中野京子の「花つむひとの部屋」

本と映画と音楽と。絵画の中の歴史と。

「芸術新潮6月号」とワシントン・ナショナル・ギャラリー展

2011年05月31日 | 朝日ベルばらkidsぷらざ
 朝日新聞ブログ「ベルばらkidsぷらざ」で連載中の「世界史レッスン<映画篇>」第63回の今日は、「究極の香水ができるまで」⇒ http://bbkids.cocolog-nifty.com/bbkids/2011/05/post-e514.html#more 世界的大ベストセラー「香水」の映画化作品について書きました。

 芳香や悪臭を映像で表現しようとするので、どうしてもグロテスクな描写になってしまうのですが、それもやむをえないなあ、という感じ。だからといって、映画館でほんものの匂いも出そうという動きには賛成できません。嗅覚の強烈さを思うと怖くなる。。。

 さて、ナショナルギャラリーといえば、ロンドン、と思う方が多いでしょうけれど、ワシントンにもあるんですよ!しかも印象派の宝庫です。

 月刊「芸術新潮」6月号の特集は、いよいよ始まるワシントン・ナショナルギャラリー展(6月から国立新美術館、9月から京都市立美術館)についてです。見どころの作品について、わたしが語りおろしましたのでどうぞお読みくださいね!⇒ http://www.shinchosha.co.jp/geishin/newest/

 この仕事の取材で去年11月にワシントンへ同行するお話があったのですが、講演が二つも入っていたので行けませんでした。でも幸い、3,4年前に行ってきたばかり。その後まもなく月刊「ダ・ヴィンチ」でのワシントン特集にも登場しました。いま思えば、ワシントンに縁があったのね。

 よく映画の舞台にもなるワシントン。特にナショナル・ギャラリーのあるスミソニアンは、美術館や博物館がアメリカ的スケールで並んで圧巻です。特にお勧めは航空博物館。年間来場者800万人というのも納得の面白さです。一日中いても飽きません♪

 「芸術新潮」へもどりますと、156ページに拙著「名画の謎」(↓)のプレゼントもありますので、ふるってご応募くださいませ!

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文春「本の話」から、「自著を語る」(「謎が解けたら、絵画は最高のエンターテインメントになる」)はこちら

http://www.bunshun.co.jp/jicho/1104nakano/index.htm


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 レンザブローで本書についてインタビューが載っています。お読みくださいね!⇒ http://renzaburo.jp/(「特設サイト」をクリックしてください)

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14刷中。NHKBSに出演番組がユーチュブで見られます♪⇒ http://www.youtube.com/watch?v=SX6wndSD6fA

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名画で読み解く ブルボン王朝 12の物語 (光文社新書 463) 


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sai
コメント (5)
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