前回、ランサーの名義変更について陸運支局に問い合わせを行いました。所有者死亡に伴う名義変更は、家族全員で共同相続という形をとり、そのために専用の用紙(遺産分割協議書)に家族全員の所在地、氏名を記入の上、実印を押印、更に登録者の印鑑証明と所有者が死亡したことが明記された戸籍謄本(改正原戸籍)の提出を求められました。
ほとんど書類がそろったので、登録前に再度陸運支局を訪ねて、書類に不備がないかどうかを確認しに行きました。ところが、(個人の名誉のために)ここでは細かく書かないですが、諸般の事情により書類に不備があり、この方法で登録することができなくなりました。

支局職員も呆れたのか?(笑)、別の登録方法を提案してくれました。
こちらの書類は、現在の車の価値が100万円以下の場合に使用できる書式で、登録者本人の住所、氏名を記入の上、実印を押印するだけのタイプで、家族の署名(遺産分割協議書)が不要になりました。

添付書類は、登録者の印鑑証明と所有者が死亡したことが明記された戸籍謄本(改正原戸籍)に加え、自動車ディーラーなどで自動車を査定してもらった査定証と査定士の登録証の複写となります。

というわけで、いつもの三菱販売会社にランサーの査定を行ってもらいました。ここで100万円以下の査定を出す必要がありますが、まあ、普通に考えて100万円以上の査定がつくことは、天地がひっくり返ってもあり得ないことなので、出来レースです。
いくらになったと思います?


1000円(笑)
うちにある、どのミニカーよりも安そうな金額だ(笑)
まあ、売るつもりで査定してもらったわけではないので、笑い話で済んでますけど、これ、普通に売却を検討したうえでこの金額だったのなら、腰を抜かしていただろうな。

というわけで、今度は書類の不備なく登録ができそうです。来週月曜に休みを取ってあるので、午前中に名義変更したいと思います。
なお今回、「いつもお世話になってますから」とディーラーから査定の手数料は徴収されませんでしたが、飛び込みで買い取り業者等に査定を依頼した場合は、査定の手数料を取られる可能性があります。その場合は、この方法で名義変更すると書類は簡素化できてラクですが、高くつく可能性があります。