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浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

恩師の歌集「愛」より

得るものも失うものも無き我れに
何を恐れん我れ神の中

「御垂訓」

2020-01-12 23:56:41 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

~ 恩師の「心行の解説」下巻より ~


                   講演 十四

「正しく仕事をなし」

先の続き・・・

私たち学びの仲間は、
死ぬということは少しも恐いと思わなくなりましたと
おっしゃっています。
恐くないからといって自殺してはいけません。
これはいい所へ行けないのです。

自殺は自然の法則に背くことで神の御心に背く行為ですから、
自分の良心が自分を責めてきて、救われ難いのですね。
自殺された方に縁がありましたら、「あなたの自殺という行為は、
ほんとうの神様に御心に背いた行為です。そのことを目覚めなさい。
神様に背いて人は幸せにはなれません。
自然に従った生活こそ神に従う生活です」と、
よくお話させていただくのですね。

神様は「汝らは我がいとし子であることに目覚めよ 
愛ゆえに汝らをこの厳しい現象界に旅立たせしものなり」と言われます。

可愛いから私たちをこの世界に生まれさせて、
私たちの魂を進化させ浄化させ、
神のような心にさせるために転生輪廻させて下さっているのです。
私たちの学びの友、ご縁のあった方たちはみな大変綺麗な
お顔でこの世を去っておられます。
そういう嬉しいお便りを次々と頂いております。



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「御垂訓」

2020-01-12 00:05:11 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

~ 恩師の「心行の解説」下巻より ~


                 講演 十四

「正しく仕事をなし」

先の続き・・・

それがだんだん成長して、
手足が自由に動くようになっていたずらをし始め
ますと、大人の目でいけないことは「いけません」と叱られます。
その度に子供さんにとっては都合が悪いのです。

自分がしたいことを止められますからだんだん心に曇りを作ります。
三歳ぐらいになりますと、ものの見事に心の中は真っ黒になります。
神の心と人間の心との間にカーテンを下ろしてしまいます。

こうして幼い頃、善悪の判断もつかない時に犯した罪の上に、
成長と共に
苦しみの原因を積み重ねてその苦しみを背負いながら
生きていきますから、殆どの方が亡くなった時うまく成仏できないで、
硬直を起こしています。
私たちは硬くなるのが当たり前と思っていますが、
これはうまく成仏していない証拠です。
死後の体が柔らかくて温かく、
皺も消えて綺麗なお顔になっている方は間違いなしに
迷ってはおられません。

人間はこの世だけがすべてではありません。
それを死ぬのは嫌だ、死にたくないと思いながら死んでいきますと、
生きつづけたいという生への執着のために迷ってしまいます。

あの世に帰っても魂は生き続け、
そしてまたやがてこの世へ転生してくるのであり、
今は修行の過程であるということが理解できた時、
死への恐怖は自然となくなります。


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