ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

MAKE-UPボックスセットMemories of Blue

2004年12月15日 | 音楽(主に日本のHR?)
発売からもう二週間も経ってしまいましたが(汗)ようやくMAKE-UPのボックスセットについて書く余裕が出来てきましたので、書いておこうと思います。
まずは、ケースが立派でびっくりしました(笑)いや、ちょっと前にイギリス製の、ボール紙でペラペラのボックスセットのケースを見ていたところだったので・・・(笑)
青いジャケットは海をイメージしたもので、後述の松澤さんのインストナンバーMemories of Blueのイメージのようです。確かにMAKE-UPのジャケットは青が多かったですが、空のイメージだったんですけど・・・でもとても綺麗なので満足です。
まずはブックレットを見ました。
写真は、思ったよりも良いのを選んでるなーと(笑)なかなか良い写真が多くて、写真が小さいのが残念なところもありました。
まあ、DVDには全てが映ってますけどね・・・(笑)まだ見てませんが。
ファンのメッセージは、もっと沢山載るのかと思ってました(汗)
面白かったのは、松澤さん、河野さん、信夫さんもちょこっとコメントしていた、各アルバムの曲解説ですね。なぜか「星矢1996」から始まった?ようですが・・・
一番笑ったのは、河野さんのTROUBLEについて、「メロディが変すぎて日本語の歌詞が乗らなかった」というコメントでしょうか(笑)確かに変かも(笑)その変さが好きですが(笑)
私が大好きなDIRTY MANについては、音楽理論もよくわからないでなんとか辻褄合わせて作ったとかコメントしてましたが、それであんな曲作れるんならすごいですよねえ。やっぱり天才だあ。
それから、今のところ未収録曲が入ったディスク5しか聴いていませんが(汗)
SHADOW ZEROは、いかにもなジャパメタで、さすがに時代を感じましたね。信夫さんの声が若くて新鮮(笑)
それを思うと、MAKE-UPの楽曲のほとんどが今でも古臭くなく聴けるのはすごいなあと思いました。
そして、松澤さんの新曲Memories of Blueなんですが。
最初に聴いた時、なんだか妙に聴き覚えがあって、「さすが松澤節は耳に馴染むなあ」なんて思っていたのですが(汗)聴き進むにつれて「あれ? 何で私こんな先の展開まで知ってるんだろう???」
ブックレットの、グアムでダイビングしていた時に云々という話を読んでいて、はたと気がつきました。これ、3年前にアコギで演奏していた曲だあ・・・(忘れていたあたりがなんですが(汗))
3年くらい前、当時松澤さんが一緒にDRAGON FLYというバンドをやっていた、南安秀さんと「おとん」というアコースティックユニットをちょこっとやっていた時期があったのですが、その時のライヴで演奏していたんですね。
アコギで聴いた時には、とても寂しくて悲しくなるようなイメージの曲だったのですよね。同じ海でも、静かに海中を漂っているようなイメージというか。
今回CDに入るに当たって、シンセサイザーとギターのロックバラードにアレンジされていて、もっと広大な海のイメージの壮大な曲に生まれ変わったかなあ、という感じです。
ちょっぴり残念だったのは、どうせなら河野さんがキーボード弾いて、二人でセッションみたいな感じだったらなあと・・・無理ですかねえ(汗)
最後の松澤さんのコメントを読んでいて、今でも隙あらばMAKE-UPやろうとチャンスを窺っているという話(意訳しすぎ・・・(汗))が嬉しかったですね。
いつかまたMAKE-UPが観られたり、新曲が聴けたり(無理?(汗))する日が来るのを気長に待っていよう、と思います。
それにしても、CD聴く暇が~(汗)イベント続きすぎで・・・(汗)早くゆっくり聴きたいです・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まだまだLotRシンフォニーのこと

2004年12月15日 | 指輪物語&トールキン
海外ではいよいよSEE発売で、観た方も続出のようですが、時流に逆らって(笑)まだまだLotRシンフォニーの話です。
昨日、ロンドンで初めて観た時に「期待しすぎていた」と書いたのですが、その「期待」の中に、シンフォニーというからには、サントラをつないだだけでなく、新しいフレーズが入っていたりするのではないか、というものがありました。
サントラのテーマやモチーフをもとに、全く新しい交響曲にしてある・・・という期待は、ウェリントンのプログラムの内容をネットで見た時から諦めていたのですが、それにしても少しは新しいフレーズがあるんじゃないかなあと。
でも、新しいフレーズはほとんど皆無、本当にサントラをつないだだけだったので、ちょっぴりがっかりしてしまったのです。ああ、交響曲というよりは、やっぱり映画音楽なのかなあと。
サントラ聞きまくっていたので、新しい曲を聴きたいという気持ちもありましたし(笑)
サントラのどのバージョンを採用するのかとか、どこをつなぐのかとか、面白い部分もたくさんありましたけど。
でも、その後Music from the MOVIESのLotRサントラ特集号を読んだりしているうちに、ちょっと考えが変わって来ました。
サントラのレコーディングのスタッフの話を読んでいたら、普通の映画音楽には、もっと「cue」(合図、でいいのでしょうか?)が多いのに(場面に合わせて、効果音のようにちょこっと音楽が流れるとか、そういう感じでしょうか)、ショアは全ての音楽を一つの曲として書いて来た、と話していました。そのあたりが、普通の映画音楽とはかなり違ったようです。(ギムリが槍の中に飛び降りる場面なんかはcueではないのでしょうか(汗))
編集の段階でも、普通は画面の編集が変わったらレコーディングした音楽を編集するもののようなのですが、ショアは全て譜面を書き換えてレコーディングし直したのだそうです。(TTTの終盤、音楽を編集しているらしき部分あるんですが・・・?)なので、音楽編集スタッフの仕事は、追加されたシーンの長さを計り、何分何秒音楽を追加したらいいか、というのをショアに提示することになったのだそうです。
このショアのマニアックなこだわりを読んでいてふと思ったのですが、ショアはLotRのサントラ自体を、ひとつの音楽として書いていたのではないかなあと。オペラを書いているようなものだと自分でも何度も言っていましたし、全ての音楽を映画の場面どおりに並べたサントラボックスセットの発売にも意欲的ですし。
そう思うと、あのシンフォニーのあり方にもなんだか納得できるような気がしてきました。あのシンフォニーは、ショアとしては完成版のつもりの、ボックスセットに収録される全サントラを縮小しただけのものなのではないかと。
一応映画の場面どおりに音楽は進みますが(一部さすがに編集されていますが)、場面の再現というだけでなく、音楽的な効果を狙った編曲もあるよなあと思いましたし。
第二楽章、第四楽章、第六楽章のはじまりが、初めて聞いた時にとても印象的だったんですよね。第二楽章の裂け谷のテーマの合唱の美しさには鳥肌が立ちましたし、(東京ではもう一息だったかな(汗))第四楽章のロリアン行進曲もカッコ良かったし(あの場面は好きじゃないけどコンサートで聞いてカッコイイと思った、という感想をよんで「よっしゃあ!」とか思ってしまいました(笑))、第六楽章の静かなスネアドラムの後のローハンのテーマを聴いた時の衝撃と言ったら・・・!!
第三楽章、第四楽章、第五楽章の静かで寂しい終わり方もとても好きです。特に第三楽章、指輪の誘惑のテーマの少年コーラスで妖しげに終わるのがとても好きです。
第六楽章の、息もつかせぬ展開も好きですね。サントラでは一番好きな「黒門開く」がないのは残念なのですが、あの展開ではなくても仕方ないなあと。
でも一番好きなのは第二楽章ですが。一番長いし(笑)やっぱりFotRが一番すきなのかなあと思ったりもしますが。
なんだかすっかりとりとめなくなって来ましたが(汗)要するにLotRシンフォニーが曲としてとっても好きになってしまったんですね。ロンドンのCD出ないかなあ、本当に。
とまあそんな訳で、まだまだLotRシンフォニーモードなのでした。そろそろラジオドラマに移行したいと思いつつも・・・(汗)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする