ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

TOYSARUSにて

2008年09月24日 | 旅行
タイムズスクエアのトイザらスにて。なぜかSWのミレニアム・ファルコンがトランスフォームしてしまう謎のおもちゃ・・・そういや前にネットで見かけたかも。
トランスフォームするとなぜか顔がハン・ソロとチューパッカになるという・・・


こちらはバービーのCHICAGOバージョン? こういう衣装売ってるんですかね。
こういうの見ると、やっぱりアメリカ人ってフィギュアであそぶの好きだなーと思いますね・・・
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TOKYO!(ネタバレ)

2008年09月24日 | 映画
グズグズしてたらまたもや駆け込み鑑賞に・・・シネマライズはもう少しやってるようですが、渋谷まで行くのは遠いし・・・(観劇だと有楽町くらい当たり前なのに、映画だと新宿、池袋より遠くには行きたくないという(笑))
ミシェル・ゴンドリー監督作品が入っているというので観に行くことにしました。ミシェル・ゴンドリー、「エターナル・サンシャイン」「恋愛睡眠のすすめ」と2本ともかなり好きだったので、これはこの監督はハズさないなー、ということで、彼の作品はこれからも観に行こうと思いました。今年は「僕らのミライへ逆回転」も控えているのでとっても楽しみ!(でもこの邦題なんとかならんものか・・・最近変な邦題多いよなあ)
今回は3人の監督の約30分の作品の3本立て。以前「パリ、ジュテーム」を見た時にはなんと5分作品のオムニバスでしたが、「5分って意外と長いな」と感じたものですが、今回も「30分て意外と長いな」と。短くて物足りない、という感じにはならなかったですね。
その分、短編らしい不条理で不可解な感じもありましたけど。
レイトショーで観に行きましたが、なんか怖い夢を見ているような感覚で・・・レイトショー向きかも。
それでは1本ずつの感想を。

インテリア・デザイン 監督:ミシェル・ゴンドリー
N.Y.を舞台とした原作をもとにした作品だそうです。そう言われてみると、このシチュエーションはN.Y.でもパリでもあり得そうな。
特に、部屋の狭さとか路駐の厳しさとかは、日本の地方都市と東京の差よりも、アメリカの地方とN.Y.の方がはるかにギャップあるだろうなあ、と思います。車社会のアメリカでは、N.Y.の車停められない状態はすごくギャップあるだろうし。部屋の広さも、日本だったら地方でもそんなにすごく広い部屋ってことはないですよね。家賃は違うにしても。
そんな、どこの国の都市でもあり得そうなシチュエーションの物語で、N.Y.が舞台でもパリが舞台でも想像できる感じなのですが、これはまさに東京が舞台の作品なんだなあ、ミシェル・ゴンドリーが東京を撮るとこんな感じなんだなあ、というのが印象的でした。
銀座あたりの都心を舞台にしながら、わざわざひなびた古い感じの風景を選んでいるあたりが、なるほど彼にとっては東京ってこういうイメージなんだ、と面白かったですね。
他の2作品も、都心を使いながらひなびたどことなく昔っぽい映像で撮ってましたので、外国の映画人?にとっては東京ってそういうイメージなんですかね。
最初のうちは、ミシェル・ゴンドリーというよりは普通の地味な日本映画? という雰囲気だったんですが、主人公の彼の映画が出てくるあたりからだんだんゴンドリーらしい感じに。
シュールな映画の映像はちょっと「らしかった」ですね。ウサギかわいい(笑)血まみれでも(笑)
スモーク焚きすぎのところとかもおかしかったですねー。
機材を独りで運ばなきゃならなくて、ホース首に巻いて・・・とかも(笑)
そして、東京で部屋探しも上手く行かず、仕事もできず、彼のように夢を追いかけるでもなく・・・と自信を失って行く主人公が椅子になってしまう、というあたりからの展開は、もう見事にミシェル・ゴンドリーの世界でした。
椅子になってからの方が面白かったから、もっと長かったらよかったのにと思ってしまった・・・あそこにたどり着くまでがちょっと長かった気も・・・
そのまま「インテリア・デザイン」の椅子であることを選んでしまった主人公の選択にもびっくりでしたが・・・都会に飲み込まれてしまった哀しさを感じつつも、どこかユーモラスで、シュールでもあって・・・やっぱりミシェル・ゴンドリーらしいなあと思いました。面白い作品でしたね。

メルド 監督:レオス・カラックス
レオス・カラックスってよく知りません・・・(汗)
批評家のレビューなんかではこの作品が一番取り上げられていたように思いますが、私はちょっとうーん・・・。よくわかりませんでした。ちょっと気持ち悪くなった・・・
謎の言語で会話するメルドと弁護士とかが笑えれば結構面白かったのかもしれませんが、全然笑えなくて怖いだけだったし・・・(笑うところではないのかもしれないけど)
若くて美人のフランス語通訳が淡々と変な言葉を訳すのは結構おかしかったけど。
メルドの悪行も、最初の銀座のは馬鹿馬鹿しくておかしかったけど、渋谷の大量殺人に至って全く笑えなくなってしまってうーん。
ラストの「次はN.Y.」はちょっと笑えたかな。
3作品の中で唯一、よく外国人が撮る「誤解された日本」でしたね。あまり日本に来たことがないのかな。
それを思うと、ミシェル・ゴンドリーは東京好きというだけあって、結構日本に来ているのかも・・・?
なんて程度の感想しか出てこないです・・・

シェイキング東京 監督:ポン・ジュノ
ポン・ジュノ作品は「殺人の追憶」も「グエムル-」も観に行こうかなーと思いつつ観に行かなかったので、作品自体は全然観たことありませんでした。
短編らしい奇妙な雰囲気もありつつ、綺麗にまとまった作品だと思いました。話も映像も。ギター1本で演奏している音楽も印象的で良かったです。
蒼井優ってすごいなあと思いました。存在感がすごくて。微妙な表情だけで全て表現してしまう。やっぱすごい女優なんだなあ・・・
香川照之さんは結構苦手な役者さんなんですが、やはり上手いですね。そしてこの作品の中では苦手だなーという感じがしませんでした。
10年引きこもっていた主人公が外に出た時の開放感にはちょっとじわっと来ましたし、人気のない渋谷の交差点とか、東京の風景の切り取り方も良かったです。
最後が地震というのは「グエムル-」の監督っぽいかな、なんて思ってしまいましたが、見てないんでこんなこと言えないですね(汗)
竹中直人さんとか、ちょっとしか出番なかったけどすごい存在感でした。役者さんも上手いけど、使い方も上手いなあと思いました。
荒川良々さんとか、彼である必要があるのかどうかわからないくらい一瞬しか出てこなかったけど・・・(汗)(インテリア・デザインの妻夫木聡さんもそうですけど)

というわけで今年見た映画の順位。
1.イースタン・プロミス / 2.ミラクル7号 / 3.マイ・ブルーベリー・ナイツ / 4.グーグーだって猫である / 5.西の魔女が死んだ / 6.ナルニア国物語第二章 カスピアン王子の角笛 / 7.スウィーニー・トッド / 8.転々 / 9.TOKYO! / 10.コレラの時代の愛 / 11.エリザベス ゴールデン・エイジ / 12.ライラの冒険 黄金の羅針盤 / 13.奈緒子 / 14.L Change the World / 15.クリストファー・リーとフランク・ザッパのこわがることをおぼえようと旅に出た男 / 16.ティム・バートンのアラジンと魔法のランプ / 17.スターウォーズ クローンウォーズ / 18.デトロイト・メタル・シティ / 19.20世紀少年 / 20.マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋 / 21.カンフーくん / 22.フランシス・フォード・コッポラのリップ・ヴァン・ウィンクル / 23.ポストマン / 24.ミック・ジャガーのナイチンゲール
順位つけるのすごい難しいんですがこの辺で・・・

あと、これから観に行く映画のリスト。
公開中 「崖の上のポニョ」「あぁ、結婚生活」「パコと魔法の絵本」
9月27日公開 「コドモのコドモ」
10月4日公開 「宮廷画家ゴヤは見た」「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス ディズニーデジタル3D」
10月11日公開 「僕らのミライへ逆回転」
10月25日公開 「ブロードウェイ♪ブロードウェイ コーラスラインにかける夢」「ブーリン家の姉妹」
11月1日公開 「レッドクリフ」
12月公開 「アラトリステ」
ポニョ観に行く気があるんでしょうか私は・・・(汗)
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