笑いまみれ・はなこば日記

笑うことを積極的に考える女の日記
新アドレス→http://hana58.hatenablog.com/

アメトーークのパクリたい-1グランプリ

2014年10月01日 | テレビ
アメトーーク3時間スペシャルをやっと見終えて
ふう
なんてひと息ついたなかで惰性で見始めた
その日の深夜の平常時間帯のアメトーーク。
「ザキヤマ&フジモンがパクリたい-1グランプリ」
ふーん。
でもパクリでそんなに面白くなるのかね?
と思っていたのだけど
見たら、
なにこれ!
すっごく楽しいじゃないか!
想定をグッと飛び越して素晴らしかった。
そんじょそこいらのネタ番組と同じ箱に入れても
特筆して素晴らしかった。

芸人さんたちにこの企画で募集をかけたところ
パクッてほしいという応募が殺到したとのこと。
パクられるのは
迷惑ではなく、
これによって少しでも名前が売れて
生き延びるという発想だ。

構成は
パクッてほしい芸人さんが登場し
ネタを披露。
パクリたいかどうかザキヤマさんとフジモンがジャッジ。
登場してパクったネタを披露。

これ、どうするんだろ。
ってすぐ思いました。
だって
元ネタがせっかく面白いところを
変形させすぎて
もっとウケちゃったら?
もしくは
全然つまんなかったら?

でも杞憂だった。

出演者は…。

〈オーディション枠〉
トレンディエンジェル
湘南デストラーデ(焼き芋やさんのやつ)
カゲヤマ(ゴリラドラム)
天狗(業界用語)
デンジャラス
クマムシ
ピスタチオ

〈レジェンド枠〉
クールポコ。
フォーリンラブ
ロバート秋山・山本

〈売れっ子枠〉
日本エレキテル連合
どぶろっく


まず出演者のラインナップが
すばらしいです。
トップバッターにこれ以上のひとはいない
ハゲラップアイドルでお馴染みトレンディエンジェル。
ベテランのデンジャラスを中間に配置し
(私も大好き)クマムシからのピスタチオ。
ここは本当に興奮しました。

それからもう一回見ても
満足感の高いレジェンド枠。
最後に
日エ連とどぶろっくという贅沢。

あと気づきましたが
パクられる前提で考えると
ネタとしては
そんなに好みではなくても
繰り返しやってみたいフレーズが
生き生きと光を放ちます。
たとえば
天狗。
漫才としてあのネタを見たとき
わたしは練習しすぎなところと
キラーフレーズへの流れ方が苦手だったのに
一気に
楽しく感じられる。
ゴリラドラムもコントとして見るよりも
ゴリラドラムの横で歌うひととのセットとして見ると
すっごく変で面白い。

あと
ザキヤマさんとフジモンのパクリネタも
力加減が絶妙で
すごく良かったです。
決して殺さず
お笑い愛に溢れていて最高。
デンジャラス以外
全部パクリたいジャッジをして
出てくるのも優しい。
出てこないのも優しい。

最初は
すぐにパクれてネタつくれる?
はて?
と首かしげて見てたのですが
後半にかけて
ネタ合わせしているのが分かり
これ
裏でネタ合わせ楽しかったんだろうなあ
って妄想したりしました。
やっている芸人さんがみんな笑顔。

そしてふたりのパワーはやっぱりすごい。
元ネタを受けて
きっちり返さなきゃいけない
プレッシャーのなかで全てやりきっていて
格好良かったです。
中途半端な芸人さんではできないことをやったのだ
と思います。

ここにいない
小梅太夫さん
エド・はるみさん
藤崎マーケット
レギュラー
ゴー☆ジャス
キングオブコメディ今野さんと竹山さんも出てきて
お笑い大好きって
幸せだな!
って思わせてくれました。

ネタ番組としてのセンスも抜群で
さすがバラエティ界のトップ番組と
思いたくもないこと思ったよ☆

そして
ネタ番組と銘打っている番組ほど
テレビ番組として手を抜いちゃいけないんだな
って考えていた。
ネタをテレビ画面通して
だらだら見るのって
苦行
って一時期思っていたことがあったので。
ネタ番組、少なくて、いやだ!
っていうのがお笑い好きとしての論調によくあるけど
面白いネタ番組が少ない!つーか、ない!ほとんど!
っていう説を唱えていこうと思います。

個人的には
カンツォーネ!
見たかったなあ。
島田夫妻ね。

ではまた

最新の画像もっと見る