中野京子の「花つむひとの部屋」

本と映画と音楽と。絵画の中の歴史と。

『歴史が語る 恋の嵐』

2009年01月06日 | 
 明けましておめでとうございます。
 今年も皆様にとって良い年でありますように! 美しいことがいっぱい起こりますように!

 2009年の最初のわたしの本は、2月発刊予定の、

 『歴史が語る 恋の嵐』(角川文庫)

 これは六年前に清流出版社から『恋に死す』のタイトルで出した単行本(⇒ http://www.amazon.co.jp/review/RNNO1ITVGGF52)を書き直し、付け足しなどをした文庫化です。歴史上の有名無名の女性たちの恋について、年代別に書きました。

 14歳の二条(『とはずがたり』の作者)から始まり、66歳のデュラスまで、キュリー、シューマン、ヴィクトリア女王など、23人の女性たちを扱ったのですが、なぜか50代だけはすっぽり抜けていたんですね~。それで文庫にはもうひとり書き足しました。誰かは、読んでのお楽しみ。

 表紙は『オペラ・ギャラリー』でもごいっしょした、朝倉めぐみさん。月刊誌『母の友』の表紙も2年間されてらして、都会的なしゃれた雰囲気がとにかくステキです。『恋の嵐』もどんな絵になるのか、今からわたしもワクワク!

 角川出版は2月に全国各書店で<恋愛書フェア>というのを開催するそうで、拙著もその一冊となるはずです。お手に取っていただければ嬉しいです♪


☆最新刊「名画で読み解く ハプスブルク家12の物語」(光文社新書)、5刷中。
2月の神戸での講演会情報です⇒ http://www.kobunsha.com/news/index.html#a000093
 

名画で読み解く ハプスブルク家12の物語 (光文社新書 366)


☆最新刊「危険な世界史」(角川書店)
毎日新聞での紹介⇒ http://mainichi.jp/enta/book/shinkan/news/20080903ddm015070149000c.html
危険な世界史

☆「怖い絵2」、5刷中。
月刊誌『一枚の絵』1月号で、紹介と本のプレゼントを行なっています。ごらんください。

怖い絵2


☆『怖い絵』、10刷になりました。ありがとうございます♪ 「ほぼ日」での紹介。再録⇒ http://www.1101.com/editor/2007-11-13.html

怖い絵
怖い絵
posted with amazlet on 07.07.14
中野京子 朝日出版社 (2007/07/18)



コメント (5)
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