中野京子の「花つむひとの部屋」

本と映画と音楽と。絵画の中の歴史と。

岡田准一さん司会「ザ・プロファイラー」への出演

2015年11月10日 | 音楽&美術
 NHK・BSプレミアム「ザ・プロファイラー」という番組は、司会が岡田准一さんなので、ごらんになっている方がおおぜいいらっしゃることと思います。

 来週18日(水)の、ゴーギャンの回にわたしも出演しますので、お時間ありましたら見てくださいまし。

http://www4.nhk.or.jp/profiler/x/2015-11-18/10/5445/2285305/

 なぜかゴーギャンづいていまして、雑誌にエッセーを書いたばかり。明日は別の雑誌でインタビューを受けます。来年ゴーギャン展もくるようですね。

 さて、TVにもどりますと、収録は9月28日でした。本番中に、この日が岡田さんの35回目の誕生日ということがわかり、皆で「おめでとうございます~!」

 岡田さんはスターのオーラが凄かった♪ これからの日本映画を背負う役者ですね。

 わたしとしてはどうしても「永遠の0」の宮部久蔵と重なってしまい、「う、う、あの時は大変でしたね。。。」と、現実と映画の区別がつかなくなってしまうのでした?!

 ゲストは私を入れて3人。日比野克彦氏とは以前オペラの番組でごいっしょしたことがあります。クリエイターとしてゴーギャン作品を語るので、とっても刺激的でした。意見は互いにすごく違ったのですけど、でもそこがまた面白かったです♪

 もう一人は押切もえさん。モデルさんですが、二科展に入選する画家でもあります。繊細で頭がよくて、とっても可愛らしい方でした!

 というわけで、収録は実に楽しかったです。視聴者の方々にもそれが伝わってほしいなあ。

 あ、もちろんゴーギャンですから、その人生は波乱万丈。プロファイルしたくなるだけの面白さが詰まっていますよ!


☆☆☆今後の講演予定

・11月26日(木)19時~20時半 「プラド美術展」講演in集英社アネックスビル8F
https://art.flagshop.jp/news/detail/724
http://mimt.jp/event/?m=2015

・11月30日(月)女子美術大学特別公開講座(一般の参加もOK)~萩尾望都さんとの対談。
http://www.joshibi.net/ad/koukai/uchuart/index.html#k09

・12月4日(金)16:30~18:00
都留文科大学比較文化学会講演会『絵画から読み取る当時の生活』
会場:都留文科大学2号館2102教室 入場無料・予約不要

・2016年1月16日(土)2時~4時。NHK文化センター青山教室

・2016年2月14日(日)2時~3時半。静岡県立美術館「風景画展」
http://spmoa.shizuoka.shizuoka.jp/japanese/exhibition/kikaku/2015/05.php


☆最新刊「残酷な王と悲しみの王妃 2」(集英社)

残酷な王と悲しみの王妃2

☆『「絶筆」で人間を読む - 画家は最後に何を描いたか』(NHK出版新書)
 2刷になりました♪

「絶筆」で人間を読む―画家は最後に何を描いたか (NHK出版新書 469)

☆「中野京子と読み解く 名画の謎 対決篇」(文藝春秋)

中野京子と読み解く 名画の謎 対決篇
「青い日記帳」さんが紹介してくださいました。素敵な紹介で嬉しいです♪
http://bluediary2.jugem.jp/?eid=4050

☆文藝春秋WEBサイトでは、短いですけどわたしのインタビュー記事も載りました。お読みくださいね!→http://hon.bunshun.jp/articles/-/3935


☆「名画の謎 ギリシャ神話篇」(文春文庫)

名画の謎 ギリシャ神話篇 (文春文庫)


☆「愛と裏切りの作曲家たち 」(光文社知恵の森文庫)

愛と裏切りの作曲家たち


☆「マンガ西洋美術史03」(美術出版)

マンガ西洋美術史03 「市民社会」を描いた画家」 ブリューゲル、フェルメール、ホガース、ミレー、ゴッホ



☆「マンガ西洋美術史02」(美術出版社)
マンガ西洋美術史02「宗教・神話」を描いた画家  ボッティチェリ、ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエロ、ティツィアーノ、エル・グレコ、ルーベンス


☆「危険な世界史 運命の女篇」(角川文庫)

危険な世界史 運命の女篇 (角川文庫)

☆「マンガ西洋美術史01」監修(美術出版社)
マンガ西洋美術史01 「宮廷」を描いた画家 ベラスケス、ヴァン・ダイク、ゴヤ、ダヴィッド、ヴィジェ=ルブラン


☆「ヴァレンヌ逃亡」(文春文庫)
ヴァレンヌ逃亡 マリー・アントワネット 運命の24時間 (文春文庫 な 58-2)


☆「名画で読み解く ロマノフ家12の物語」(光文社新書)2刷になりました♪

名画で読み解く ロマノフ家 12の物語 (光文社新書)   

☆「印象派のすべて」(宝島社別冊ムック)
印象派のすべて (別冊宝島 2200)

☆「名画に見る 男のファッション」(角川書店)
名画に見る男のファッション (単行本)

☆「橋をめぐる物語」(河出書房)
中野京子が語る 橋をめぐる物語

☆「中野京子と読み解く 名画の謎 陰謀の歴史篇」(文藝春秋) 2刷になりました♪
中野京子と読み解く 名画の謎 陰謀の歴史篇

☆「残酷な王と悲しみの王妃」(集英社文庫)4刷になりました♪
残酷な王と悲しみの王妃 (集英社文庫)

☆「怖い絵」(角川文庫) 単行本に新しく書き下ろし2作を加え、全22作品です。6刷になりました♪
怖い絵  (角川文庫)

☆「はじめてのルーヴル」(集英社)2刷になりました♪
はじめてのルーヴル (集英社文芸単行本)

☆「名画の謎 旧約・新約聖書篇」(文藝春秋) 4刷になりました♪
中野京子と読み解く 名画の謎 旧約・新約聖書篇

☆「怖い絵 死と乙女篇」(角川文庫) 5刷になりました♪
怖い絵  死と乙女篇 (角川文庫)

☆最新刊「名画と読む/イエス・キリストの物語」(大和書房) 3刷になりました♪
名画と読むイエス・キリストの物語

☆「危険な世界史 運命の女篇」(角川書店) 2刷中。
危険な世界史 運命の女篇

☆「危険な世界史 血族結婚篇」(角川文庫)6刷になりました♪
危険な世界史 血族結婚篇 (角川文庫)

☆「怖い絵 泣く女篇」(角川文庫)~「怖い絵2」の文庫化~ 11刷になりました
怖い絵 泣く女篇 (角川文庫)

☆『中野京子と読み解く 名画の謎 ギリシャ神話篇』(文藝春秋) 6刷になりました♪
中野京子と読み解く名画の謎 ギリシャ神話篇


☆「印象派で「近代」を読む ~光のモネからゴッホの闇へ~」(NHK新書)4刷になりました♪
印象派で「近代」を読む―光のモネから、ゴッホの闇へ (NHK出版新書 350)

☆「『怖い絵』で人間を読む 」(NHK出版生活人新書) 11刷になりました♪
「怖い絵」で人間を読む 生活人新書


☆光文社新書「名画で読み解く ブルボン王朝12の物語」 6刷になりました♪
名画で読み解く ブルボン王朝 12の物語 (光文社新書)

☆「名画で読み解く ハプスブルク家12の物語」(光文社新書) 19刷になりました♪
名画で読み解く ロマノフ家 12の物語 (光文社新書)

☆「芸術家たちの秘めた恋 ―メンデルスゾーン、アンデルセンとその時代 (集英社文庫)
芸術家たちの秘めた恋 ―メンデルスゾーン、アンデルセンとその時代 (集英社文庫)

☆「おとなのためのオペラ入門」(講談社+α文庫) 2刷になりました♪
おとなのための「オペラ」入門 (講談社+α文庫)

☆「恐怖と愛の映画102」(文春文庫)
恐怖と愛の映画102 (文春文庫)

☆「歴史が語る 恋の嵐」(角川文庫)。「恋に死す」の文庫化版です。
歴史が語る 恋の嵐 (角川文庫)



☆以下の単行本は絶版としました。文庫本をお求めくださいまし~

☆「怖い絵」16刷中。怖い絵

☆「怖い絵2」、9刷中。 怖い絵2

☆「怖い絵3」 6刷中。 怖い絵3




















 
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9 コメント

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テレビ番組 (まあ)
2015-11-10 20:41:48
ザ・プロファイラーいつもチェックしているので京子先生のご出演楽しみです。
日比野氏とのオペラについての番組も以前拝見しました。
蝶々夫人とカルメンがテーマでした。
実は私、生のオペラの初体験が新国立劇場の蝶々夫人だったのです。
全く何の予備知識も無しに、ストーリーも知らないままに行ってしまったもので、ピンカートンの軽薄さばかりが気になって、あのアリアにも身を委ねられなかったのです・・・
その後先生のオペラ入門の本を読み、また番組を見て、ああ、これを見てから行きたかった・・と思ったものです。
つい現代的な解釈でストーリーを追い、日本人に扮した外国人の歌手がイタリア語でアメリカ
人男性への心情を歌う・・・というねじれ感も不思議な感覚でした。
オペラとはそういうものなのだU+203CU+FE0Fという開き直りが足りませんでした・・・トホホ
そして次のオペラ体験がパリオペラ座でのポッペアの戴冠・・・猫に小判もいいところで、睡魔との闘いでした。お恥ずかしい話ですが。
オペラを楽しめる大人の女になりたいです!
という事でオペラについての本もこころ待ちにしております。
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Unknown (まあさん(kyoko))
2015-11-11 21:47:23
 オペラの番組、たしか2,3年前だったと思います。見てくださっていたのですね♪
 「ポッペアの戴冠」、わたしも少々辛いです。何しろ17世紀の音楽ですからテンポが。。。それに本来ならカストラートの声を、メゾに変更しているので、たぶんどこか違和感があるのかもしれません。王道でヴェルディから入るのがいいですよ~
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オペラ (まあ)
2015-11-12 01:04:21
わあ!ありがとうございます!!
知らないながらもなんとなく、椿姫あたりから入るのがいいのでは・・・・とおぼろげに思ってはいたのでした。
オペラ上級者の方のお誘い(多分欠員補充)の機会しかなかったので、見たい演目を自分で決めた事がなかったのです。
次こそ王道のオペラに酔いたいです。
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オペラ (carpediem)
2015-11-12 18:42:12
ザ・プロファイラーは留守録して毎週欠かさず見てるので楽しみです。
私のオペラの見方は、オペラのチケットを買ったその日からそのオペラを毎日の様に聴き込みます。例えばそれが「椿姫」であったなら、だんだんと私の中に「ここのアリアはこう歌って欲しい!この音はこんな風に出して欲しい!」という「私の椿姫」が出来てきて、そして当日は「私の椿姫を今日の貴方達はどんな風に観せてくれるの?」くらいのかなり挑戦的な姿勢で臨みます。そしてその期待に沿わなかったらブーイング…まではさすがに私は出しませんが、スカラ座の観客などはブーイングの嵐ですよね…で、今チケットを買っているのが、今年のオペラシーズンには久しぶりに大ファンのドミンゴのオペラを聴くことを目標にしていましたか、12月にバレンシアでやる「マクベス」のチケットをゲットしました。今までマクベスのオペラは聴いたことがなく、さっそくCDを買って聴き込み始めたのですが、マクベスはバリトンで、テノールはマクベスを殺すマクダフ!マクダフは出番はほとんど無く第1幕はアリア1曲、第2幕にちょっと合唱曲、第3幕は出て来ず、第4幕に出てきてアリア1曲歌ってマクベス殺して終わり…ドミンゴさんも、お歳だから、あまりフルで出るオペラはやらなくなったのでしょうね…観に行く前から少しガッカリ状態です…
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Unknown (carpediemさん(kyoko))
2015-11-13 20:07:08
 なんと、私もまったく同じ鑑賞法です! 上演日のだいたい数週間前くらいから、その作品のCD(歌手を違いのを数種類)を流しっぱなしにして、ひとりで盛り上がってゆき、当日を迎えるというパターンです。友人は、それじゃ本番で飽きてしまうんじゃない?と言いますが、そんなことはないですね~









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オペラ (carpediem)
2015-11-14 12:51:39
古典ですからね~私は「分かりきったものをその日の演者がどう観せてくれるか」を観に行くものだと思っています。ヨーロッパに行くと綺麗なオペラ座がたくさんあるので「こんなところでオペラとか観てみたいわ~」と軽~くおっしゃるお客様が多いですが、「オペラだけは事前のお勉強が必要です」と私は言います。映画の様にその場でストーリーを追って楽しむものというわけではないし、ミュージカルのように知らなくても動きがあるのでそれなりに楽しめる9割方ハッピーエンドでもない…そんな嬉しくも楽しくもない悲劇をほぼ歌だけで表すのですから、歌の内容を知らないと何やってんだか全く分からない…このあたり、歌舞伎や能と同じかもしれませんが、まだこちらは日本語ですから、なんの予備知識無くてもそれなりに楽しめるでしょうけど、オペラは外国語。日本語字幕はありません。パリのバスチーユのオペラ座は私の経験上唯一字幕が出ましたが、もちろんフランス語でした。こんな風に話しますと大体のお客様はオペラ鑑賞を諦められます。でも普通のクラッシック音楽みたいにもっと日本でのチケットが安ければオペラも日本にもっと浸透していくのかもしれませんね…
パリといえば、またテロが起こりましたね。ウチの会社はフランスの入っているツアーは全てキャンセルになりました。あぁ~パリ~!!!
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Unknown (うさこママ)
2015-11-15 21:40:35
「プロファイラー ゴーギャン編」岡田准一も大好きで、時々見ており、楽しみにしています。今、パナソニック汐留ミュージアムでゴーギャン展が開催中なんですね。
パリのテロ、ショックです。襲撃されたバスチーユから共和国広場周辺は好きで、よく歩く所でした。シリアも大好きな国で、アレッポもパルミラも素晴らしく、親切な人達にたくさん遭遇しました。ここ数年、家の都合で海外は難しくなりましたが、自分が旅行できないのは仕方ないとしても、世界中で憎しみの連鎖が広がるのは怖ろしく、悲しく、これ以上、広がらない事を祈るものです。
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パリ (carpediem)
2015-11-17 05:41:44
パリは昔から西側が高級住宅地でセキュリティもしっかりしており、東側が貧民街で治安が悪いところです。その理由は、地球の自転に従って西から東に風が吹くのはどこも同じかと思いますが、その昔まだ汚物を窓から捨てていた時代、悪臭が風に乗って東に流れるからだったそうです。1月のシャルリ・エブトと今回の同時多発テロもパリの東側で起こっています。パリの東側のホテルにはこれからは決して泊まりたくはないですよね…
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Unknown (うさこママさん&carpediemさん( kyoko)
2015-11-17 11:07:09
うさこママさん
 来年は「ゴッホ&ゴーギャン」展も来るみたいです♪ ふたりはセットで語られることが多いですもんね。
 パリのことはひどいショックで、このごろネットサーフィンばかりしています。ずるずると第3次世界大戦なんてことにならないでほしい。。。

carpediemさん
 厳戒態勢を取っていたと言っても、東側は後回しになっていたということなのでしょうか。攻めるより護るのが難しいとは言いますけど。。。
 旅行会社の中にはフランス行きを中止しないところもありますね。
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