~ 恩師の「心行の解説」下巻より ~
講演 十五
先の続き・・・
人間は欲愛とか、生きるための自己保存や自我我欲の欲望とか、
求めて止まない地位名誉権勢欲とか、
いわば渇愛の塊のようなものです。
政治家の話を聞いていると恥ずかしいです。
いろいろな政党の偉い人たちが話しているのを聞くと、
皆「自分が正しくて、人が悪い」と言い合いをしていますが、
自らを正すことが正しい道であって、
人の間違いを正すのが正しい道ではないはずです。
「八正道」には八つの正しい生き方がしめしてあります。
この世には苦しみがあるというのは真理であり、
苦しみは生まれ起きるというのも真理であり、
生まれ起きるものであれば、
これを滅し尽くすことも真理であり、
滅尽に至る道も真理である。
苦の滅尽に至る道こそ八正道であると、説かれています。
正しい「ものの見方」をするのには、
心が平静でなくてはなりません。
腹が立っていたり愚痴に捉われている時、
また他を憎んでいる時は正しく見ることはできません。
また疑心暗鬼でいても正しく見えません。
そのような思いをいっさい持たず、
平静な心で物事を見た時は正しく見えません。
そのような思いをいっさい持たず、
平静な心で物事を見た時は正しく見えます。
人の話を考え事をしながら聞く時は、
耳はあいていても聞こえないものです。
心が他の事に集中していると、五官が働いてくれません。
私たちは自分の心の在り方によって幸せになったり
不幸せになったりします。
喜びいっぱいの幸せの中にありながら、
その心を横に向けたために幸せを失ってしまう方が多いです。