笑いまみれ・はなこば日記

笑うことを積極的に考える女の日記
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天才か秀才か

2010年11月19日 | テレビ
お笑いの話。

みんな天才が好きです。
わたしも
もちろんみんなに含まれますので
天才が好きです。

天才型の芸人さんは、
カリスマ
とか言われて
もてはやされます。
発想が常人とは違い
別世界に生きているようなひとです。
まるで
異星人のようだ。
とわたしは思います。
そんなひとに対して
みんな
生い立ちから興味津津。
ふつうのひとと違うところを
見つけては
やっぱりなぁ。
なんて大げさに騒がれます。

それはそれとて
おいといて、
私は
そんなひとびとは好きだけど
あんまり重要視しておりません。
秀才と比べたら。
って意味です。

天才は
理解しようにもできない気がして。
しなくてもいいんだけど。

そうなってくると
いつか慣れがくるんだ。

天才が天才である鍵は
「発想」にある。
常人凡人には
思いつきもしない
発想を
天才は持っているのだ。
ただ
「発想」は無限にあるわけではなく
いつか
底にたどりつく。
たとえそれが天才の発想だとしても、
分析して
納得しちゃうことも可能。

それでは
秀才は
どうかというと。
たぶん相対するのは
「表現」かな。
と思うんです。
お笑いの秀才は
表現力に優れている。
優れた表現には
努力と強い意志と
頭の良さが必要だ。
秀才型の芸人さんが
役者業も難なくこなすことからも
それが分かる。

なんて
そんな小難しい分析はともかく
天才型と秀才型を両方備えている芸人や、
天才で
表現力を磨き続けているそんな芸人さんも
数多くいらっしゃいます。

わたしが
気になっているのは
徹底的に
秀才型の芸人さんです。
ネタを考えない
見た目も派手ではない
人柄だけでやっているというのでもない。
とにかくそんな普通の人が
ものすごく優秀な芸人さんだったりする場合が
あるではありませんか。
そんな芸人さんは
たいてい
お笑いファンから浅く見られ
がつがつ前にも出ずに生きている。

そのひとのすごさは
本気で集中して観察していないと分からない。
たいていコンビだったりすると
華々しい相方の陰に隠れていたりしますから。


何が言いたいか
わからなくなってきたけど
バカリズムを見ていて
天才だ。
と想い、
それでもこのひとをツッコンで観察しようと
思わないのは
天才にはやっぱり興味がないからだ。
という自己分析。
それから。
だから
バナナマンの日村さんは
すごいんだよ。
ってことを言いたいのでした。

それだけでした。

では今日はこのへんで。

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