函館発「団塊オヤジの独り言」

団塊世代の心意気をブログから情報発信。
遊び心を入れて日々思うこと、感じることを徒然なるままに・・・・。

低気圧情報

2011年05月30日 03時52分41秒 | 暮らし
気になる台風2号は29日午後、四国沖で温帯低気圧に変わった。
そしてこの低気圧は、福島原発事故の被災地に向かう。
東海・関東は昼ごろまで雨、東北は一日雨の見込みである。

気象庁は、大雨や暴風を予測して警戒を呼び掛ける。
地震で地盤が緩んだ地域の土砂災害や浸水などである。
太平洋側では、雷を伴って激しく降る所も出るようだ。

福島第一原発発の黒い雨は、土砂災害や浸水どころではあるまい。
地震当日の3月11日には、メルトダウンしていた福島原発。
その時すでに、大量の放射性物資が放出されていた。

今度の低気圧のおかげで、さらに放射性物質が空中拡散。
それなのに放射能に対する注意、警戒情報が全くない。

おまけに、誕生会や政局でお忙しいセンセイたち・・・。
それぞれが、想定外で片づける?気楽さが腹立たしい。
未曾有の危機だというのに、果たしてこんな対応でいいのだろうか。

ドイツ気象庁による粒子分布シュミレーションの日本語版。
こちらの方が、余程マシで危機感が伝わってくる・・・。
大荒れの天気のおかげで、放射能散布は一目瞭然。

5月30日(月)・・・東京から仙台にかけての一帯では・・・。
比較的濃度の高い粒子の拡散が予想されるでしょう。
5月31日(火)・・・穏やかな東または北東の風に支配され・・・。
大気中の粒子は、主に福島から東京までの一帯に広がるでしょう。

チェルノブイリの何百倍ものウラン燃料が、そこ福島にある・・・。
それなのに、のほほんとして万が一対策を怠っている日本。
手抜きのシッペ返し、これまた大きいものがあるはず・・・。

いまや人災ならぬ、カン災とまで言われ始めたが、どうするつもり?

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