二餅のスーパー・チラ裏日誌

Nimochi's curious weblog

2輪発のデジパネは、ゴールドウィングか?

2019-08-21 20:30:00 | バイク

 スクーター初の2輪車用デジパネは、1982年発売のホンダ・スペイシー(50ccのやつ)と言われていますが、あくまでもスクーター初であって、2輪車全体にまで視点を移すと、どれなんだろうかといつも疑問に思っていますた。

 いろいろ調べてみると、SC02型のホンダGL1100ゴールドウィング(ゴールドウィングの2代目)らしいということまで突き止めました。2代目ゴールドウィングのグレードは、カウルの無いスタンダードタイプ、カウルの付いたインターステイト、同じくカウル付きで最上級グレードのアスペンケードの3つで、イメージ検索の結果、1981年モデルの最上級のアスペンケードがデジパネを採用していたようです。



 ようつべさんで動画を発見、キャプチャー。表示素子は液晶ポジ、燃料計や水温計、タコメータはゾーン表示となっていますね。もっと凄まじいデザインかと思っていましたが、意外とオーソドックスです。

 1984年に、ゴールドウィングは3代目モデル(SC14)にモデルチェンジしたようで、こちらにもデジパネが採用されていたようです。こちらも調べてみたら、最上級のアスペンケードがデジパネだったようです。



 またツベさんで動画発見。ほんと、ツベさんは何でもあるな(笑)

 燃料計、水温計はゾーン表示ですが、タコメータはデジタル数値となりました。ギアポジション、ウォーニングなど各種インジケータも装備。こちらもデザイン自体はオーソドックスです。

 ゴールドウィングと言えば、日本では水平対向6気筒の大型クルーザーと認識されていますが、3代目までは水平対向4気筒で、この次の1988年登場の4代目ゴールドウィング(SC22)で6気筒になり、日本でも正規販売されました。
 しかし、残念ながら、4代目ゴールドウィングはアナパネしか存在しないようです。うぅ、4代目が一番カッコいいんだけどなァ。

 資料が少なく、確定情報ではありませんが、おそらく2輪車初のデジパネは、ゴールドウィングだと思います。日本で販売されなかったのが、残念ですね。