今度は、武器輸出３原則の例外適用

最高裁が一票の重みを指摘して、選挙は違法とした。
そんな裁判のルールを無視しながら、特定秘密保護法が成立。
そして共謀罪新設計画、あわよくば憲法改正を狙う政治劇場。

主役争いの劇場では、役者たちが八面六臂の活躍で・・・。
１つずつ、既成事実が積み重ねているような冬景色。
そして今度は、武器輸出三原則の例外運用の登場である。

陸上自衛隊の弾薬が、国連を通じて韓国軍に譲渡された。
その理由は、事態の緊急性にやむを得ず対応。
加えて、悪化の日韓関係にプラスとなる・・・。
そんな思惑・計算も働いたらしいと囁かれる始末。

美しい国では、これまで武器・弾薬の譲渡は・・・。
想定していない、と頭から否定してきた。
あぁ、それなのに国連平和維持活動協力法を根拠に・・・。
例外運用の扉を開いてしまった・・・やばいなぁ～。

振り返れば指揮官は、「日本を取り戻す！」と豪語して憚らない。
その日本を取り戻す！って、ひょっとして終戦前の日本？
治安維持法で特高警察が大活躍した時代に逆戻り？

まさかぁ～と思いたいが、今は、こんな空気が漂うということ？
「由らしむべし知らしむべからず」への地ならしは着々？
為政者は、国民を施政に従わせれば良いのであり・・・。
その道理を、いちいち国民に分からせる必要はない・・・か。

何でもありの「何とかミクス」・・・乱暴過ぎる景色である・・・。