きまぐれ発言

日々変化する世の中をみて、私はこう思う。

野球選手の契約金問題

2012-03-18 09:32:54 | Weblog
野球選手の契約金問題       (012.03.18.)

プロ野球選手の契約金が年々上昇し、良い選手を取ろうとする球団は金に糸目を付けず取り合いをする。従って、金のある球団は良い選手を集め、貧乏球団は良い選手が取れない、そこで考えられたのが、現在のドラフト制が考えだされ、更に契約金も新人選手の契約金は最高でも1億円程度とし、出来具合によってはプラス5000万円までが標準と認める事に決めたのである。

言い出したのは、プロ野球界の老舗と言われた、読売球団で、読売球団が言い出したからには他の球団は、それに従うと言うのが、日本球団の習わしで、各球団もお金の話では経営を揺るがす契約金には苦慮しており、良い選手も公平に“くじ引き”で独占交渉権を得ると言う公正を規した制度に賛成を示して来た。

所が、朝日新聞の調査によると読売巨人軍の6選手が、合計36億円の契約金に成っており、6選手に付いては最高標準を超えて居る状態で、他球団からルールを違反しているのではないかと言う異論がでたと言う事である。

読売球団側は、記者の取材に対し「個別の選手の契約金は申し挙げられないが、標準額は07年までは上限と決めたわけではなく、07年までに契約した選手は構わないと言う事で、決して違反はしていない」と言っている。

判明した超過額の選手は、阿部選手の10億円、野間口選手の7億円、高橋選手の6億5000万円、上原選手と二岡選手の5億円、内海選手の2億5000万円で二岡選手は退団時の功労金7000万円と出来高払いとして3000万円と言う契約になって居たと言う。

細かいところまでは、余り調べては居ないが、読売巨人は他の球団と違って、リーダー格の球団で、私の言いたい事は、もっと自覚を持ってもらいたいと思う事である。
自分から言い出して、そのルールも守れない様では、「巨人の言い出す、例の横車だ!」と言われても仕方がない所だろう。

巨人には「ナベツネさん」と言う自分勝手な事を言う「爺さん」がいる。この人が一人君臨していて、球団の代表と言えども、「吹けば飛ぶ存在でしかない」と言う一党独裁の球団である。
しかし、野球と言うゲームの中で、ファンと言う人気の商売では、ある種「悪役」と言う人物も必要なのかも知れない。私も、ナベツネさんのおかげで、「アンチ巨人」に属する一人で、その意味では、お金の無い弱い球団が巨人を負かしたときは気持ちの良さを感じる。これも将にナベツネさんの球団経営の魔術の中に取り込まれているのかも知れない。
(えびなたろう)