオペラ入門」(講談社+α文庫)
2刷になりました♪
おとなのための「オペラ」入門 (講談社+α文庫)

☆「恐怖と愛の映画102」(文春文庫)
恐怖と愛の映画102 (文春文庫)

☆「歴史が語る 恋の嵐」(角川文庫)。「恋に死す」の文庫化版です。
歴史が語る 恋の嵐 (角川文庫)



☆以下の単行本は絶版です。文庫本をお求めくださいまし~

☆「怖い絵」16刷中。怖い絵

☆「怖い絵2」、9刷中。 怖い絵2

☆「怖い絵3」 6刷中。 怖い絵3

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7 コメント

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vaio (pascin)
2014-09-30 14:20:22
 先生おひさしぶりです。以前にもお知らせしましたが、
一年前に突然起動しなくなり 食事も喉に通らなくなったのは我ながら思いがけないことでした。。
XPは寿命とはいえ しばらく茫然自失・・・もうパソコンのない生活はありえなくなっていました。
ある記事に5人の人と知り合うと世界に通ずるとありましたが、パソコンのおかげで、?歳でも進化を実感できる日々を過ごしています。
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Unknown (pascinさん(kyoko))
2014-09-30 21:54:11
 そうでしたよね~
 わたしの場合はなんと10年も使っていたため、仕事先からの添付写真などが開けなかったりと、お相手へ迷惑をかけることが多くて。。。
 その意味では相変わらず携帯は持たない主義で、やっぱり迷惑かけております(困)
返信する
お初にお目にかかります (攻城のマルパス)
2014-10-03 12:24:37
急な書き込みとなることをお許しください。

 コメントなど初めて投稿いたします。ハンドルネーム「攻城のマルパス」と申します。先生の著作の一ファンでございます。

 絶版となった「怖い絵」三部作、「『怖い絵』で人間を読む」など拝読させていただき、絵画とその時代背景を読み解くおもしろさに開眼した人間でございます。
 現在、「エロスから読み解く西洋絵画の歴史」、「絵画から読み解く虐殺の歴史」を個人的に研究中です。
 やる気はありますが、体力と、フィールドワークに欠ける研究となっておりますので、効率よく、そしてお金をかけることなくフィールドワークできるこつなどあればご教示いただければと思います。

・パソコンについて

 私はウインドウズ95~98のころにパソコンを使い始めた人間です。当時はウィキペディアもまだありませんでしたし、ミクシーやSNSなどのチャットサービスもありませんでしたので、ここ10年あまりのインターネットの進化には驚くばかりです。
 デスクトップやノートパソコンの筐体から、いまはスマートフォンへとインターネットを使用できる媒体が小型化している点も驚嘆の思いです。
 この点も多分その筋の専門家が聞いたら驚くことなのかもしれませんね。
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Unknown (攻城のマルパスさん(kyoko))
2014-10-05 13:58:54
 ご訪問&拙著をお読みくださり、ありがとうございます♪
 さて、「お金をかけることなくフィールドワーク」というのは、美術の場合ちと難しいかも。全部は無理としても相当数は現物を見てみないことにははじまらないので。。。とはいえ日本はあちこちで毎年大きな美術展が開催されるので、まずはそこから始めるといいかもしれませんね!
 
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返信ありがとうございます (攻城のマルパス)
2014-10-06 10:36:18
 ご丁寧な返信ありがとうございます。

 現物を観なければならないというのがかなりネックですね。とはいえ、やはり現物に勝るものはないですから、なんとかトライしたいものです。

 国立西洋美術館にてこないだ、ゴヤの版画集を観ました。
 「ラ・カプリーチョス」、「戦争の惨禍」の一部を観ました。ゴヤの作品は2年前のゴヤ展(着衣のマハが来た個展でした)から観ていますが、他の個展に比べて非常に観ていて疲れたのを覚えています。
 他の個展が迫力がないというのでは決してないのですが、ゴヤにはなんというかこう―気迫みたいなもの、しかもどこか執念にも似た―が感じられて、観ていて非常な緊張を強いられました。
 聞けば、ゴヤの版画集は日本にかなりあるとのこと、まずはそこから攻略してみようかと思います。

 ちなみにジャック・カロの「戦争の惨禍」の版画集も国立西洋美術館にあるとか。機会があればこちらもみてみたいですね。
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「橋づくし」 (うさこママ)
2014-10-06 21:58:02
以前、お知らせした白石加代子「百物語」シリーズの「橋づくし」「天守物語」、素晴らしかったです!この人の舞台は初めてで、両方とも読んだことがありましたが、圧倒的な存在感で、作品の世界に引き込まれました。特に「天守物語」はこの世とあの世が交わる異界が舞台で、想像力を強くかきたてられました。最終回なのが残念で、他の回も体験したかった、と悔やんでいます。
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Unknown (うさこママさん(kyoko))
2014-10-07 15:12:34
 いいですね~ わたしは三軒茶屋でのチケットが取れず、全く残念。以前一度TVで見たのですけど、やはりなまの舞台を見たかったです。。。
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