第6点目は、こう。
和田医師は、高齢医療の臨床の現場では、こう話すそうな。
70歳を過ぎたらやりたい放題を勧めている。
健康診断の数値に一喜一憂して食べたいものを我慢する。
そんなことはお止めなさい。
食べたいものを食べ、マインドリセットしましょう。
食べたいものを食べないとストレスが溜まる。
結果、免疫力も落ちてしまう。
たばこや酒も、同じことが言える・・・。
実際、和田医師が勤務した病院に併設された老人ホーム。
ここでは、喫煙者と非喫煙者の生存曲線に差がなかったそうな。
むしろ、たばこを吸ってストレスを溜めずに人生を謳歌。
そうすれば、癌の発症リスクを低くすることもある。
そのようにマインドリセットすることが大事だと言う。
和田医師が上梓した書籍「幸齢者」が、面白過ぎる。
第7点目の指摘は、こんな塩梅。
現役世代なら我慢しなければいけないこともある。
しかし、70代になったら気にしない。
「やりたい放題」こそが健康の秘訣になる。
そう言っても過言ではない・・・。
高齢になると、「健康のために遊ぶ」「健康のためにお金を使う」。
そのことが、想像以上に大きな意味を持つようになって来る。
日本では、高齢者は地味に暮らすのが当然だと思われている。
だからややもすると、年金でカラオケに行くのはいかがなものか?
年金生活者がパチンコに行くとはけしからん等など。
しかし外に出て遊ぶことで、前頭葉が刺激されるそうな。
結果、楽しむことで免疫機能にも良い影響を与えることが出来る。
ですから、むしろ「お年寄りはもっと遊べ❗️」と言うべき。
感情の老化を予防するには、年をとるほど強い刺激が必要。
脳の老化によって弱い刺激には反応しにくくなる。
そのことに加えて、積み重ねた人生経験から・・・。
多少のことでは心に響かなくなる。
先が読めてしまうと、刺激が失せるだけではない。
興味や関心までも色褪せる・・・。
だから今まで以上に、意識して強い刺激を与えてくれる遊び。
それをした方が良い・・・(続く)。