ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

指輪原作再読その4

2008年11月18日 | 指輪物語&トールキン
なんだかなかなか指輪ネタを書く暇がないうちに、はやペレンノール野の戦いも終わってしまいました。今療病院の真っ最中。
読んでいていろいろ気がついたところもあったのですが、もう忘れちゃった・・・また来年読んだ時に感想書きます・・・(汗)
そんな中でも覚えていることを覚えているうちに・・・
まず、ピピンとベレゴンドがお弁当食べたりした城壁って、もしかしてあの一番上の、映画で言うとデネソールが飛び降りたあそこですかね??? すごいとこで食べてたんだなあ。そういや映画でもベンチらしきものがあったかも?
それから、ファラミアをラスディネンから救い出した後、なんと担架でガンダルフとベレゴンドが運んでたんですね。なんか絵を想像するとちょっと笑える・・・
しかも療病院に着く前にガンダルフが脱落?したので(アラゴルン呼びに行ったんだっけ? もう忘れてる(汗))、なんとガンダルフのかわりにピピンが担架かついだんですね・・・それ無理があるんじゃあ(汗)まあ、映画ではピピンが頑張って一人でファラミアを助けましたけどねえ。
と、とりあえず忘れないうちに気がついたこと書いておきました(笑)

話が少し戻りますが、「二つの塔」下、フロド・サム・ゴクリルート、読んでいてやっぱり映画は違うよなあ、と思ってしまいました。何度も書いたことですけど。
サムの優しさ、ゴクリを疎ましく思いながらもなんだかんだとかわいそうに思ったり・・・というあたりが、やっぱり原作はいいよなあと思いました。
突然じゅうの歌を歌って、笑ったフロドが迷っていた選択を決めることができたりとかも。
サムとゴクリのやりとりもなんだかかわいくていいコンビですよね。
ファラミアについても何か思ったことがあったんですが、忘れてしまった・・・(汗)

で、「王の帰還」上はやっぱりいいよなあ。もう読むのが楽しくて。
元からメリーが好きですが、今回はさらにメリーに感情移入して読んでしまいました。
置いていかれまいとデルンヘルムと戦いに行きながら、一体自分に何ができるのかと自問するメリーには等身大で感情移入できますね。
「一人の騎士のお荷物になって、鞍から落っこちないよう、駆ける馬たちの蹄にかけられて死んだりしないように願うのが関の山というところ!」って台詞、すきですね~
ガン=ブリ=ガンもカッコイイし、彼の「風の向き変わった!」もいいし・・・
この、「風向きが変わる」という変調が、原作ではかなりウェイトが高いのですが、映画ではなくて残念・・・
あと、やっぱりエオウィンが魔王を倒す場面ですね~! エオウィンの果断さがカッコイイ! 映画のおびえる等身大なエオウィンも悪くはないんですが、魔王に「私は女だ」と啖呵を切るところはもうちょっとカッコ良くあって欲しかったかな・・・
メリーが勇気を振り絞るところも良いし。この場面はラジオドラマも今イチだったからなあ。
あと、ピピンとデネソールのエピソードにも色々思うところあったのですが、結構忘れちゃったなあ。
デネソールがピピンが忠誠を誓うのにかすかに笑顔を見せるところ、やっぱりグッと来るなあ。デネソールなりにホビットに心を動かされてたんだなあと。
「息子を奪わないでくれ」というところは初読時からほろっと来ましたが、映画とはかなり雰囲気違うんで、久々に読んだらやっぱり良かったです。
私のイメージが一般的じゃないのかもしれませんが、デネソールってもっと冷徹な中に脆さがある感じで・・・映画はもちろん、ラジオドラマもなんか違ったんですよね。朗読CDはどうかな?(まだTTTです・・・)
もし私が役者で男だったら、デネソール演じてみたいなーとか思いますね(笑)
療病院でアラゴルンがピピンと再会するところも良かったですね。ピピンに会えて嬉しそうなアラゴルンが良いなあ。
まだ読んでないけど、目覚めたメリーとのやりとりも良いんですよね。アラゴルンのこういうところが好きだから、映画のアラゴルンはちょっと物足りなかったんだよなあ。RotKでメリーを見送るところは好きだけど。ああいうアラゴルンもっと観たかったな。

というわけで、もうじき「王の帰還」上も読み終わっちゃいますけど。読み終わる前にまた感想書けるかな?
コメント
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