中野京子の「花つむひとの部屋」

本と映画と音楽と。絵画の中の歴史と。

「新書大賞2011」15位に「『怖い絵』で人間を読む」が選ばれました♪

2011年02月15日 | 
 今年も「新書大賞」の発表がありました。

 去年の新書刊行点数は1500以上!驚きの大生産ですね。その中から、20点が選ばれました。書店員、書評家、各社新書編集部(自社作への投票は禁止)、新聞記者70名による投票です。

 拙著「『怖い絵』で人間を読む」が15位になり、メデタイ♪

「怖い絵」で人間を読む (生活人新書)

 どんな本がランクインされたか、以下に書きとめておきましょう。

1位  「宇宙は何でできているのか」
2位  「デフレの正体」
3位  「街場のメディア論」
4位  「戦争と公平感」
5位  「伊藤博文」
6位  「葬式は、要らない」
7位  「希望難民ご一行様」
8位  「田中角栄の昭和」
9位  「なぜ韓国は、パチンコを全廃できたのか」
10位 「創られた「日本の心」神話」
11位 「残念な人の思考法」
12位 「天才 勝新太郎」
 同  「日本映画「監督・俳優」論
14位 「ハングル語の誕生」
15位 「『怖い絵』で人間を読む」
 同  「愛と憎しみの新宿」
17位 「発達障害に気づかない大人たち」
18位 「生物多様性とは何か」
 同  「物語 エルサレムの歴史」
20位 「電子書籍の衝撃」

 毎年感じることですが、芸術系は不利かも。。。

 実は2年前も「名画で読み解く ハプスブルク家12の物語」がランクインしたんですよ!(今年と方式は違っていましたが)

名画で読み解く ハプスブルク家12の物語 (光文社新書 366)

 「ベルばらkidsぷらざ」で漫画オペラシリーズの第二弾2冊分の読者プレゼントをおこなっていますので、応募してみてくださいね!
⇒ http://bbkids.cocolog-nifty.com/bbkids/2011/02/kids-097e.html#more

「トゥーランドット」 プッチーニの最高傑作がすばらしい漫画になりました!

トゥーランドット 【マンガでオペラ4】

「蝶々夫人」 某音大で講義をもっていたとき、「蝶々夫人(マダム・バタフライ)は、パリのマダムの話かと思っていましたあ」と言った学生がいました。確かに、オペラに関心なければそう思ってしまいますよね。日本女性が世界の男性の憧れとなったルーツがこれ!

蝶々夫人 【マンガでオペラ3】


☆最新刊「残酷な王と悲しみの王妃」(集英社) 2刷中。
 レンザブローで本書についてインタビューが載っています。お読みくださいね!⇒ http://renzaburo.jp/(「特設サイト」をクリックしてください)

残酷な王と悲しみの王妃

 

☆光文社新書「名画で読み解く ブルボン王朝12の物語」3刷中。

名画で読み解く ブルボン王朝 12の物語 (光文社新書 463) 



☆「怖い絵」16刷中。

怖い絵

☆「怖い絵2」、9刷中。

怖い絵2

☆「怖い絵3」 6刷中。

怖い絵3


☆「危険な世界史」(角川書店) 5刷中。
危険な世界史


「おとなのためのオペラ入門」(講談社+α文庫)
おとなのための「オペラ」入門 (講談社プラスアルファ文庫)

☆「恐怖と愛の映画102」(文春文庫)
 
 恐怖と愛の映画102 (文春文庫)

☆「歴史が語る 恋の嵐」(角川文庫)。「恋に死す」の文庫化版です。

歴史が語る 恋の嵐 (角川文庫)

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする