
前からやろうやろうと思っていた、MR2のメータを分解して色刺しする作業を、やることにしました。

とりあえず、メータ周辺のパネルを外せばメータにアクセスできるだろう、という甘い考えで作業開始。

う~ん、なにかに引っかかってて取れない(笑)。いきなり作業が難航。

コラムを外して取るのかな?と思いコラムパネルを外そうとしたところ、コラムパネルの上半分が外れません。

きっとハンドルを外せばコラムパネルが取れるんだろうと思って、外しました。

外れないよ(笑)。またも作業難航。

なんにもすることないから(笑)、タバコ吸っていたら、ひらめきました!チルトスティアリングが付いてるのを忘れていた!というわけで、コラムをチルトレバーで下げたら、難なく外せました。なんだよ、ハンドル外す必要なかったじゃん(笑)。ムカつくゼ!

メータ周辺のパネルを外しても、メータにアクセスできません。なんと!バイザーまで取り外す必要がありました。このバイザー、どういう風にハマっているのか分からず四苦八苦していたのですが、手前に引いたら外れました。やれやれ。

バイザー本体、バイザーのレインフォースを外したところ、ついにメータが露わに。ここまで来るのに、2時間近く掛かってます(笑)。俺の予定では、1時間半で全部の作業を終了する予定だったんですが。

メータはネジ4個で、簡単に取れます。コネクタも硬くないので、スッと取れました。

写真だとあっという間ですが、実際あっという間に(笑)メータ分解できました。表面の透明プラスチックは、超分かりやすいツメでハマっているだけです。

この針なんですが、本来はオレンジのようです。針は透過照明ですので、針単体は透明プラスチックで、実際は針の底面にオレンジのシートが貼付されている構造のようですが、すっかり色が飛んで白くなってます。

そして、もう一か所塗る部分として、この水温系のレッドゾーン。すっかり色が飛んで、ちっともレッドじゃないです(笑)。

マッキーで塗りました。かなり小さい部分で、マスキングするのも大変なので細目のマッキーでチマチマ塗っていきました。

針も同様に、オレンジのマッキーで塗りました。

ちゃんとレッドゾーンになりました!なに?塗りムラが汚いって?小さいことを気にしていると、身体に毒ですよ。まあ、実際ちょっと気になるけどな(笑)。

その点、針はまるで最初からオレンジだったかのように綺麗に塗れました。

このオドメータのリセット=ボタンもすっかり色飛んでみっともないので、こちらもマッキーで真っ黒に塗りました。

あとは中を掃除して、透明パネルをハメ込んで終了。

すっかり色の飛んでいたリセット=ボタンも綺麗になりました。

スペアメータとの比較。針が綺麗なだけで、圧倒的に雰囲気が変わりますね。

ところで、このバイザーに付いてるメクラ蓋みたいなの、何なんだろうとずっと思ってたら、エアコンかなんかの日照センサみたいですね。曇っていたので、コンパウンドで磨いてツルツルにしておきました。どうでもいいけど、これのハーネスのコネクタ、イヤになるくらい硬くて入れるのも外すのも大変です(笑)。

もう仕組みが分かったから、戻すのはあっという間(笑)。動作確認OK!

さっそくテストドライブ…ん?スピードメータ動いてねーぞ!

またも分解するハメに(笑)。今度はハンドル外さなくても、バイザー取っただけでメータにアクセスできました。

車速ケーブルが、ちゃんとハマってなくて外れていたようです。

再度テストドライブを実施、問題なくスピードメータ動きました!
はあ、疲れた。結局、マッキー3本で塗るだけの作業に4時間かかりましたとさ。たかが選手のナベツネじゃないけれど、たかがメーターに4時間も。でも、もう、砂漠の真ん中でメータ壊れても、その場で修理できるくらいのスキルは身に付けた(笑)。

マネする人は、必ず針は透明オレンジで塗ってください。透明じゃないオレンジで塗ると透過照明が効かなくなります。マッキーが一番。