中野京子の「花つむひとの部屋」

本と映画と音楽と。絵画の中の歴史と。

「エイリアン展」&ギーガー

2008年04月08日 | 雑記
 朝日新聞ブログ「ベルばらkidsぷらざ」で連載中の「世界史レッスン」第107回目の今日は、「ベートーヴェンはモーツァルトより年上?」⇒ http://bbkids.cocolog-nifty.com/bbkids/2008/04/post_e696.html#more
 年齢イメージの錯覚について書きました。そういえば某作家が、「漱石が50歳になる前に死んだと思うたび愕然とする」というようなことを言っていましたが、昔の40歳は今の60歳くらいに見えますね~。

 ところで今日は、お台場で開催中の「エイリアン展」について。実は明日、見に行く予定。SFだ~い好きのわたしなので、楽しみ♪

 展覧会には映画「エイリアン」の、あのもの凄いエイリアンが展示してあるというではありませんか。想像するだに怖い!きっとカマキリとはちあわせしたコオロギみたいな気分?になるんじゃないかしら。

 この最強のエイリアンを造型した美術家はギーガーです。彼の絵はどれもこれも生理的恐怖を惹き起こすので、画集を見ているとぐったりしてきます。ベックリンの『死の島』へのオマージュも制作しており、『怖い絵2』にも挿入しましたのでごらんください。島自体がエイリアンのように不気味です。

 そういえば、知人の大学教授はUFOにさらわれかけたそうです。彼が言うには、すでにエイリアンは地球人に化けて北欧に定住している由。う~む。さすがに信じられないけど・・・

 わたしの偏愛SF映画ベスト5はーー

 ①「マトリックス」
 ②「ターミネーター」
 ③「バック・トゥ・ザ・フューチャー」
 ④「ガタカ」
 ⑤「ブレード・ランナー」

 娯楽一辺倒!


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中野京子 朝日出版社 (2007/07/18)


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マリー・アントワネット 上 (1) マリー・アントワネット 下 (3)
     




コメント (4)
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