笑いまみれ・はなこば日記

笑うことを積極的に考える女の日記
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第16回東京03単独公演『あるがままの君でいないで』東京追加公演

2014年09月22日 | ライブ
今年はいいかな?
と思っていたのに
結局
追加公演に豪華ゲストが出るのを知り
ガメツサから
思わず行ってしまいました。

特に今回は
佐藤隆太さん
ラーメンズ片桐さん
ウッチャンナンチャン内村さん
という
衝撃ゲスト。
案の定、チケットは即完売。
機材席解放という
うそかまことか分からない
追加チケット販売で
9/20(土)2日目の夜公演を見てきました。

全ネタメモを。


・先輩の土下座
仕事でミスを土下座で収めた飯塚先輩が
後輩豊本にみっともないと言われることから始まる
サラリーマンの仕事終わりの飲み会コント。
角田さんの仕事のできなさそうなところがハマり役。

・新オフィス
3人で始めたイベント会社のオフィスを代官山に引っ越しして
荷物をいれたところで
どんなオフィスにするか話し合う。
角田さんだけ
みんなと思い描いているイメージが違う仲間はずれ状態。
決して全否定はしないけど
「んーー」って誤魔化して
結局うまいこと流そうとする態度を
尻尾つかんで
キレるところが
東京03の良いところ。
仲良くケンカしてる。
大正ロマン。

・終業後
不倫を目撃したのに
その場にこっそり居座ろうとする空気の読めない同僚。
修羅場とかでも遠慮せずに
変な行動とっちゃうひと、いますよね。
トヨミさんと主任役の飯塚さんの対比で
トヨミが大きかった。

・ドキュメンタリー番組
日本料理店で大将が弟子に叱咤する場面を撮っているドキュメンタリー番組ディレクター。
弟子が映像を使わないでほしいとディレクターに頭をさげて
師匠がテレビ用に大きめに怒っていたことを言うと
師匠もこれを認め、
もう一回やるから
という展開になるやつ。
後半のオチまでの展開が面白い。
もう1展開あるのがいい。

・旅の打ち合わせ
三人で角田さんの田舎に行く旅行の約束をしていたのに
突如キャンセルになり
必要以上に怒る豊本さんと
なだめる飯塚さん。
なぜか飯塚さんを責める角田さん。
飯塚さん以外がオカシイ設定。
豊本さんのキレ方が
巧すぎて怖い。

・巨匠の憂鬱
風景写真界の巨匠の出版記念パーティが行われるホテルの喫煙所。
まわりからチヤホヤされている環境が気に入らなかったのだ言う巨匠と
自分を誰ともしらない失礼な若者と会話する。
このコントがわたし一番好きかも。
失礼な感じのタメ口を大御所が気に入る
っていうよくあるシチュエーションに
「そんなわけないだろ」
と斬り込んでいて素敵でした。

・センスなきゆえに
彼女に振られた飯塚さんとその友達、
居酒屋でセンスあるかないかのメニュー対決をして
事件に巻きこまれるコント。
今までのコントの断片を少しずつつなげて
ひとつにする試みのコントで
構造的にこれ…ちょっとごめんね、苦手だった。
つながったドヤ感だけじゃないよ。
???
と思う場面が多々ありすぎて
気にしなければ、
面白いって思えるのかもしれないが。
わたしが鈍いので見逃しただけか
スッと流れていかない。
暗転が多すぎて、どうもテンポもね。
って文句ばっかり。
良いところ探そう。
最後、飯塚さんが「あははー」とはしゃいだところが好き。
笑っちゃった。

・マカオの夜は大混乱~ゲスト出演回~
ゲスト、片桐仁さんの回。
片桐さんが舞台に出てきただけで
空気が一気に変わった。
今回あらためて感じたのは仁さんの身体性が豊かなこと。
長い手足とグネグネした動き
当て書きなのかな
良い意味で気持ち悪さ全開だった。
マカオのホテルロビーの設定は
本当にこれ、好きなんだね。作家さんは。
ロビーでのシチュエーションコントは
欧米シットコムの影響ではないのか。
わたしもコント作家だったら
書きたいもん。

それはともかく
今ラジオを聞いたら
ウッチャンの回以外はDVDになる予定だそうだ。
見たいな他の回。

東京03に関して
ここ8年くらいライブを追いかけていたけど
いよいよ
来るところまで来たと思っています。
毎回書いているように思うけど
思いのたけを書きます。
超ファン
と言う方はたぶんムカつく内容になるかと思うので
ご遠慮ください。
批判多め。


さて。
東京03のファンになったきっかけは
こんだけ鬱屈していて暗いテーマなのに
これだけ面白く楽しいコントができるチームが
世間で認められていないなんて信じられない!
ってところからです。
もともとアルファルファのコントが好きだったのもある。
発売初日にチケットをとれば
発売時間じゃなくても
1列目をゲットできた。
しかし今や
チケットの金額や争奪に関して
手の届かないところに来た。
今回
肌身で感じたのは
今までは
小さなしぐさやくすぐりでも
笑いが来ていたことだ。
心から三人が好きなひとが
ファンという気持ちのみで笑っている。
東京03の客席はなぜか今までそういう笑いが少なかった。
お客さんが冷静で(ファンなのになんでだ?)大人なのか
控えめだった。
でもいまや
いろんな層を取り込んでいる。
それはとってもいいことだけど、
サービスのとり方も変わってくるし
大規模になればなるほど、笑いは薄まって行く気がしている。
表現方法のクオリティやネタのエッジという部分では劣化を感じないけど、
今回のライブはいちばん説明が多いように感じた。
イメージや何かしらのポリシーを提示するためだと思う。
コント師としての格好よさを見せる戦略だと妄想する。
それは成長や大きくなるためには必要なことかもしれませんが、
わたしが愛している東京03の側面ではない。
というか
どうしても「バナナマン」的なもの
もしくは「シティボーイズ」的
もしくは「ラーメンズ」的
つまりはカリスマ的なものを意識しちゃう。こっちが勝手にね。
日常あるあるのコントが好きなわたしとは
合わないでしょう?ふつうのおじさんなところが好きなんですよね。
長いこと応援している芸人さんが売れると
こういうことが
あるんだねー。

ま、だから見に行かなきゃいいのです。

東京03の10周年イベントでファンとしての至福のひとときは
終わっているのかもしれないな。

ごめんよ。
ウッチャンの公演を見に行けなかった恨みと思って下され。
ツイッター見ていたら
ほぼほぼ有名な業界人の方々や芸人さんのための回かよ
いやそーだよ
だからチケット発売前にゲスト告知したのだよ
とひとりで会話した。
悔しいなら
それなりの人物にならなきゃいけないのだ。
心痛…。

でわまた
水曜日。

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