これは保管しているスターワゴンの純正アルミのスペアーですが、スポークとリムの間のモールドに、黒く色刺しされています。どうもこのモールドの色刺しは有るのと無いのとがあるようで、どのタイミングで無くなったのかナゾなのですが、ちなみにこのウィールの製造年は92年1月。
こちら、89スターワゴンのオプションカタログより。純正アルミのスポークとリムの間のモールドに黒く色刺ししてあります。なので、前期型のウィールはモールドに色刺しアリで確定のようです。
一方、こちらは後期型になった90スターワゴンのオプションカタログより。モールドの色刺しが省かれたように見えます。部品番は、前期型と共通。
どうやら後期型になる90年ぐらいのタイミングで省かれるようになったようですが…でも、うちにある色刺しアリのウィールは92年製だしなぁ(笑)。なんだかよく分からん。スターワゴンのアルミは、標準装備品ならびにメーカオプション(ライン装着)とディーラオプション(販売店装着)の2種類の入手法があり、もしかするとライン装着品が後期型になった時点で色刺し無しで、ディーラオプションのは前期型の補修部品として在庫していたウィールとごっちゃになって装着されていた可能性もあります。品番も同じですし、その可能性は大いにアリ。普通は、仕様が違ったら品番変えるんですけどね。あくまで名探偵ニ餅の推理ですので、確定情報ではありませんので、あしからず。
なお、ハブキャップのモールドの色刺しが省かれたのは、93スターワゴンからで確定です(カタログより)。なんだか、これは色刺し省くとマヌケだなぁ(笑)。
俺は、このウィールが
大好きだ。社外品なんかに換えたくありません。様々なバリエーションが存在しますので、どうぞ参考になすってください。
~スターワゴン純正アルミコレクション~
まずは、前期型用の純正アルミ。初代パジェロ中期型用のウィールを流用装着したもので、87モデルよりオプションとして用意されました。スポークとモールドにグレーメタリックの色刺し。力強くも優しさも感じる、秀逸なデザイン。表面は切削加工で、質感も高いです。ただ、手入れが悪いとくすんだり腐食したりするのが難点。トピー工業製。
そして、おそらく1番流通したであろう後期型用の純正アルミ。スポークのみ、グレーメタリックの色刺し。モールドの色刺しは省かれています。スペースギアは言うに及ばず、ハイエースなんかにも流用されている(ハブ径が1㍉大きいので、ハイエースには問題なく入る)のをよく見かけます。
こちらは88シャモニーに装着された、異彩を放つ全面ホワイト塗装のウィール。実物見たことないので、これは一番レアだと思います。
こちらは89シャモニー、90シャモニーに装備の、スポークの色刺しがゴールドの特別仕様。高級乗用車みたいですね、さすがバブル期。時々中古で出回ることがあります。
こちらは、スポークの色刺しが省かれたバージョンで、91~93シャモニー、93~94ジャスパーに特別装備。残念ながら、こちらはコストダウンを感じます。こちらも時々、中古で出回ることがあります。