お写真は恩師のご講演中のものを学びの友の方が
カメラに収めたものですが、御覧のように恩師が
幽体離脱をされています。
被写体全部が移動していますと、カメラのブレと思われる方も
おありかと思いますが、御覧のように
恩師の前の演台は少しもブレていません。
このお写真について、恩師ご自身が後のご講演で
幽体離脱であることを説明されておられました。
恩師のご講演ラジオ放送より
心の扉―1
主題:過信は身を亡ぼす
先の続き・・・
こう気付いた時、啄木の苦しみは、
安らぎに変わっていた筈です。
そういえば、小説にこんな話があります。
中国の若者でこの人も天才と言われて
育った人がいました。
今で言うとエリートコースに乗っていました。
ところが、この若者は自分の才能は
こんなものでない。
こんなことで終わる一生ではない、と、
不満で一杯だったのです。
周りの人間も自分には
相応しくないように思っていたようです。
当然、友達はできません。
家庭を持ってもうまくいかない、
毎日毎日暗い顔をして苦しんでいるだけです。
この若者は後世に残るような
大詩人になることを願っていました。
今、自分がやっている役所の仕事など、
つまらない、と、思っていたようです。
自分の才能があれば、
きっと世の中が驚くような作品が書ける。
そう信じているのです。
ところが、この若者の書く詩は
誰も感動してくれないのです。
やがて、苦しみの中で、ある日、
若者は大きな叫び声を上げて
走りだすと、姿を消してしまいます。
家族も放ってしまったままです。