スターワゴンのエアコンについて、思ったこと。

　前回、ＭＲ２のエアコンスイッチのＡ／ＣとＥＣＯＮスイッチを、どう制御しているのだろうと記事にしましたが、そこでスターワゴンのエアコンの登場です。



　スターワゴンのエアコン、ＥＣＯＮスイッチがなく、ノーマルＡ／Ｃスイッチしかありません。しかし、ハッキリ言って、ノーマルＡ／Ｃで、ＭＲ２のＥＣＯＮくらいしか冷えません(笑)。それどころか、もっと冷やしてほしいのにコンプレッサ止まったりしています。



　パーツカタログを拝見したところ、やはりエバポレータにサーモセンサあり（８７１３４番部品）。

　新車解説書は手元にないので詳しくは分かりませんが、おそらくエバポレータ温度が５～７℃の範囲くらいでコンプレッサを止めているんじゃないかなと予想しています。面白いもんで、内気循環で冷やしまくっているとコンプレッサが止まるので、外気導入にするとコンプレッサが動作したりしています。あと、真冬は完全にＡ／Ｃが動作しません。したところで、ちょっと動いたらしばらく動かなくなります。

　なんで冬場は冷房使えないんだろうと思ってましたが、とりあえず仕組みが分かったので、この車のエアコンは、冷やしたいからと安易に最強冷房にするのではなく、エバポレータの温度すら把握した、テクニックのいるレバー操作が必要なのかもしれません。

　エバポレータのコンプレッサ動作ＯＦＦ温度の仕様を知ることが条件ですが、なんらかの方法でエバポレータの温度をリアルタイムで知りえる装置を取り付ければ、効率的なエアコン操作が可能かもしれませんね。なんでそんな、エアコンのご機嫌うかがって操作しなきゃいけないのか納得いきませんが(笑)。