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浄心庵・長尾弘先生「垂訓」
八正道と作善止悪
座右の銘-1
2008-11-12 20:49:44
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~ 恩師の御講演より ~
「座右の銘」
怒るな、威張るな、焦るな、腐るな、負けるな。
下座にあって、その一隅を照らす者は地上の宝である。
自慢する奴は親でも子でも惚れた方でも面憎い。
善事を尽くし天命を待て、結果が神が決めたもう。
気に入らぬ風もあろうに柳かな。
あれを見よ深山の桜 咲きにけり まごころ尽くせ人、知らずとも。
~ 感謝・合掌 ~
三種の人
2008-11-12 20:18:22
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Weblog
~ 佛教聖典より ~
この世には三種の人がある。
岩に刻んだ文字のような人と、
砂に書いた文字のような人と、
水に書いた文字のような人である。
岩に刻んだ文字のような人とは、
しばしば腹を立てて、その怒りを長く続け、
怒りが、刻みこんだ文字のように消えることの
ない人をいう。
砂に書いた文字のような人とは、しばしば腹を
立てるが、その怒りが、砂に書いた文字の
ように、速やかに消え去る人を指す。
水に書いた文字のような人とは、
水の上に文字を書いても、流れて形にならない
ように、他人の悪口や不快なことばを聞いても
少しも心に跡を留めることもなく、
温和な気の満ちている人のことをいう。
~ 感謝・合掌 ~
幸せ者とは・・・
2008-11-12 19:55:27
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Weblog
★ 高橋信次先生の御著書より ★
幸福者とは
多くのモノを持つ者と持たざる者
そのどちらが幸せであろう。
持つ者かそれとも持たざる者であろうか
もしも多くを持つ者がそれを失うまいとし
持たざる者がそれを欲するとすれば
そのいずれをも不幸であるといわざるを
得ない。
一日の食糧は数片のパンで十分であるし
居住の空間は数平方米で足りるからである。
物の多少に幸,不幸があると考える人は
本当に不幸である。
なぜなら自分自身を含めてあらゆる物質は
やがては大地や大気に還元されてしまうからである。
幸せな人とは失う物のない人をいう。
~ 感謝・合掌 ~
人生の道標
2008-11-12 15:31:13
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Weblog
~ 佛教聖典より ~
「人生の道標」
実践のできない 理論や知識を
何千何万 得ようとも
実践のできる 知識一つ得たほうが
はるかに尊いものである。
人生の価値は
理論や知識に あるのではなく
行為にあるからである。
~ 感謝・合掌 ~
十善戒
2008-11-12 13:12:15
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Weblog
~ 恩師の「御著書」より ~
Ж 十善戒 Ж
一. 不殺生戒:生き物の身命を殺害せず
二. 不倫盗戒:他の所有物を盗まず
三. 不邪淫戒:邪な男女関係を持たず
四. 不妄語戒:人を欺くことを口にせず
五. 不綺語戒:飾り立てたことを口にせず
六. 不悪口戒:人を罵る言葉を口にせず
七. 不両舌戒:人を仲違いさせる言葉は言わず
八. 不慳貧戒:財物をむさぼらず
九. 不瞋恚戒:怒りを人に向けず
十. 不邪見戒:道理に合わぬ考えを持たず
~ 感謝・合掌 ~
作善止悪
2008-11-12 13:00:21
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Weblog
~ 恩師「長尾弘先生」のみ教えより ~
◆ 恩師の御著書「真理を求める
愚か者の独り言」 ◆
◎ 作善止悪という簡単で難しい実践 ◎
この言葉の由来である古い時代の中国の故事を調べると、
こんな話があります。
白楽天という唐の時代の有名な詩人が、
かねてから気になっていた高名なふくろう和尚を訪ねます。
いつでも高い木の上で坐禅をしているので、
誰言うとなくふくろう和尚と呼ばれていました。
森の木の上にいるふくろう和尚に会うと、木の上の和尚に向かって、
白楽天はどうしたら人間は幸せになれるのかと質問をします。
すると、ただ一言 「作善止悪」 という単純な答えが返ってきました。
白楽天は思わず笑いました。
白楽天には教えのあまりのやさしさが意外に感じられ、
その言葉の幼稚さにあきれて帰ろうとした時、
うしろから 「三歳の童子これを知り、百歳の翁これを行えず」 と
痛烈な一言がひびきました。
私たちはものの善悪は三歳にして数えられていますが、
百歳になっても実践できないのが凡夫の姿です。
和尚は「三世の諸仏はことごとくこの法門を説き給う」と言われました。
三世は過去・現在・未来です。
いつの世にも変わらない真理として、
仏と言われる方はこの法門を説かれています。
恩師の「お詞」より・・・
~ 我が道は優し過ぎなり幼稚なり 人は言えども行いもせで ~
~ 感謝・合掌 ~
報恩
2008-11-12 12:16:32
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Weblog
~ 恩師の御講演より ~
「報恩」
人は唯一人では生きられない
仮に無人島に住したとしても
そこには太陽の熱・光があり
水があり・草木・森羅万象が共存している
空気があり、その空気の中には
人がそして生物が生きて行けるだけの
適当な酸素が含有されている。
この酸素の量が過多であっても過少であっても
生命を維持することは何人たりともゆるされない。
換言すれば 森羅万象の調和にささえられ
生かされることによって
私達は生きさせて戴いているのである。
もしこれらのものが無かったら・・・を、
一度 想像してみてください、
太陽の熱・光、そして空気・水
森羅万象すべてが有償であったとした場合
あなた様がどれほどの収入を得ていたとしても
たちまちのうちに破産してしまうでしょう。
このことを考えた時、おのずと心に感謝と
合掌の思いが出てくる筈です。
これらの恩に報いる
唯一の道は、
森羅万象を生かし他を生かすことであり
自分を取り巻く森羅万象への報恩であり
他を生かし物を生かす報恩の行為しかありません。
感謝とは報恩の行為があってこそ成り立つものなのです。
~ 感謝・合掌 ~
感謝
2008-11-12 07:47:12
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Weblog
~ 佛教聖典より ~
「すべてに感謝」
努め励んで得た富は、自分ひとりのものと考えて
自分ひとりのために費やしてはならない。
その幾分かは他人のためにこれを分かち、
その幾分かは蓄えて不時の用に備え、
また社会のため、教えのために用ちいられることを
喜ばなければならない。
一つとして、「わがもの」 というものはない。
すべてはみな、ただ因縁によって、
自分にきたものであり、
しばらく預かっているだけのことである。
だから、一つのものでも、大切にして、
粗末にしてはならない。
~ 感謝・合掌 ~
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