ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

原作未読の友だちの感想続報?

2004年04月06日 | 旧指輪日記
一昨日RotKを見た原作未読の友だちからメールが来て、感想の続きを聞かせてくれました。(終わった後すぐに帰ってしまったので、あんまり話す時間がなかったので)
なんか死者の軍隊が良かったとか、かなり意見の相違もあったりしたのですが(笑)あのラストについて、「指輪を捨てたらお話はおしまい、ではなく、物語は続いて行く、みたいな終わり方は良かったと思う」と言ってました。フロドの旅立ちの理由がわからなくても、そういう風に捉える人もいるんだなあと、目からウロコの感想でした。少なくとも彼女には、フロドたちが旅立って行くこと、サムが家に帰ってサムの物語を続けて行くことがそういう風に思えたのでしょう。(って直接話してないので深読みしすぎかもですが・・・)
先入観のない感想を聞いて、あのラストは上手いこと作ったのかもなあ、と思いました。あのどこか明るいラストは、原作未読でフロドが旅立つ理由がわからなかった人にも、決して不快感を与えず、「ひどいラストだ」と思わせることのない、「なんとなくいい終わり方」になっているのかも・・・。
以前別の友だちのお父さんが「ハッピーエンドだったよ」と言っていたという話を聞いて「ええー!?」だったのですが、なんか納得できたような。「フロドの旅立ちの意味がわからなくてもあの映画を良いと思えるのか」という疑問の答えをもらったような気がします。
ま、たまにはうちの妹のようにショックで食欲なくなる人もいるようですが(笑)
ところで、今日、amazonから指輪関連のものが色々届きました。「サンタクロースからの手紙」の原書、「ホビット」のアラン・リーの挿絵入り原書、「ビルボの別れの歌」の原書、そして別にamazonでなくても売ってたんだけどついでに、の画集「トールキンズワールド」です。
とりあえず「サンタクロースからの手紙」を読み始めたのですが、英文が面倒になってしまい挫折。まあ本気?になれば読めるとは思うのですが、これで挫折しているようではHoMEシリーズなんて絶対読めないなあと実感(汗)
「サンタクロースの手紙」では、子供たちが何年までサンタクロースからの手紙をもらっていたのかが気になってました。最後の方はやはり末っ子のプリシラだけが受け取っていたのですね。日本語訳でも泣けてしまった最後の手紙のくだりはやはりちょっとじわっとしてしまいました。最後の「Good-bye!」という手書きの文字がまた泣かせますね。
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