経営の視点から考える「知財発想法」

これからのビジネスパーソンに求められる「知財発想法」について考える

「顧客の視点」系セミナー

2007-01-24 | イベント・セミナー
 本日は、ディーブレインコンサルティングさん主催のセミナーで、「知的財産業務支援の実践方法」についてお話をさせていただきました。昨日の「顧客知識」の記事と基本的には同じ意識で、今回のセミナーでは、「特許」「商標」といった「商品知識」からのアプローチだけでなく、「顧客の視点」から見て、こういう業種であればこういう視点から知財を考えるべき、といった解説を項目に加えてみました。
 例えば特許であれば、「商品」を提供する側から見ると、特許権とはこういうもので、どういう手続で効力はどうで・・・といった話になりますが、「顧客」の側から見ると、業種によってその使い方や位置付けも様々です。本日のセミナーはベンチャーを支援する金融機関やコンサルタントの方が対象だったので、投資先や顧問先へのアドバイスを行う場合に、こういう業種であればこういうポイントを中心にチェックすべきということを整理して説明させていただきました。
 知財関係のセミナーというと、「商品知識」に関するものか、抽象的な「戦略論」に関するものが多いように思いますが(私自身も後者を担当することが多いですが)、実用性ということを考えると今回のような切り口からの解説にもニーズがありそうな気がしますので、内容をもっとブラッシュアップしていきたいと思います。


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