中野京子の「花つむひとの部屋」

本と映画と音楽と。絵画の中の歴史と。

マリー・アントワネットの漆器コレクション

2011年05月09日 | 雑記
 いつもは火曜日更新ですが、今日は一日早く。
 というのは、明日10日のテレビのお知らせのため♪

NHK BSプレミアム
「知られざる在外秘宝」
第二回「発見された桃山のジャパン~スペイン・修道院で守られる蒔絵~」
2011年5月10日(火)21:00~22:30(90分)

 わたしも出演いたしますので、ぜひご覧くださいませ。

 タイトルには入っていませんが、前半スペイン、後半フランスです。あまり知られていないことですが、アントワネットは小さくて可愛らしい日本の漆器をたくさんコレクションしていたのです。しかもその選定眼の確かなこと!彼女のセンスの良さがわかり、さすがロココのファッションリーダーだっただけあるなあ、と感心すること必至です。

 司会は坂東三津五郎さん。ゲストは蒔絵の第一人者で人間国宝の室瀬和美先生とわたし。グリーンの殺風景なスタジオでの収録でしたが、実はあとでCG加工され、スペインの修道院やヴェルサイユ宮殿内にいるかのように写るようです。「マトリックス」の世界ですね。楽しみ♪

 室瀬先生には漆についての興味深いお話を、打ち合わせの席でもたくさん聞かせていただきました。いつかそのことはブログにアップいたしますね!



☆最新刊『中野京子と読み解く 名画の謎 ギリシャ神話篇』(文藝春秋)2刷になりました♪

 中野京子と読み解く名画の謎 ギリシャ神話篇
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文春「本の話」から、「自著を語る」(「謎が解けたら、絵画は最高のエンターテインメントになる」)はこちら

http://www.bunshun.co.jp/jicho/1104nakano/index.htm


☆「名画で読み解く ハプスブルク家12の物語」(光文社新書)
14刷中。NHKBSに出演番組がユーチュブで見られます♪⇒ http://www.youtube.com/watch?v=SX6wndSD6fA

名画で読み解く ハプスブルク家12の物語 (光文社新書 366)



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 レンザブローで本書についてインタビューが載っています。お読みくださいね!⇒ http://renzaburo.jp/(「特設サイト」をクリックしてください)

残酷な王と悲しみの王妃

 
☆「『怖い絵』で人間を読む 」(NHK出版生活人新書) 7刷中。

「怖い絵」で人間を読む (生活人新書)

☆光文社新書「名画で読み解く ブルボン王朝12の物語」3刷中。

名画で読み解く ブルボン王朝 12の物語 (光文社新書 463) 


☆「怖い絵」16刷中。

怖い絵

☆「怖い絵2」、9刷中。

怖い絵2

☆「怖い絵3」 6刷中。

怖い絵3


☆「危険な世界史」(角川書店) 5刷中。
危険な世界史


「おとなのためのオペラ入門」(講談社+α文庫)
おとなのための「オペラ」入門 (講談社プラスアルファ文庫)

☆「恐怖と愛の映画102」(文春文庫)
 
 恐怖と愛の映画102 (文春文庫)

☆「歴史が語る 恋の嵐」(角川文庫)。「恋に死す」の文庫化版です。

歴史が語る 恋の嵐 (角川文庫)

sai
コメント (6)
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