きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

公務員が公務の重責を忘れてはいけない

2012-04-24 10:27:47 | Weblog
公務員が公務の重責を忘れてはいけない     (012.04.24.)

公務員は、国民に奉仕すると言う尊い重要な仕事が課せられている。だから公務員は、一般国民の仕事と違って、それなりの待遇が税金によって全てが賄われている。

長崎県で起きたストーカー殺人事件で、千葉県警が被害者の訴えに迅速に対応せず、事件を防げなかった事で、再検証を行い公表して謝罪したが、問題は、習志野署に届け出た被害者女性の相談を、受理せず「1週間待ってほしい」と先延ばしした事である。そして、習志野署はその間に北海道旅行に行き、事件は、戻って来て数日後に起きたのである。

事件の起きたのは、昨年の12月16日で長崎県西海市の山下誠さん(58)方で妻の美都子さん(56)と母の久江さん(77)が刺殺され、長崎県警は山下さんの三女(23)の元交際相手、筒井郷太郎容疑者(27)=鑑定拘留中=を殺人容疑で逮捕した。
筒井容疑者は千葉県習志野市に住んでいた三女と昨年2月頃から交際をしていたが、三女宅に居座って暴力を振るうようになった。山下さんは同年10月30日に三女を長崎県の自宅に連れ戻したが、筒井容疑者のストーカー行為に付いて、千葉県警(習志野署)、三重、長崎の3県警に相談や通報行っていたのである。

最初の検証結果では、旅行の事実が盛り込まれておらず、その影響は過少評価されていて、いた、しかし、1週間遅れの旅行の影響が、3県の連携や対応の遅れに影響がないとは言えず、再検証では、国民の視点で評価してないと断じられ、警察庁や千葉県警の部長クラスの更迭が行われ、更に、習志野署の大場仁志所長は23日付けで退職させる処分となった。

事は、習志野署の問題だけではなく、此のところ警察の不祥事が多い事が言われている。
また、一般公務員にしても、昔の様に、公務員が公務員として、国民に奉仕すると言う感覚が無く、国家の公務を預かる尊い仕事であると言う自覚が足らないのではないでしょうか。

公務員が、もっとプライドと、自身を持って、仕事が出来る様な環境にも注意しなければならないが、国民の意識を重視した目線を忘れてはいけないと思います。
(えびなたろう)