二餅のスーパー・チラ裏日誌

Nimochi's curious weblog

ルーチェ萌え

2012-09-09 21:40:11 | 自動車@そのイ也

 5代目ルーチェに試乗する機会を得ました。オーナー氏の粋な計らいに感謝。



 後期型のセダン、ロイアルクラシックです。3000のV6DOHC、最上級グレードですが、ハードトップではなくセダンというところがミソ。探そうと思って出てくるものではありません。

 このアングルからだと、ダイハツのシャルマンに似ていますね。

 で、ロイアルクラシックといえば…



 デジパネです。



 2段式タコメータと、スピード部。後期型で影付き表示になっていたようです、知りませんでした。



 燃料計、電圧計、水温計。おそらくトヨタ車用を多く製造しているデンソー社製かと思われますが、水温計の表示がトヨタの1コマ式ではなく、ゾーン表示です。



 忘れてならない正立式カセットプレーヤ。タイプ2もかかってこいや。

 プリセットされたグライコに「ENKA」がある点に注目。


※マネしないでください。

 とてもスピード表示部が見やすいデジパネです。年式を考えると、当時ライバルたち(…と言っても実質クラウンだけです)がブラックフェイス盤面を採用しているなか、マットブラック盤面のルーチェは古風な造りと言わざるを得ません。しかし、この大きなスピード表示が、とても見やすいサイズ、そして位置です。ただ、タコメータは飾りですね。

 自動車自体も、年式を考えるとビックリするくらいボディ剛性が高いと思います。乗り心地も抜群で、あずき色の毛足の長いモケットシートも最高です。トランクも広く実用的です。全席パワーシートなどと言った過剰装備も萌え要素で、「ロイアルクラシック」というこれ見よがしなグレード名に恥じない内容だと言えるでしょう。ハッキリ言って、気に入りましたw こりゃいいぞ~



2 コメント

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M.T. (私の、ファースト・レディに。)
2012-09-10 20:04:41
前期のCMの最後に流れるこのフレーズが好きでした。

ルーチェの3000ccはHTのリミテッド系ばかりよく見た印象があります。
ロイヤルクラッシック、なおかつセダンとなると相当な希少車では
ないでしょうか。私も萌えます。

ところで、デジパネファン的に気になるのはメーターの
「DIMMER OVERRIDE」スイッチですが、これはトヨタのデジパネで
言う所の、レオスタットダイヤルをカチッとクリック音がするまで
最大輝度側に回したのと同じ効果(スモールライトON時に
メーターの減光をしない)でしょうか?

こういう細かな所にもメーカー毎の思想って出るものですね。
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ニ餅@管理人 (コメントありがとうございます)
2012-09-10 21:23:24

>>M.T.さん

 こんにちは。

 ディマースイッチは、おそらくそういう用途だと思います。押してみましたが、ライトオフ時の減光作用はありませんでした。ライトオン時に減光キャンセルされるものだと思われます。でも、やっぱりダイアル式の方が人間工学的には正解だと思いますけどね。

 ルーチェ自体、このデカバンパー車はほとんど現存していないように思います。ロータリー車がイロモノ的扱いで根強く残ってますが、個人的にはこの3000ロイアルクラシックの方が遥かに魅力的です。
 なんたって、マツダがクラウンに匹敵する自動車を作っていたというだけで、素晴らしいことです。
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