5代目ルーチェに試乗する機会を得ました。オーナー氏の粋な計らいに感謝。

後期型のセダン、ロイアルクラシックです。3000のV6DOHC、最上級グレードですが、ハードトップではなくセダンというところがミソ。探そうと思って出てくるものではありません。
このアングルからだと、ダイハツのシャルマンに似ていますね。
で、ロイアルクラシックといえば…

デジパネです。

2段式タコメータと、スピード部。後期型で影付き表示になっていたようです、知りませんでした。

燃料計、電圧計、水温計。おそらくトヨタ車用を多く製造しているデンソー社製かと思われますが、水温計の表示がトヨタの1コマ式ではなく、ゾーン表示です。

忘れてならない正立式カセットプレーヤ。タイプ2もかかってこいや。
プリセットされたグライコに「ENKA」がある点に注目。

※マネしないでください。
とてもスピード表示部が見やすいデジパネです。年式を考えると、当時ライバルたち(…と言っても実質クラウンだけです)がブラックフェイス盤面を採用しているなか、マットブラック盤面のルーチェは古風な造りと言わざるを得ません。しかし、この大きなスピード表示が、とても見やすいサイズ、そして位置です。ただ、タコメータは飾りですね。
自動車自体も、年式を考えるとビックリするくらいボディ剛性が高いと思います。乗り心地も抜群で、あずき色の毛足の長いモケットシートも最高です。トランクも広く実用的です。全席パワーシートなどと言った過剰装備も萌え要素で、「ロイアルクラシック」というこれ見よがしなグレード名に恥じない内容だと言えるでしょう。ハッキリ言って、気に入りましたw こりゃいいぞ~