ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

献血と海外旅行

2005年07月29日 | 雑記
先日、妹と一緒に渋谷に行ったら、いきなり献血したいというので仕方なく付き合いました。
いや献血するのはやぶさかではないんですが(でも8年ぶりだった(汗))、これからオールスタンディングのイベントに行くのに400ccも血抜くのもなんだしなあ、血が止まりにくいから腕に絆創膏貼ったままなのもなあ、と・・・
でも、献血ルーム行って献血しないで待ってるのもなんなので、結局献血することにしました。
結局妹は抗生物質が入った薬を飲んでから3日以上経ってなかったので献血できず、私だけ献血するはめに。
最近、ヤコブ病が日本で確認されたおかげで、海外渡航経験のある人の献血条件が厳しくなったんですよね。すっかり忘れてたんですけど・・・
1980年から1996年までイギリスとフランスに1日以上滞在していた人は献血できないとか以前は聞いていたのですが、フランスについては今のところ緩和されていて、6ヶ月以上の滞在ということになっているそうです。
というわけで、私も献血できないかと思ったのですが、できてしまいました。血色素は多いので、血液検査で献血できなかったことないしなあ(笑)
しかし、今までの海外渡航経験を逐一聞かれ、時期と滞在期間まで聞かれました。書ききれないし覚えてないし、恥ずかしいっての(汗)今度から省略して書こう・・・
しかし、あるおじさんが、問題の期間にイギリス旅行したことがあるらしく、献血できなかったようなのですが、「それじゃ海外旅行する人は誰も献血できないじゃないか!」(そんなことないと思うけど・・・)「もっと周知するべきじゃないのか!」(新聞に出てたよ・・・)などと八つ当たりして帰って行きました。平に謝っていた献血ルームのスタッフがかわいそうでした・・・でも謝りなれてる感じだったなあ。色んな人がいるんだろうなあ。
でも、今回の措置のおかげで献血の量が激減して(そりゃそうだ)、献血のご協力のお願いなんてのがうちの職場にも回って来ました。
それでフランスもとりあえず6ヶ月以上でOKになったのかなあ。確かにイギリス、フランスにこの期間1日でも行ったことがある人なんて山ほどいるだろうからなあ・・・私も含めて。

話は全然違いますが、うちの両親がこのご時世にエジプトに行きたいとか言っていたので、「アホか!」と止めておきました。
そしたら「じゃあイギリスか」とかいうので、冗談で言ってるのかと思ったら本気らしいので目が点になりました。うーん、世界情勢を知らないにもほどがある・・・
そしたら「じゃあ行くとこないじゃないか」と・・・そんなことないだろう(汗)
まあ、人のことは全く言えない私ですが(汗)テロが横行しているこのご時世に、あまりに何も考えずに物見遊山の海外旅行するのはどうなのかと。その国の情勢をよくわかっていて、それでもどうしてもという理由があるのならまた違うんですが、何も考えてないんだもんなあ。いくらツアーで行くとは言え。
こういう人に限って、自衛隊のイラク派遣に反対してなかったりするし。(うちの父。母は何も考えてません)いや、イラク派兵とテロは無関係だとか思えるから平気でそういうことが言えるんだろうか・・・
でも来年の夏はイギリスに行きたいので、早く落ち着いて欲しいなあなんて結局自己中なだけの私です(汗)
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七月一日生

2005年07月29日 | 音楽(主に日本のHR?)
最近すっかり中華な話題ばかりですが(汗)またまた中華なアルバムの話です。
黒豹が参加しているオムニバスアルバム「七月一日生」を買いました。国内では今はなぜか中華に力が入っている(F4に力が入ってるんだと思いますが)HMVだけが取り扱ってました。
これ、てっきりイベントのライヴアルバムかと思っていたんですが、実は香港返還によせて各アーティストが曲を作ってるんですね、多分。それで黒豹もアルバム未収録の曲が入ってたんですね。
これは1997年7月1日、香港の中国返還に合わせて発売された、香港、台湾、中国のアーティストたちが参加しているアルバムなんだそうです。
1曲目にいきなり1977年に台湾で流行った?「少年中国」という曲が当時の録音で入っています。女性と男性のデュエットというか、最初に女性がゆったりとしたもの悲しい中華風のメロディで歌って、それに続けて男性が一転して明るい曲調でテンポも軽快?なメロディを歌うという、ちょっと変わった曲です。
ちなみにこの男性歌手の胡徳夫は4曲目に参加しています。ブルースっぽい歌い方のかなり上手い人ですね。
で、2曲目に、1曲目と同じ「少年中国」を黒豹がカバーしてるんですが、これがすごくいいんです!
二つのメロディのテンポを変えることはしないで、サビにあたる男性パートの音を1オクターヴ上げて、マーチ風のスネアドラムを入れることで曲調の変化を出しているのですが、これがすごく効いてるんですよね。カッコイイ!
キーボードがかなりフィーチャーされていて、フォン・シャオポーが懐かしい・・・やっぱりこの人のキーボード好きだぁ。
黒豹のセンスに感心するとともに、原曲のメロディの良さも再発見されていて、なかなか良い曲になってると思います。
なんと言っても秦勇のヴォーカルが上手いんですよねえ。
黒豹は最後にも「百年巨変」という曲を入れてますが、曲調がとても3rdアルバムの延長なのは時期的に当然なのですが、なんだか懐かしかったです。
黒豹以外では、亜龍大(ANODIZE)という香港のバンドがいいなあと思ったのですが、既に解散しているそうです。残念。
しかも、このアルバムを紹介されていたブログ様によると、亜龍大はハードコア系のバンドで、この曲はかなり珍しい感じの曲らしいです。んー、これで他のアルバムに手を出す可能性はなくなりました・・・(笑)
そのブログ様によると、この曲は北京語で歌われているとか・・・えー、北京語なのか! 確かによくよく歌詞カードを見ると、北京語なんだなあこれ。広東語だったらもっとわけわかんないもんなあ・・・
しかし、どう聴いても北京語の発音ではなかったんですけど・・・(汗)北京語を広東語風発音で歌ってんのかな(汗)
その次の趙一豪って人、曲はとてもよかったけど、信じられないくらい歌下手なんですけど・・・?(汗)
順番前後しますが、3曲目の崔健の曲は・・・ラ、ラップっすか(汗)うーん、やっぱりこの人には今イチついていけないなあ。
BLACK & BLUEという香港のバンドの曲は、メロディは結構いいんですが、チェッカーズかC-C-Bか、というようなイントロに目が点になってしまいました・・・(汗)まあ8年前だからなあ。
北原山猫という台湾の少数民族の人たちのユニット?の曲は、歌はメチャ上手なんですが、ロックなアレンジの演歌か民謡のようで、なんだか不思議な気分になりました・・・(笑)
あと、聴いていて思ったのは、香港のバンドと大陸のバンドってやっぱり雰囲気でわかるよなあ、ということでした。
香港のバンドはBEYONDをちょこっと聴いたくらいなのですが、どうも性に合わない・・・というか、ロックと思えない、というのがあるんですよね。(最近の日本のバンドにも感じることですが・・・(汗))
大陸のバンドには、どこか垢抜けないところがあるというか、独特の雰囲気があって、そのあたりが好きなのかもしれません。といいつつ、本当に気に入るのは黒豹くらいなんですけど・・・AGAINも参加していますが、大陸らしいなあと思いつつもう一歩だったりして・・・でも香港のバンドよりは好きかな。
まあ、8年も前のアルバムなので一概には言えないかもしれませんが。
しかし、香港のバンドは今はもう皆解散してしまっているそうで。AGAINはどうしてるのかな。
それを思うと、メンバーチェンジをしながらもバンドとして残り続けている黒豹って偉いかも。そのうちオリジナルメンバーがいないでバンド名だけ残って、サーベルタイガーみたいになったら悲しいけど・・・リー・トンさんがいるから大丈夫かなあ。
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BBCラジオドラマ21

2005年07月29日 | 指輪物語&トールキン
ミュージカルで盛り上がっているところですが(私だけか(笑))ラジオドラマも進んでます。ついにディスク2が終わりました。
まずはいよいよ・・・の滅びのき裂の場面。ここはよく聞きとれなかったんですが(汗)
フロドが原作どおりゴラムをひれ伏せさせる場面、イアン・ホルムの毅然とした演技がカッコイイです! イアン・ホルムのフロド、時々毅然としすぎかなと思ったりもしたのですが、やっぱりそれで正解だったのかなと。やっぱりすごいです!
サムとゴラムのやりとりはよく聞き取れませんでしたが(汗)トランスクリプトによると、フロドの「ゴラムにも何か役割がある」という言葉を思い出して、殺すことを思いとどまるようですね。「つ、つ、つち」はないみたい。
うーん、サムが哀れを感じて、というのではないのか・・・いや原作でも言葉に出してはそんな言い方だったかな? まあとにかく映画に比べたらはるかにいいですけどね(汗)ちゃんと「ゴラムの役割」が伏線になってるし。伏線として主張しすぎなくらいに・・・(笑)
フロドの「The ring is mine.」という台詞が、悲しみを孕んでいるような響きなのにはっとしました。イアン・ホルムはやっぱり素晴らしいです!!
う、うーん、これを聴いてしまうと、映画の「The ring is mine.」が、いかにもダークサイドに堕ちました~みたいな(すいません、旬なんで(笑))、かなり安っぽいものに思えてしまいます・・・(汗)
そしてゴラムと取っ組み合うのですが、ゴラムが「噛み切ってやる」とか言ってから噛み切るところがやっぱりラジオドラマかな(笑)
しかし、ゴラムが指輪を手にして喜ぶところは長すぎのような・・・。これが長ければ長いほど、誤って落っこちる、というのが不自然になると思うんですが・・・
でも、あんまりすぐに落っこちても唐突すぎるのかな・・・
この「ゴラムが誤って落ちる」というシチュエーション、映像とかにすると結構難しいかな、というのは実は感じてました。下手するとご都合主義に見えちゃうかな、という。
だからPJがやりたくなかったという気持ちもちょっとはわかるんですよね。ちょっとだけど(笑)
ラジオドラマでもやっぱり難しかったかなあ、というのが正直なところです。
指輪を棄てた後のフロドとサムは、これもあまり聞き取れなかったのですが、かなり原作どおりの感動的な会話を交わしているもようです。今度聞くときはもっとちゃんと聴き取るぞ!
サムの優しい様子にうるっと来ますね。ビル・ナイの声は結構ショーン・アスティンとも似ているのですが、大分感じが違います。逆に言えば、ショーン・アスティンでもこういうサムはできたはずだよなあ、ということになりますが・・・

コルマルレン野で目覚めたサムはガンダルフと再会、その後フロドとサムはメリーとピピンと再会しますが、二人はローハンとゴンドールのお仕着せは着ていないもよう。ちょっとがっかり(笑)
メリーが「フロドを塔にとじこめて書き取らせないと」という、後で出てくる台詞をここで言ってますね。原作ではここメリーの台詞ないもんなあ。
そしてなんとギムリとレゴラスとも感動の再会です。これはちょっと嬉しいかもなギムリファンの私(笑)
熱いエルフなレゴラスが「一番目に生まれた種族と2番目に生まれた種族がお祝いするよ」みたいな気の効いた?台詞を言っていたのが面白かったです(笑)
そして王様登場。原作どおりの「そうだよ、馳夫だよ。ブリー村からの道は長かったねえ?」が聴けて嬉しいけれど、この台詞、瀬田訳の方が優しくて好きだなあ。
それにしても馳夫さんの優しい声にうるうるなのでした。やっぱりラジオドラマのアラゴルンいいよ~!

場面変わって城壁に立つエオウィンとファラミア。グワイヒアたちがすぐに飛んできます。
サントラで聴いていたので知っていましたが、それにしてもグワイヒアの歌が裏声のおばさん声(失礼(汗))なのはなんだか違和感が・・・(汗)
他の場面ではたいていクールなファラミア、なぜかエオウィンにはメチャメチャ甘い喋り方なのでなんだか笑ってしまいます~(笑)対するエオウィンはクールなままなのがまた面白い(笑)エオウィンの声の人はいいですね!
そしていきなり戴冠式になったらしく、今度はクールなファラミアの台詞が。うーん、やっぱりクールなファラミアの声はカッコイイなあ。
映画でも戴冠式にはなんか喋ってもらいたかったですね・・・
その後、ガンダルフとアラゴルンが白の木を見つける場面が。アラゴルンが白の木の苗木を見つける場面で、アラゴルンのテーマの優しいメロディが流れるのが、すごくこの場面に合ってました!
そして、アルウェンがやってきて結婚式をやって(結婚式は出てきませんが)、フロドがアルウェンからペンダントをもらう場面が。
アルウェンの声が「お歳を召しすぎているような」という感想をあちこちで聞いていたのですが、う、うーん確かに(汗)

トランスクリプトで見てしまったのですが、次はいよいよセオデンの葬儀らしいです。早く聴きたいです(笑)
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