函館発「団塊オヤジの独り言」

団塊世代の心意気をブログから情報発信。
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北海道新聞記者を刑事告発

2011年05月29日 05時43分28秒 | 不正
どうしてもこのことを書いておきたい・・・ということで本日は、2題目の投稿。
道警の元総務部長という最高幹部が、北海道新聞記者を告発した。

取材をしないで、虚偽のことを書かれて名誉を毀損されたとする。
民事裁判は、道新取材班の著作「追及・北海道警『裏金』疑惑」(講談社文庫)と同班らの共著「警察幹部を逮捕せよ!泥沼の裏金作り」(旬報社)に遡る。

裁判の経緯は、「市民の目フォーラム北海道」のホームページでも詳しく紹介してきた。
同ホームページの警察関連訴訟コーナーでは、「道警vs道新訴訟」として掲載中。

要は、書籍を書いた道新記者2人と北海道新聞社。
そして本を出版した旬報社、講談社への損害賠償請求事件である。
一審、二審ともに原告が勝訴したが、現在、双方が最高裁に上告中である。

そんな最中に原告が、新たに道新記者1人を偽証罪で札幌地検特別刑事部に告発した。
内容は、民事訴訟の証人尋問で虚偽の答弁をしたと訴えたのである。
しかし、道警裏金の実態を知悉している自分としては、この告発に違和感を覚える。

原告は裁判で、「自分は警察官時代に裏金を懐にしたことはない」と証言したはずだ。
その証言は、私に言わせれば真っ赤な嘘だ。
警察の最高幹部として、裏金の美味しさを思う存分に味わったはずだ。
それなのに、裏金に手を染めたことはないだって・・・。

そんな自分の嘘を棚に上げて、道新記者を刑事告発する・・・。
私には、その心情がとても理解できない。
咄嗟に、「目くそ鼻くそを笑う」という言葉を思い出した。

人生いろいろ、嘘もいろいろ・・・しかし人間、正直に生きたい・・・。
嘘で塗り固められた人生に、どれだけの生き甲斐があるというのだろうか。
輝きもない、味気もない人生・・・私の性格にはとても合わない・・・。

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