ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

口パクの思い出?

2005年07月30日 | 雑記
中国で、コンサートやテレビなどで口パクを禁止するという面白い!?法律が出来たんだそうです。なんだか笑えるんですが、チクリ歓迎とか言っているらしく、ちょっと怖い気も。
どういう意図なのかよくわかりませんが、日本のアイドルを進出させないためとも受け取れるような(笑)
口パクと言えば、強烈な思い出があります。
某アイドルが出るミュージカルに、好きな女優さんが出るので行ったことがありました。1万円くらいの定価がオークションで8万円になってたりして、売っちゃおうかかなり迷いましたが(笑)行きました。
そしたら、口パクだったんですよ~(汗)しかも、口パクの必要ないはずの人まで皆口パクで。そりゃ皆揃えないと違和感あるから無理もないのですが、「口パクで1万円はキツイよ~(汗)」と思いました・・・
まあ、「アイドルを生で見る」ということに意味があるんでしょうな・・・アイドル目当てでない人には厳しいものがありますが・・・
しかし、そのミュージカルが口パクだという話、全然聞かないんですよね(汗)その女優さんのファンクラブ関連でも全く口パクの話題は出ず・・・タブーなんでしょうかね、やはり(汗)
そう言えば、先日四季の「CATS」を見た友達が、「声がスピーカーから聞こえてきたけど、口パクなの? マイクも見当たらなかったし・・・」と言ってました。
いや、四季で口パクだったら犯罪ですよね(汗)彼女はマイクを頭とかにつけているというのを知らなかったのでそう思ったようですが、そうか、聞きなれてないと口パクかどうかって分かりづらいのかな、と思いました。テレビなんかだと余計に分かりづらいかもしれませんね。あんまり歌番組も見ないので分かりませんが・・・
でもあのミュージカルは口パクってすごく分かったけどなあ・・・まあどうでもいいか(汗)
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BBCラジオドラマ22

2005年07月30日 | 指輪物語&トールキン
引き続きラジオドラマです。今回はかなり嬉しいというか、ファンサービス的な部分かな(笑)
まずは予告どおり? セオデンの葬儀の場面です。セオデンのテーマというか黄金館のテーマが、実はセオデンの追悼の歌だったことがここでわかります。原作では詩人(名前忘れた(汗))が歌ったことになってたと思いますが、ここでは静かながらどこか勇壮さも感じさせる男声合唱で、これがまた良いです。
この歌をバックに、メリーのセオデンへのお別れの言葉が。原作とはちょっと違ってますが。
原作では、歌の間ずっと泣いていて、歌が終わってから叫ぶように言っていたメリーですが、ここでは歌をバックに、しずかに万感の思いを込めて語りかける感じです。これもまたいいなあ。原作だとメリーの悲しみとセオデンへの思いが強く感じられますが、ラジオドラマはむしろメリーの成長を強く感じます。もちろんセオデンへの思いと悲しみも感じられますけど。
そのあとエオメルの演説とエオウィンのファラミアの婚約発表です。エオメルはやはりこういう演説や檄を飛ばす時の声がとってもカッコイイです。
原作どおりのアラゴルンとエオウィンのやりとりのあと、多分いきなり何日か後に飛んでると思うのですが、なんとフロドがエオメルに暇乞いをします。そしてエオメルもフロドに言葉を返します。なんだか不思議な感じ~。
そしてなんとその後はエオウィンがレゴラス、ギムリ、サム、ピピンにさよならを言います。それにまた一人一人が「Farewell」とか「Good-by」とか答えているのがなんだか面白いです(笑)
それにしても、エオウィンはなぜまたほとんど接触のないこの人たちにお別れを・・・エオメルの方がまだ付き合いあると思うのですが。特にギムリとレゴラスはね。ピピンとも一緒に黒門前に行ってるし。
そして再びエオメルに戻って、ローハンの騎士になったメリーに特別にお別れを言います。「古の王たちなら贈り物をするだろうが、私には何も与えるものがない」って原作どおりの台詞を言うのですが、その後の「そなたは自分の武具以外は何も受け取らないというから」というのがカットされていて、ローハンそんなに貧乏なのか? と思われそう(汗)
そしてエオウィンが角笛を渡しますが、それをためらいもせずに「Thank you」と嬉しそうに受け取るメリー(汗)
そして、原作ではエオメルが「デルンヘルムの想い出に」と言ったところを、「馬鍬砦でわたしを戦いに行くように励ました戦士のことを思いだすでしょう」なんてメリーに言わせていたのはちょっと嬉しかったですね。
この後、なんとファラミアがフロドにお別れを! そう言えば、原作ではこのあたりもうファラミア出てこないんですよね。このくらい言ってくれても良かったと思うので、よかったです。
しかしファラミア、サムにも何か言ってあげて欲しかったなあ・・・
そして、ピピンがかわいい声で「ガンダルフはどうするの?」と聞きます。うう、かわいい・・・(笑)
それに答えてガンダルフは「エルロンドと裂け谷まで行く」と言ってピピンをホッとさせます。そうか、エルロンドもいたんだ・・・とこの時初めて気がついた私(笑)エオメルもエオウィンもファラミアもエルロンドのこと無視してないか・・・?
そしてガラドリエルとケレボルンがゴンドールに来ていないことに今更気がついたりして(汗)
そしてさらにその後、サムがおずおずと「馳夫さんはどうするんですだ? あ、いやアラゴルンの殿様は・・・」と言います。この言い方がもうかわいくて! 久々にサム愛が甦って参りました(笑)
それに対してアラゴルンは「アイゼンガルドまでは一緒に行く」と答えて、サムは「That's good news.」と言います。
ここ、単にこの二人の台詞の量が少ないからとも考えられますが、ピピンのガンダルフへの、サムのアラゴルンへの親愛の気持ちが感じられて嬉しくなってしまいますね。

さて、アイゼンガルドに到着すると、今度は木の鬚登場。ラジオドラマの木の鬚はちょっとせっかちで熱すぎでは? と思ってましたが、久々に「ホーンフム」という声を聞いたら、「ああ木の鬚だ~」と嬉しくなってしまいました。
また、メリーとピピンが「Old Treebeardだ」という風なことを言ってからの登場なのが嬉しかったですね。
でも、サルマンを逃がした言い訳する時、やっぱりちょっと熱すぎかなと思いました、木の鬚・・・(汗)
木の鬚の、「ファンゴルンを通って道のりを短縮したい人もいるのでは」という言葉に、なぜかエルロンドが「アラゴルンはミナス・ティリスに帰るし我々も通らないけど、レゴラスは招待を受けるだろう」と言います。エルロンドあまりにも影が薄いから喋らせたのかな・・・(笑)
それに続いてレゴラスが「行こうギムリ」というようなことを言い、それに答えてギムリが「友情のために行く」というようなことを言います。原作ではなんだか嫌々そうだったけど(笑)そういや、この人たち燦光洞行ってないんじゃあ・・・(汗)
そして、アラゴルンの「ついに旅の仲間もここで解散か」の言葉に続き、いよいよギムリの「Farewell, my hobbits!」が。ホビットたちが三々五々それに答えているのがかわいくていいなあ~。
その後の「これであんた方も無事に家まで帰れるよ。それで私もあんたがたの危険を気遣って目を覚ましていることもないだろうよ」も原作どおり♪
しかし、その後の「機会があったら便りをするからね。このうちの何人かとはまた会えるかもしれないし。しかし全員が集まることは二度とあるまいなあ」という台詞はレゴラスになってました。ここ、原作ではレゴラスがあまりにもあっさりしすぎだったと思うので(まああのサバサバ感もまたいいんですが)、なかなか良い変更なんじゃないかなと思います。
そして、去って行くレゴラスとギムリがなぜか「ナマリエ!」と、あまつさえエルフ語も交えて叫んでいくのが・・・なんでギムリまでエルフ語喋らなきゃいかんのでしょうか・・・(汗)
それに他の皆も「ナマリエ!」と叫び返す、ちょっと不思議な光景・・・(汗)ガンダルフだけがなぜか英語なのが不思議でございます。
お次は木の鬚とのお別れです。ガラドリエルとの会話は当然ながらエルロンドに振り替え。ナン=タサリオン云々は何もかも見てきたガラドリエルが言うからこそいいんですが、まあこの台詞残っただけでもよしとせねばですね。
それに答えて木の鬚がナン=タサリオンの思い出をちょっと喋るのはいいですね。
その後のメリピピとの会話は大幅に増えていて嬉しい限りです。増えすぎてて書ききれないくらい(笑)
特に、木の鬚が二人に向かって「You are a hasty people, you hobbit-children. The laughing-folk, the little-people.」と呼びかけているのが良かったなあ。
そして、「ホーンフム」と歌う木の鬚の声がだんだん遠ざかって行く演出もとっても良かった!
そしてついにアラゴルンとの別れが。ガンダルフやエルロンドともちゃんとお別れしているのがいいですね。アラゴルンは多分この二人とはここで本当にお別れなのですから・・・
そしてサムとの会話が追加されているのが嬉しいです。なんか、ラジオドラマではアラゴルンとサムのつながりを強調?しているような。そのあたりの感覚は私も似たようなものがあるので、嬉しいです。
そして、アラゴルンのテーマの優しいメロディに乗せて、原作どおりのお別れの場面のナレーションが流れるのが良かったです! 思わず泣いてしまいました~!
やはり、好きな場面が素敵にアレンジされているのを聴くのは嬉しいものですね。
しかし、フロドとも最後のお別れなんだから、もう少し会話して欲しかったなあ。サムだけじゃなく。それだけ残念です。

好きな場面が多くて思わず長くなってしまいました(笑)
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