ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

引き続きサントラの話題ですが

2004年04月01日 | 旧指輪日記
TORnからの情報で知ったのですが、SaundtrackNetで、アカデミー音楽賞関連にノミネートされた人たちの集まり?のもようがレポートされていました。
この記事の中で、サントラのボックスセットのことについて話していたそうですが、発売は来年になるとか言っていたようです。うーん、今年中には出ないのか・・・。果たして本当に発売されるんだろうかとやや不安が・・・(汗)ショアはやる気満々って感じですが。
サントラと言えば、RotKのサントラ考察の準備?をそろそろ始めているところです。早くても完成は6月かと思われますが(汗)
RotKのサントラを全体的に考えてみて気がつくのですが、TTTの時は場面が変わるごとに音楽が一旦終わっていたのですが、RotKでは場面が変わっても音楽が切れずにそのまま変化して行くパターンが主流になってるんですね。これは、TTTの時のように、別々に行動していた仲間たちの場面を並列的に映し出すのではなく、分かれている仲間たちの行動が次第に重なって一つに収束して行く様子を表しているのだろうなあと思いました。
TTTでも、最後の方、ファラミアに「指輪には破壊の力しかないんだ」と訴えるフロドの場面と、木の鬚と一緒に森が破壊された場所に向かうメリーとピピンの場面は音楽が繋がっていて、それぞれに頑張っている仲間たちの絆を感じてじーんとしてしまったものです。サムの台詞と共に、同じ音楽の中でアイゼンガルドと角笛城の仲間たちの様子が映されている場面もそう思いましたが。
これはきっと音楽だけの効果ではなく、編集自体がそのような意図でなされているからなのだとは思うのですが、やはり音楽の力は絶大だなあ、と思わずにはいられません。
あと、RotKでは音楽が鳴っていない時間帯が今までよりも多いような気がしています。音楽がないことが印象的な場面が多いということかもしれません。
例えば、ガンダルフとピピンがデネソールの元を去って行く場面で、石の床にガンダルフの靴音とピピンの足音が響き、デネソールが再び椅子に座って暗い思いに沈むところなど、デネソールの孤独と狂気を音で感じられる場面だと思いました。
FotRが一番音楽が鳴っている時間が多かったような気がします。TTT、RotKとだんだん減っているような。その辺の効果についても考察できたらいいなあと思っているのですが。
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