浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

八正道と作善止悪

「御垂訓」

2019-08-04 00:35:29 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

添付のお写真はお釈迦様がご生誕になられたルンビニに建立されている
初代の摩耶堂です。
今は建て替えられて二代目の摩耶堂になっています。
恩師「長尾弘」先生は何度もお釈迦様の聖地訪問をされていますが、
この時が聖地訪問初回です。


~ 恩師の「心行の解説」下巻より ~


講演 三

先の続き・・・

「まあその内に、その内に自分の心が綺麗になれば先生の前に
出させていただける」と思って「その内に」と言っているうちに
先生が亡くなられましたから、
自分の怠慢と不精進とをいやというほど味わって自分を責めました。

亡くなられてから二年後、初めて四国に招いていただいた時、
皆様から「信次先生が亡くなられて、
私たちはいったいどうしたらいいのでしょうか」と
質問を頂きましたので、
「もし、高橋信次先生のような光の天使がお出ましになりましたら、
その時こそ一番先に馳せ参じて、
お役にたたせていただくことのできる自分を今造るべきだと思います。
                
私はその内その内という怠け心のまま時が過ぎてしまいまして、
先生にお目にかからせていただくこともできないで
辛い思いをしましたから、
今度こそ偉大な光の天使がお出ましになった時は、
私たちが一番に馳せ参じて、その手足と
なって使っていただける己を造りましょう」と、
昭和五十三年八月に誓いまいした。
あれからもう十一年が過ぎてしまいました。

今、私も全国から招いていただきまして東奔西走しておりますが、
まさかこんなことになろうとは夢にも想像していなかったことです。
最初はただ法を求めて下さる方、
信次先生が説かれた教えを聞いて下さる方、
また共に語り合える方があれば、どこへでも寄せていただいて
先生のお話をしたいという思いで、「先生はこういう方でした」

「こういうことを教えていただきました」
「このように学びました」といって、この大阪近辺で、
遠い所では四国で、お話させてもらっておりました。
これも天上界でちゃんと計画していただいた
レールの上に乗せてもらってただ
走り回るだけでしたが、日本国中、

また世界のあちこちからお招きいただく自分の今日ある事態が、
もう奇跡ではないかと思わせていただいております。

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