ぐらのにっき

主に趣味のことを好き勝手に書き綴っています。「指輪物語」とトールキンの著作に関してはネタバレの配慮を一切していません。

「一行の離散」vs「勇者サムワイズ」

2003年05月15日 | 旧指輪日記
またまたサントラの話です。
自分でFotRとTTTのサントラの比較?の話を書いたら、急にこの2曲を比べて聴きたくなって、続けて聴いてみました。
(CDでは「サムワイズ殿の決断」というタイトルになってますが、適切な訳でないと思うので勝手に訳しました(汗))
フロドが湖に漕ぎ出すシーンと、サムがオスギリアスで語りだすシーンに同じメロディーが使われている訳ですが、聞き比べてみたら、やはり「一行の離散」の方が、盛り上がって感動的な展開になってますね。
その後に「勇者サムワイズ」を聴くと、こじんまりとしたイメージかも。最初にCDで聴いて、「一行の離散と一緒だ」と思ったにもかかわらず、そんなに感動しなかったのはきっとそのせいだなーと思いました。
で、「一行の離散」では弦楽器にトランペットやホルンがかぶっているのですが、「勇者サムワイズ」ではその部分がやっぱりクラリネットなんですよね。地味になるはずです(笑)
途中メロディーは変わりますが、最後に「ホビット庄のテーマ」に戻るところで、「一行の離散」ではティンホイッスルの朗々とした音になりますが、「勇者サムワイズ」ではまたしてもクラリネット。もうとにかく地味です(笑)
でも、映画を観た後に改めて「勇者サムワイズ」を聴くと、そのしみじみとした地味さ?がじわじわと心に染みるなー、なんて思ったりしました。
そして、この2曲に共通しているのは、最後に「ホビット庄のテーマ」が出てくる時に、フロドが感動しているというか、勇気を得ていることではないかと、ふと思いました。
「一行の離散」ではサムの友情に、そして「勇者サムワイズ」では、サムに加えてファラミアが示した行為にも・・・なんて思うのは映画のファラミア贔屓の私の妄想でしょうか(笑)

なんて、サントラ考察がなかなか仕上がらないのでどんどんネタが日記に流出しております(笑)
いつかサントラ考察に同じことが書いてあるのを発見しても、どうか気にしないでくださいね(笑)

コメント
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